nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

虹の架け橋

2012-11-10 20:35:43 | 写真

夕方、ビデオ編集の手を休め、ふと窓の外を見ると真っ赤な光が西の空低くから真横にさしていました。 

良く見ると雨がポツポツ降ってます。 妻に洗濯物の取り込みを頼まれていたので、これは一大事とばかりベランダに出ると、反対の東の空に大きな虹が架かっていました。

くっきりとした2重になった虹でした。

なんか良い事が起きそう。


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床暖房運転開始

2012-11-10 12:09:26 | 建て替え新築

以前にも何度も書いていますが、新しい家には床暖房が入っています。

先週のブログに、山に雪が降った事は書きましたが先週末は朝の気温が5度を下回る状況でした。

それでも、室温は17.5度ありましたが妻の両親が土曜日に泊まりに来る事になっていたので2日金曜日の夜から試運転兼て床暖房の電源を入れました。 

一条工務店の「夢の家」仕様の場合、驚くような低価格で全館床暖房が入れられます。 他メーカではリビングだけ入れるのに2××万円とか云われましたから驚きです。 

一条の床暖房は温水循環方式です。 エアコンと兼務の室外機でお湯を沸かします。室外機は単相200Vで動きます。

室外機の蓋を開けるとピンクの不凍液の入ったタンクがあり、初めての運転開始時は先ずはその量をチェックする必要があります。 

満タン状態でしたので安心しました。極端に減っていたりしたらどこかで漏れている可能性もある訳です。

でも、工事中のブログにも書きましたが、各ブロック毎に繋ぎ目のない一本のチューブで引き回していますし、不凍液を入れる前にチューブに空気の圧力を掛けて2週間くらい放っておいて圧力が下がったりしないか検査をしていますからそんな事はまず心配ない訳です。

工事状況に興味のある方は以前のブログもご覧ください。(下記文字クリックで開きます)

 参考1  参考2  参考3

屋内には室外機で温められた不凍液を4ブロックに分けた区域に分配する制御盤があります。

ただ単に流しているのではなく、ブロック毎に温度管理や栓の開け閉め(床暖房のON/OFF)が管理できます。

これが、その制御を行うリモコン部です。

今はAブロックの制御画面になっていますが、24時間タイマーで一重の輪の部分はセーブ温度設定での運転時刻で二重の輪の部分は通常温度設定での運転時刻です。この画面上にはありませんが、輪が切れた部分は温水をストップする設定となります。 一条工務店の工場見学の際に頂いたデータによれば、停止時間を作るより連続運転した方が電気を使わないという実験結果がありましたので、とりあえず停止時間は無くしセーブ温度運転にしました。

私の場合、通常水温=25度、セーブ水温=20度にしてみました。

さて、気になる室温と電気の使用量についてのレポートです。

●床暖房運転による室温

 上記の水温設定状態でここ1週間確認しましたが、夕食準備のIHクッキング等による熱源が少しでも加わると室温は22度~23度になります。 この時期の服装では食事などすると少し暑く感じます。

熱源が無くなっても就寝まで全館何処も21度以上あります。

朝6時頃の日が登る一番寒い時間に温度計を見ても20度前後です。

勿論、床もポカポカとは行きませんが、素足でも冷たさを感じません。

足をポカポカしたいなら水温を30度くらいに設定すればなりますが、暑くてたまりません。 何故かって?床からの輻射熱で顔がほてってしまいます。(実験済)

●電気の使用状況

 試運転を始めた2日の日は初めての運転で水温が低かったのでそれを温めるのに大分電気を消費しました。

しかし、連続運転をしていると徐々に電気の使用量が減り、運転開始前とさほど変わらなくなりました。(11月1日の値がほぼ運転前の我が家の通常使用量です)

 

運転前(10/29)の一日間の消費電力(明け方多いのは給湯器の動作)

運転後(11/9)の一日間の消費電力

一度水温が安定してしまうと、日中はセーブ温度での運転なので、殆ど床暖房による電力消費はありません。(日中は電気を使わず高く売電して、夜間・深夜の安い電力を使うのが賢い方法です)

 ●床暖房はすばらしい。

 一条の床暖房はこんなメリットがあります。

 ①驚くような低価格で全館(階段を除く)に床暖房が入れられる

 ②家の中の温度差が無いので脳卒中などの疾患を起こしづらい(廊下、トイレ、お風呂も暖かい)

 ③エアコンと違って風が起きないので埃が立たず空気が綺麗

 ④灯油などによる有害な排気ガスが一切無い。

 ⑤室温だけでなく、床からの輻射熱で暖かさを感じるので水温を高くせずに済むので省エネ

 ⑥「夢の家」仕様のため、床、天井および外壁内のEPS材の適用および樹脂サッシによる充分な断熱設計がされているので、熱が逃げずに非常に省エネ

 ⑦24時間換気システムの熱・湿度交換機能が非常に高効率な装置を使用しているため換気による熱のロスが非常に少なく外気温に左右されずに室温を保てる

結局、⑥⑦あたりがプアだと、折角の床暖房も「金食い虫」となって使わなくなってしまう人も居るようです。(実際、近所の知り合いの家は床暖房にしたものの電気代がすごくて使っていないそうです)

この手の話しは夏に家の建築を検討した人は逃しがちですから気を付けたいですね。


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