赤ショービンを求めて、やんばるに、行きたいのだがー。
来週はちょっとした遠出をするが、ひょっとして遭遇することがあったらいいと思う。ヒューヒョロロの鳴き声をまた聞くことができたら幸いだね。赤い姿もいいが、ヒューヒョロロの鳴き声に魅せられている。
赤ショービン
ヒューヒョロロ
ヒューヒョロロ
君が身近で鳴いた朝
思わず身を乗り出した
静けさがあたりを包む朝6時前
小鳥たちが一斉に鳴き出す午前5時15分頃
首里の杜に来ていたのだ
遠くミンミン蝉の鳴き声も聞こえてくる朝
初夏から真夏に向かう梅雨時
あれから遠い時間の川を泳いできた
遠い遠い日々が昨日のように思える日々
小鳥の鳴き声が他人事に思えた日々
突然はっとして驚く時の季節
「赤ショービンがやってくるのは露時なのよね」
と言った母はいない
カワセミは川の近くにいて
その昔物語を祖母から聞いた
祖母の顔
水際で生きていく小鳥たちの世界
水をいっぱい身体に取り込んで生きているわたしたち
水は命の母
ヒューヒョロロ ヒューヒョロロ
ヒューヒョロロ ヒューヒョロロ
君の鳴き声が聞けてよかった!