旅行に行っている間にSMAPが解散か!みたいな話がネットニュースに流れて
「えええ?結局そうなったか・・」という虚無感みたいな感覚に襲われました。
オツトも同じだったようで「解散かぁ・・」と。
そう。「解散かぁ」なのですよね。
きっといい大人ですからもう限界なところもあるでしょうし、無理して続ける義理もない。
それでいいとも思うのです。
でも芸能界であれだけ頑張れたアイドルは今までいなかった。
アイドルだけどアイドルじゃない彼らは、アイドルのパイオニアだったんですよね。
40過ぎて「アイドル」なんて痛々しい称号のはずなのに、彼らには似合う。
凄いことだと思うのです。
海千山千の芸能界でトップを走る彼らはやっぱり特別だったと思う。
だからこそ、無理が来たならもう止めてもいいよとも思う。
彼らの歌は決して上手くないし、ダンスも別段上手くもない(笑)
アイドルという世界ではその面においてトップではないと思う。
でも愛されてきた。
その実績は揺るぎないもので、誰もがそう簡単に超えられないとも思うのです。
たかが、アイドル。たかが、SMAP。
でも現役閣僚に発言させ、新聞のトップ記事にさせる彼らはやっぱりすごい(笑)
ワタシは別にファンでも何でもないのです。
ですが、彼らの歌には色々な思い出が詰まっていたりします。
森君引退のスマスマを見てもらい泣きした記憶は、
初めて一人暮らしをした部屋の思い出とリンクします。
SMAPのベスト盤には、同期が好きな同僚から告白されるのを待っている
というとても可愛い思い出とリンクします。
「SHAKE」には弟の買った車を運転させてもらって
壁にぶつけた思い出(しかも同期の結婚式のホテルの駐車場・・)もリンクしています。(おい!(笑))
色々な楽しい思い出がワタシの中のSMAPにはあるのです。
「いつかあなたたちが大きくなったら、SMAPとドリカムのコンサートは一緒に
行こうね」
と娘たちに話していました。
その約束は果たせなくなりそうです。残念。
何を書いているのかまとまらなくなってきましたが。
彼らがギブアップするなら、それはそれでいいのです。
無理してまでSMAPを続けるなら本末転倒。
でも、ワタシにはSMAPにまつわる楽しい思い出も沢山あって
それももうここで途切れてしまうのだなという事実が寂しいだけなのです。
そもそもSMAPの名前について教えてくれたのは
マスコミの仕事をしていた父でした。
仕事先で聞いたというその由来を、
芸能人などバッサリ切り捨てる父が「今度広告で使う人たちだから」
と情報を仕入れて得意げに話していたことを今でも覚えています。
確か、ワタシが高校生の頃だったと思う。
そんな昔からSMAPは存在したんですよ。
そりゃ寂しいの一言くらい言わせてくれ(笑)
もっともっと世の中には大変なこともあるし、芸能人の解散に
一喜一憂している場合でもないでしょう。
でも、やっぱりね。寂しいんです。
オツトも同じなのです。
「自分の思い出と共に存在していた人たちがいなくなる」ということが。
時代の終わりみたいなものを感じるんでしょうね。
郷愁、なのかな。
5人がこれからも元気で活躍できますように。
SMAPで一番好きな歌はやっぱり「SHAKE」だね!