10/14,15の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2017-10-16 10:36:38 | POG

■『ディープインパクト好配合リスト(2017)』で望田潤が推奨したマウレア(牝2歳)が土曜東京5Rの新馬戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

◎マウレア(牝・母バイザキャット)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015101373/
アユサンの全妹で、母母Buy the FirmはGood Example≒War Relicのニアリークロス4×4を持ちトップフライトH(米G1・ダ9F)に勝った。ディープ×Storm CatはSir Ivor≒Terlinguaのニアリークロスで柔らかく出すぎるきらいがあるので、母母にWar Relic的なパワーを入れるのがセオリーだ。(望田)

■『ディープインパクト好配合リスト(2017)』で望田潤が推奨したオハナ(牝2歳)が日曜東京3Rの新馬戦(芝1600m)を勝ち上がりました。

○オハナ(牝・母ハウオリ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104456/
キロハナやハナレイムーンの全妹。母母ノースフライトは安田記念やマイルCSに勝った女傑。キロハナは3度の長期休養を挟みながらも7戦4勝と高い能力を見せており、ハナレイムーンも重賞で掲示板に載りつづけている。全体にHyperionが強い配合で、牝馬だと小柄に出すぎる心配はあるのでそこは要チェックポイント。(望田)

■『ディープインパクト好配合リスト(2017)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したフォックスクリーク(牡2歳)が日曜京都5Rの新馬戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

○フォックスクリーク(牡・母クロウキャニオン)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104763/
おなじみのディープ×クロウキャニオンで、カミノタサハラ、マウントシャスタ、ボレアス、ベルキャニオン、ラベンダーヴァレイ、クリアザトラックの全弟。走るディープ産駒の教科書的な配合だが、ナスキロのクロスやBurghclere≒Aureoleのニアリークロスを持つだけに、牡駒が芝中距離で成功しやすい配合でもあるだろう。(望田)

◎フォックスクリーク(牡・母クロウキャニオン)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015104763/
ボレアス、マウントシャスタ、カミノタサハラ、ベルキャニオン、ラベンダーヴァレイの全きょうだいにあたるおなじみの血統。これで6年連続の指名となる。過去、全兄5頭はすべてPOG期間中に2勝以上を挙げているので確実性が高い。母方に入る Caerleon、Vaguely Noble は父とニックスで、「ディープ×フレンチデピュティ」もショウナンパンドラ、ウリウリ、マカヒキなど活躍馬が目白押し。(栗山)

■土曜新潟8R500万下 ミッキーグローリー(ディープ・栗山)
■土曜東京11R府中牝馬S2着 ヴィブロス(ディープ・栗山&望田)
■日曜新潟10R粟島特別 エイシンティンクル(ディープ・望田)
■日曜新潟12R寺泊特別 トゥザクラウン(POG・望田)
■日曜東京12R神奈川新聞杯 ペイシャフェリシタ(POG・望田)

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下記エントリ「17年POG開幕前に、ディープ×Storm Catの復習を少し」で書いたように、ディープインパクト×Storm Catの組み合わせは、JRA出走43頭で32頭が勝ち馬、勝ち馬率74%で一頭平均賞金約6800万円(ディープインパクト産駒全体が勝ち馬率62%で平均賞金3840万円、いずれもTARGETのデータ)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/800f325a4d434540f6e95071bc38ccb0

この黄金配合の根拠は、下記のようにSir Ivor≒Terlinguaのニアリークロス(Sir Gaylord≒SecretariatとAthenia≒MenowとSir Gallahadが共通)によって主に説明でき、両者のナスキロ柔さ、日本の高速芝をしなやかストライドで走るような体質走法がよく伝わる配合といえます(だからエイシンヒカリ、リアルスティール、キズナ、ラキシス=サトノアラジン、アユサンと、この配合は大箱のG1しか勝ってない)





「ニアリーなクロスならば、5/8ぐらい同じならば何でも評価するんですか?」とよく聞かれるんですが、「全きょうだいクロスや3/4同血をふつうのクロスより評価する」というのが配合史的思考で、それはつまり、「全きょうだいクロスや3/4同血ができてしまうほど、優れた名牝名繁殖の血を含んでいるから評価するのだ」ということなんですね

