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衆参のちょっとした違い(特別委員会の設置-その1)

久々に、「衆参のちょっとした違い」シリーズです。

特別委員会の設置については、これまで「特別委員会の設置-その1」「特別委員会の設置-その2」「特別委員会の設置-その3」で紹介してきたところですが、今回は、衆参で特別委員会設置の対応が異なった例を概観していきたいと思います。

平成以降、特別委員会の設置で衆議院と参議院が異なった対応をした例は幾つかあります。

審査のための特別委員会の設置については、衆議院から法案が送付されない場合、参議院において特別委員会を設置する必要がないためです。

よって、衆議院で特別委員会を設置したのに、参議院で設置しなかったという例の方が多くなります(次回紹介します)。

他方、参議院で特別委員会を設置したのに、衆議院で設置しなかった例は、これまで4回しかありません。

[審査のための特別委員会を参議院のみ設置した例(平成以降)]

○平成8年 第136回国会 海洋法条約等に関する特別委員会(30名)
○平成9年 第140回国会 臓器の移植に関する特別委員会(35名)
○平成11年 第145回国会 国旗及び国歌に関する特別委員会(25名)
○平成29年 第193回国会 天皇の退位等に関する皇室典範特例法案特別委員会(25名)


次に、参議院では特別委で審査された法案が、衆議院でどの委員会に付託されたのかを見てみたいと思います。

平成8年 参:海洋法条約等に関する特別委、衆:運輸委員会・農水委員会・科学技術委員会・外務委員会
平成9年 参:臓器の移植に関する特別委、衆:厚生委員会
平成11年 参:国旗及び国歌に関する特別委、衆:内閣委員会
平成29年 参:皇室典範特例法案特別委、衆:議運委員会

[衆参のちょっとした違いシリーズ]

衆参のちょっとした違い(本会議場の議席数とその配置)」 平成27年4月4日
衆参のちょっとした違い(本会議の出欠)」 平成27年4月5日
衆参のちょっとした違い(記名投票とは-その2)」 平成27年4月15日
衆参のちょっとした違い(総理入り委員会質疑の風景)」 平成27年6月17日
衆参のちょっとした違い(本会議-その1)」 平成27年8月16日
衆参のちょっとした違い(本会議-その2)」 平成27年8月17日
衆参のちょっとした違い(本会議-その3)」 平成27年8月18日
衆参のちょっとした違い(先例冊子等の呼称)」 平成28年2月28日
衆参のちょっとした違い(常任委員会の名称)」 平成28年3月14日
衆参のちょっとした違い(常任委員会の所管)」 平成28年3月16日
衆参のちょっとした違い(議院運営委員会-その1)」 平成28年4月10日
衆参のちょっとした違い(議院運営委員会-その2)」 平成28年4月11日
衆参のちょっとした違い(傍聴規則-その1)」 平成28年4月28日
衆参のちょっとした違い(傍聴規則-その2)」 平成28年4月30日
衆参のちょっとした違い-国会事務局の定員」 平成28年6月24日
衆参のちょっとした違い(閉会中審査・継続審査-その1)」 平成28年6月26日
衆参のちょっとした違い(閉会中審査・継続審査-その2)」 平成28年6月28日
衆参のちょっとした違い(VODの公開期間)」 平成29年1月26日
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