スカイディグニティを淀の長丁場で買える理由

2012-10-17 20:07:42 | 血統予想

昨日もブログの検索キーワードのベスト3は「ユウキソルジャー、望田潤、フェデラルホール」、こうやって並ぶと私も菊の伏兵みたいで気分いいですな~(・∀・)

この2頭については下記エントリを参照していただくとして、ここでは伏兵その3のスカイディグニティについて少し
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2009104836/

この馬はGraustarkとAllegedを通じるRibotとFlower Bowl≒Determineのクロスなので、フジキセキ産駒の半兄ゴールデンダリアと比べるとたしかに加速が重厚なのですが、一方で脚が長くて意外に柔らかみのある動きができるのは、母系に入るBold Bidderのナスキロ柔さがONになっているからでしょう

タニノギムレットはSicambreクロス+Grey Sovereign(グレビオ的斬れ)の母から、マヤノトップガンはBlushing Groomから、サニーブライアンはPrincely Giftから柔らかな体質を受けていて、前駆や首を大きくしなやかに使え、だから急坂小回りの捲りが身上のRoberto系ながら、東京や京都外でロングスパートや追い込みがきいたのです

一方でファレノプシスなんかは典型的なRoberto的走法で、東京や外回りでは超スローのダッシュ勝負でしか勝てませんでした(そのぶん急坂小回りの加速は上記馬たちより上)

Bold Bidderのナスキロ柔さがONになっていて前駆の駆動がスムーズで、京都の下りでも(ビッグウィークのような11.8-11.8-11.8のようなラップなら)スパートがききそうなところ、これがスカイディグニティのいいところじゃないですかね~

ナカヤマフェスタが母のHis Majestyクロスの重厚さを受け継ぎつつ、脚捌きそのものはきれいで東京でもソコソコ斬れる脚が使えたのとも重なる部分があります

なぜサッカーボーイ血脈が淀の長丁場で強いのかというと、ディクタスのスタミナとノーザンテーストの我慢強さだけでなく、Princely Giftの柔らかさを受け継いで、前駆を上手に使って下りからスムーズに加速できるからなのですよ

ユウキソルジャーの配合~トーホウアランか、アルナスラインか
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/32d09defb236f13874a52d6e519c0408
土曜のレース回顧~もぎとった最終切符
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/385f0a907b88a7e640d322c40b03485d
土曜のボツ予想~ナカヤマフェスタ的配合に挑戦状を叩きつけるオルフェーヴル的配合
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/a09b65c9697d52f7d0185d1483f36631


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2 コメント

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もっさんもっさん (ダンディ“平九郎”さっさん)
2012-10-17 21:03:49
下記エントリー、リンク抜けてます
(^。^;)
返信する
Unknown (MJ)
2012-10-17 21:09:52
さっさん、いつもすんませんね~
完全に忘れてた(^ ^;)
返信する

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