だから血脈構成が似通っていればなんでもいいというわけではなくて、そういう優れた牝馬の血が異なるラインを通じて含まれているかどうかがまず重要で、このSir Ivor≒Terlinguaのニアリークロスの場合も、Sir Gaylord≒SecretariatとAthenia≒Menowと、あとはPlucky Liegeなんかも含まれるかな、そういう名牝名繁殖の血を含むニアリーな関係だから素晴らしいのだ、ということですね

Sir Gaylord≒Secretariatはナスキロ血脈でも最も柔らかい血で、新種牡馬ロードカナロアが“マイルのディープインパクト”というべき柔らかさをよく伝えているのも、その母レディブラッサムがSecretariat=Syrian Seaの全きょうだいクロス3×4を持つからだ、ということは折に触れて書いてます

むしろこの配合の弱点は、岡田総帥もGCの番組で仰ってたように、柔らかさしなやかさを伝えすぎて、“柔”に振れすぎて、緩くて非力で緩慢な方向に振れすぎるきらいがあるところで、だから上記エントリでは「ディープ×Storm Catは、母母のところにもうナスキロ血脈は要らない」と書いたのです

“柔”に振れすぎるところを“剛”に振り戻すには、何かパワーのある血を、パワーの要素を補強しなければならないわけで、そこで注目されるのがEight Thirty、下記のようにWar RelicやGood Exampleとニアリーな血で、Storm Catの血統表中で最もパワーのある血です





そのあたりを改めて踏まえた上で、今年のPOGではマウレアとミッキーマインドをピックし、ひとまず2頭とも新馬勝ちしてくれたわけですが、そのときにメテオさんに指摘されたように、実はミッキーの母系にはGonfalonというナスキロ血脈が一つ入る



まあナスキロ血脈といっても北米最強のパワーを誇るWar Admiral×La Troienneの組み合わせも入るので、これならそれほど“柔”な方向には振れないだろうとタカをくくってたのですが、やっぱりディープ×マイグッドネスという配合は、ミッキーグッドネスもミッキーマインドもちょっと小さく出るしちょっと肉が足りないし、もうひとパワー足りないと言わざるをえない

アユサン=マウレアの母母Buy the FirmはトップフライトH(米G1・ダ9F)勝ち馬ですが、見てのとおりGood Example≒War Relic4×4でナスキロなし





土曜の新馬のパドックを見たときに「そこそこ馬格があって適度に締まりがある」とほめましたが、やっぱりディープ×Storm Catの「残りの1/4」はこれぐらい締めてあげないとね

エイシンヒカリの全妹エイシンティンクルは日曜の粟島特別を逃げ切って3勝目をあげましたが、これも母母のところにWar Relicが入りナスキロ血脈が入らない成功形で、兄妹ともにPOGで推奨しています



でもティンクルにしても、現状はSir Gaylord的にトモが少し非力で、前の駆動の良さで走っているところは多分にあって、だから柔らかストライドで平坦大箱をワンペースで走ると強く、平坦大箱では[2-1-0-0]でアドマイヤリードにちょこっと差されただけ

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2 コメント

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配合史的思考とは (Unknown)
2017-10-16 22:38:54
「牝馬のクロスが基本であり、全きょうだいクロスも(3/4)同血クロスもニアリークロスも、その応用である」

「ただし牝馬クロスならなんでもいいというわけではなく、3〜4世代経過しても生き残り、子孫を大きく繁栄させている“基幹牝馬”をクロスしていかなければならない」

という事でしょうか?
Unknown (MJ)
2017-10-17 07:58:44
概ね仰るとおりで、たとえばドゥラメンテ≒ルーラーシップの3/4同血クロスやヴィブロス=ヴィルシーナの全姉妹クロスにおいて、最も重要で優れているのはエアグルーヴとハルーワスウィートのところだということですね
内容や確率でいうと、エアグルーヴとハルーワスウィートの繁殖成績は、キングカメハメハよりもディープインパクトよりもサンデーサイレンスよりも優秀なわけですから
もちろんそれだけ優秀な繁殖成績を残せるほどに、エアグルーヴとハルーワスウィートの血統配合が優れているかどうか、という検証も必要ですが

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