栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

「2歳勝ち馬評価」先週ぶんを更新&雑感

2017-10-03 23:44:52 | POG

オジオコで凱旋門賞を観ながら飲んだくれてたら、メタボ博士が「鵡川のししゃも寿司が10月から食えるので行きましょう」というので月曜朝から出発





まずは大野商店でししゃも寿司&ししゃも焼きに舌鼓、淡白な白身にこの山椒塩が絶妙に合います(・∀・)
社長の大野満氏はシシャモチャン(JRA3勝)などの馬主さんでもあります



それから日高大洋にお邪魔してスペシャルウィークと戯れて、いずみ食堂のザ・田舎そばをすすって帰ってきました(・∀・)
この日のスペシャルはなかなか機嫌が良かった








上が豚キノコ、下が合鴨キノコ、日高大洋時代もここのそばはよく食ったもんです

先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週ぶんを3頭更新しました


◆シルヴァースカヤ

下記エントリ「Robertoパワーでねじ伏せるエネイブル…」で書いたように、RobertoとSadler's WellsとNijinskyがタッグを組むと、Hail to ReasonとNashua≒NantallahとRarelea≒Bull Pageのクロスになり、つまりRobertoの父と母父と母母をクロスすることになるのでRoberto的なパワーがONになりやすく、Enableの力強い掻き込み走法にもその影響が少なからず感じられます
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/51752e13fb2f3f4be3d8d90f3514f001



シルヴァースカヤはロワイヨモン賞(仏G3・芝2400m)とミネルヴ賞(仏G3・芝2500m)の勝ち馬で、Silver Hawk×NiniskiでNashua≒Nantallah4×6(RidanはThongの全兄でその父がNantallah)、Rarelea≒Bull Page4×5
ここにサンデーサイレンス系を配するとHail to Reasonのクロスになるので、やはりRobertoの父と母父と母母をクロスすることになり、だからシルバーステートやヘンリーバローズはディープ産駒にしてはなかなかRobertoっぽいフォームで走ります
シルバーよりヘンリーのほうがよりRobertoらしさが強いように見えるので、これはディーマジェスティ(母がブライアンズタイム×Sadler's Wells)のように皐月賞を捲れるイメージですね


◆キンカメ×エアグルーヴ

アドマイヤキングが新馬勝ちし、これでエアグルーヴ牝系のキングカメハメハ産駒はJRAに13頭が出走し11頭が勝ち馬、そこにはドゥラメンテ、ルーラーシップ、アドマイヤセプターなどが含まれます



この未勝利2頭のうち、1頭は先日の“伝説の新馬戦”でルーカスの2着だったリシュブール(母ラストグルーヴ)、もう1頭は3戦目に芝2600mでラブラドライトにクビ差惜敗した後引退してしまったグルトップ(母イントゥザグルーヴ)ですから、「キングカメハメハ×エアグルーヴ牝系」は実質勝ち馬率100%といっても過言ではない
この黄金配合の根拠がHornbeam≒パロクサイドのニアリークロス継続にあることは百万回ぐらい書いたのでもう書きません…いや書いてますが

Hyperion
Hornbeam
│┌Nasrullah
└△ ┌Vatout
 │┌○
 ││└Plucky Liege
 └△

 ┌Nasrullah
┌○
│└△┌Vatout
│ └△┌○
│  ││└Plucky Liege
│  └△
パロクサイド
└△┌Hyperion
 └△


◆ノヴェリスト

日帰りで中山までヴァイザーを応援しに行ったちけぞうさんが肩を落として帰ってきたので、「まあまあピュアスプリンターじゃないので、1200で戸崎が馬ナリで追走したらあれぐらいのポジションになってしまうんですよ…」(背中ポンポン)
ノヴェリスト産駒はここまでJRAで[5.11.4.30]ですが、この連対16回の4角順位は2,4,5,4,2,1,3,1,3,7,2,2,6,2,8,3=平均3.4
4角で6番手以下だったときは[1-2-1-21]で勝ったのはニシノベースマンだけ、これも差したというよりは福島1800を捲ったという勝ち方でした
やっぱりノヴェリスト産駒に「タメて直線ビュン」を期待するのはお門違いというべきで、「ヴァイザーも1400なら4角で5番手以内にいますよ」と慰めておきました(^ ^;)



ノヴェリスト産駒が2歳の早期から短距離~マイルで動いているのは、母母父Night Shift譲りの短足体型と頑強な体質によるところが大きいのではないか、とよく書いてますが、ノヴェリストが4×4でクロスするドイツ血脈Literatもなかなかスピードを兼備した血なのです



「Literatは2歳時から頭角を現し、1967年の西ドイツ2歳オフィシャル・レイティングでは牝馬Novaraに次いで第2位、牡馬では第1位にランクされた。翌年の3歳クラシック戦線はこの馬を中心に展開し、ドイツ2000ギニー(芝1600m)、ウニオーン・レネン(芝2200m)を連勝、No.1の地位を不動のものにするが、一本かぶりの支持を集めたドイツ・ダービー(芝2400m)はレース中の故障により5着」(血統SQUARE/ドイツ・ダービーの父系)
http://www.miesque.com/motomu/duits5.html
これはノヴェリスト自身の2~3歳時の競走成績(2歳夏にデビューしウニオンレネンまで4連勝、ドイツダービー2着)と重なるものがあります
血統表を見てのとおり、LiteratはAlchimist≒Arjaman≒Aditi3×4・5、Herold3×5・5、そして父の母BramouseだけはこのドイツDark Ronald三銃士と無縁という「3/4ドイツ」の純ドイツ血脈

コメント (9)
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