昨日の横審が会合で「来場所、稀勢の里が優勝か準優勝なら横綱への昇進もありうる」と話が出たそうですね。
もちろん優勝は全勝しかないでしょう。14勝では2場所で27勝にしかなりませんから当然見送りになるでしょう。
相撲業界用語で、「家賃が高い」と言う表現がありますが、折角昇進したのに、まだ実力がその位置に達していない時に言われます。一方で、役(位置)がその位置にふさわしい相撲を取らせるという言い方もあります。昇進したら見違えるような相撲ぶりを見せる時に言いますね。
貴乃花が引退以来、日本人力士の横綱は出ておりませんし、先日も触れたように、優勝は栃東以来絶えて久しく、とうとう国技館での優勝掲額がなくなってしまったそうです。
しかしと言って、粗製濫造はいけません。2場所連続優勝かもしくはそれに準じる成績が条件ですから、これは厳しく守ってもらいたいものです。
今場所の稀勢の里は13日までは、横綱相撲を取っていました。一歩も下がらず相手を押し込んでいく、しかも腰を落としての万全の寄りを徹底しましたから、この取り口を徹底して守ってくれれば、早晩横審が期待する日がやってくるでしょう。
横綱昇進の条件の2場所連続優勝といえば、日馬富士が全勝を2場所成し遂げ文句なく横綱に推挙されましたが、その後がパッとしない場所もあり9勝6敗に終わることもあり、正直横綱の敷居はまだ高いのかな?と思わせました。
今の昇進の条件ができるまでは、お情けと言っては語弊がありますが、同程度の成績を残した力士が同時昇進という幸運に恵まれたことがありました。大鵬関が昇進した際の柏戸関がそうだったと思います。しかし彼は昇進後は対大鵬関には分が悪かったようですが、それなりの務めは果たしてくれました。
稀勢の里はまだ26才だったと思います。師匠だっ隆の里は30才で日の下開山になりました。それに稀勢の里は身長・体重ともに他力士より上回る、いわゆる天賦のものを持っています。惜しむらくは若干気が弱いというか、ここ1番という時に緊張しすぎることがありますが、今場所がよい試練になりました。
どうか横審も甘いお情け?のような推挙はやめて、文句のない成績を挙げた段階で横綱にしてやってください。お願いします。
もちろん優勝は全勝しかないでしょう。14勝では2場所で27勝にしかなりませんから当然見送りになるでしょう。
相撲業界用語で、「家賃が高い」と言う表現がありますが、折角昇進したのに、まだ実力がその位置に達していない時に言われます。一方で、役(位置)がその位置にふさわしい相撲を取らせるという言い方もあります。昇進したら見違えるような相撲ぶりを見せる時に言いますね。
貴乃花が引退以来、日本人力士の横綱は出ておりませんし、先日も触れたように、優勝は栃東以来絶えて久しく、とうとう国技館での優勝掲額がなくなってしまったそうです。
しかしと言って、粗製濫造はいけません。2場所連続優勝かもしくはそれに準じる成績が条件ですから、これは厳しく守ってもらいたいものです。
今場所の稀勢の里は13日までは、横綱相撲を取っていました。一歩も下がらず相手を押し込んでいく、しかも腰を落としての万全の寄りを徹底しましたから、この取り口を徹底して守ってくれれば、早晩横審が期待する日がやってくるでしょう。
横綱昇進の条件の2場所連続優勝といえば、日馬富士が全勝を2場所成し遂げ文句なく横綱に推挙されましたが、その後がパッとしない場所もあり9勝6敗に終わることもあり、正直横綱の敷居はまだ高いのかな?と思わせました。
今の昇進の条件ができるまでは、お情けと言っては語弊がありますが、同程度の成績を残した力士が同時昇進という幸運に恵まれたことがありました。大鵬関が昇進した際の柏戸関がそうだったと思います。しかし彼は昇進後は対大鵬関には分が悪かったようですが、それなりの務めは果たしてくれました。
稀勢の里はまだ26才だったと思います。師匠だっ隆の里は30才で日の下開山になりました。それに稀勢の里は身長・体重ともに他力士より上回る、いわゆる天賦のものを持っています。惜しむらくは若干気が弱いというか、ここ1番という時に緊張しすぎることがありますが、今場所がよい試練になりました。
どうか横審も甘いお情け?のような推挙はやめて、文句のない成績を挙げた段階で横綱にしてやってください。お願いします。