想い出を盗んで

やさしさにさよなら

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インド映画「めぐり逢わせのお弁当」

2014-09-22 21:36:54 | 日記
この夏、久しぶりに劇場で映画を観た。それも2本。
一本はハリウッド映画の「GODZILLA」。そして、もう一本はインド映画の「めぐり逢わせのお弁当」。

「めぐり逢わせのお弁当」は、インドで広く利用されている実在の弁当配達システムを題材に、誤配送の弁当がもたらした男女の偶然の出会いと心の触れ合いを描いたドラマなんだけど、観ていて自分の人生と重なってきたり、人生や恋愛について考えさせられたりと・・・僕の過去のブログを読んで親近感を覚える人は、この映画を観ると「あはーん」とニヤッとして、僕が感動した訳が分かるはずです。まだ、観てない人はぜひ、DVD等で観てください。

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そうなんです。この映画を観ていて、僕の弁当にまつわるエピソードを思い出してしまったのです。

高校時代、母に作ってもらった弁当がおかずの種類が少なく彩りもないのが恥ずかしくて、憧れのクラスメートが用事があって僕の机に近づいて来たとき、思わず蓋で弁当を隠してしまった、ほろ苦い弁当の想い出。

学生時代、生まれて初めてデートをした時、彼女が作って持ってきてくれた弁当。僕は胸が一杯で食べきれず、もったいないけど捨ててしまった切ない、弁当の想い出。

就職して、同じ職場の独身女性に冗談で僕にも弁当を作ってきて、と頼んだら、彼女のお母さんが作ってくれた、味付けの甘かった弁当の想い出。

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GODZILLA」はもともと自分がぜひ観たかったSF怪獣映画。わくわくドキドキの内容で、観ている最中は日常のいやなことも忘れさせてくれる清涼飲料水的な映画。
一方、「めぐり逢わせのお弁当」は人から誘われて独立系シアターで観たインド映画だったので、「喰わず嫌い王」の僕としては、「インド映画か・・・」とあまり期待はしてなかった映画。ところがその映画は、見終わったあとも、静かな感動が押し寄せてきて、生きていく勇気とか元気がわいて来るような映画だったのです。

ちょっと大袈裟かもしれないけど、もしかして、人生も映画と同じなのかも、って思いました。楽しくおかしく刹那的に生きても死ぬときになって何も残っていないことに気づき寂しさを覚えるのか、それとも、味わい深い人生を送り、「あー良い人生だった」と感動と笑顔をもって死ぬのか。

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※あなたの人生にとって、想い出に残る「弁当」ってありましたか?  

「夏の日」(by オフコース)

2014-09-10 21:06:20 | 日記
 最近、また、オフコースの曲をよく聴いてて、この前は、「夏の日」という曲を久し振りに聴いた。オフコース末期の曲だと 思うけど、オフコースの歌にしては、珍しくポップで明るい気分になれる曲。

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「♪君が僕の名前を はじめて呼んだ 夏の日 僕は君を愛し始めてた
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誰かのための 君の過去は、都会のざわめきに 隠して
 とどけ 心 明日まで せめて秋が終わるまで
 
いつも愛は揺れてるから 心を閉じて 誰も そこへは入れないで
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『どうしても 今これから あの海へ連れて行って』 君の鼓動が 波のように 僕の胸に寄せてくる・・・♪」

 
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 この曲を聴いていて、ふと、ある女性のことを思い出した。

 その人は職場の廊下ですれ違う人の誰にでも、朝から「お疲れさまです」と明るく元気な声で挨拶していた。僕は就職したて の頃で、朝からお疲れ様なんて変わった娘だな、と思いながらも、その笑顔がとても可愛いくて気になっていた。

 で、その人がはじめて僕の名前を呼んでくれたとき、愛し始めた、とは言わないけど、
 ずっと気になっていた女性からはじめて自分の名前を呼ばれたので、嬉しくて一気に気持ちが高ぶったことを覚えている。

 それから、二人きりではないけど、急に、海にキャンプへ行ったこともある。
 なぜか知らないけど、僕が一緒なら行ってもよい、と彼女は言ったらしい。

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 季節はもう「秋の気配」どころか、秋本番になりかけているけど、オフコースの「夏の日」も、もしかすると夏の日を思い出 す秋の歌なのかも知れない。

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※あなたには、その曲を聴くと、好きだった人を思い出すような曲がありますか。

ドラマ「同窓生」(by 井浦 新、稲森いずみ)

2014-09-04 22:12:06 | 日記
「同窓生」、正確には「同級生」だと思うんだけど、そんなことはどうでも良く、その同級生のアラフォー男女4人が不倫に陥る恋愛ドラマ・・・かな。

視聴率はそれほどではないらしいけど、身近な既婚女性の間では視聴率が高い。
主人公健太の真面目で正義感が強いけど、臆病で不器用で優柔不断なところが僕に似ていることもあり、毎週、楽しみに見ている。いい年をした中年男が。来週は最終回らしいけど。

そう言えば、恋愛ドラマで思い出すのは「101回目のプロポーズ」。武田鉄也演じる主人公の境遇がこれまた少し自分に似ていて、主人公の片思いが成就するのかどうか、毎回ドキドキしながら見ていた。今、話題の、あのチャゲ&飛鳥が歌う主題歌「SAY YES」を聴きながら。

最近は、恋愛ドラマがあまり流行らないらしい。毎回毎回、行きつ戻りつのうじうじとした展開の恋愛ドラマより、1話完結の刑事ドラマや医療ドラマの方が最近の若者は好みらしい。

僕の中学時代は、ドラマ「同窓生」の健太とあけひのようなことはなく、せいぜいクラスメートの「同級生」の女の子から暑中見舞いのハガキが来るのを楽しみにしていたくらい。

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僕の友達の話。高校1年のクラスメートに片思いし、高校を卒業して思いを告白し、何回かデート?らしきことをしたが、結局、数年後、「私、同級生とはだめなんです」という訳の分からないような理由でふられてしまった。それ以来、彼の辞書には「同級生との恋愛はうまくいく」という文字はない。

でも、「同級生」は良いと思う。憧れの人と毎日、同じ教室で会える。難しくて面白くない授業も彼女と一緒なら楽しい。そんな感情になれるのは、中学、高校、大学時代くらい。その中でも高校が最高か。なぜか同級生への恋は純粋で、年下とか年上への恋心は不純と思っていた。

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少年少女たちよ、どうか、皆、いじめなどやめて、恋をしよう。
勉強・スポーツときどき恋、恋ときどき勉強・スポーツ、で行こう。

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あなたは同級生に恋したことありますか?