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うっとおしい

Skoop On Somebody 『20th anniversary LIVE Vol.2「Coming 2 you」』@長崎県美術館 2Fホール

2017-03-20 20:09:02 | LIVE

 Skoop On Somebodyの20周年記念ツアー。予定的に一番取りやすかった長崎県までライブを見に行くことにしました。去年は念願のクリスマスライブも参加できたので、そこからまた先を見たいと思っていました。DIR EN GREYも今年20周年なので何気に今年はアニバーサリーな人が多いな..出費もかさむなあ...と思いつつ(笑)。
 長崎にしたのはもう1つ理由があるんですが、僕が個人的に長崎が好きなんですよ。長崎県美術館の2階ホールが今回の会場でしたが、5年前に行ったことがあるんですけど、美術館なのに凄くオシャレで、ガラス張りだったり屋上があったりと見てるだけで好きな場所でした。今回も個展もビートたけしの個展やってたり、以前もウルトラマンの展覧会やってたり、美術館なのにそこまでやるんだっていうのが新鮮で。そんな中でS.O.Sがライブするのが凄く面白そうだなと思ったわけです。
 
 2階のホールは100席位かな?割と天井も広くてセットはしっかり作っていて、ピアノ、キーボード、電子ドラムに椅子とシンプルにまとまっていました。ソールドアウトしてたので満員でしたね。

 SE
1.Nice'n Slow
2.Mood 4 Luv
3.No Make de On The Bed
4.バラ色
5.ソウル・リヴァイヴァー
6.ama-oto
7.Purple Rain(PRINCE)
8.潮騒
9.if
10.sha la la
11.happypeople
12.ぼくが地球を救う~Sounds Of Spirit~
13.UP!
14.Everlasting Love

ENCOLE
15.Come Back 2 Me
16.新曲(Wings)

 暗転と同時に登壇した二人。TAKEは電子ドラムをいじっててKO-ICHIROに「何遊んでんねん(笑)」と初っ端から突っ込まれていました。ツアーに持参している「Skoop On Somebody 20th Anniversary」のオブジェに電気スイッチを入れて「僕らのリビングルームに遊びに来た感じで楽しんでいってください」という挨拶含みのMCから歌とピアノのみの「Nice'n Slow」で本編は始まりました。代表曲でもあるこの曲が初っ端から..っていうのが面白かったし、何よりこのライブの空気感を表しているように感じました。
データ音源を使いながら、リアレンジと原曲を折衷させたようなアレンジの「Mood 4 Luv」「No Make de On The Bed」と熱い曲を連発して、「バラ色」では観客が立ち上がってTAKEの煽りと共に「It's all right」の大合唱、「ソウル・リヴァイバー」ではTAKEが電子ドラムを用いて会場全体が盛り上がります。TAKEは中々激しいテンポの曲なのにまったく変わらない声量だったのに驚きました。

合間合間のMCでは今まで以上にざっくばらんにいろんなことを話していました。例えば長崎に着いた日に閉店時間間際に入店したのにシャッターを半分絞められたり、TAKEの母方の実家が長崎の五島で6歳まで長崎にいたこと、何故か本番朝に連絡がかかってきて「私の地元やけんよろしく」と言われたこと、何故今回このようなライブツアーを企画するに至ったのかについての話もちらほらと。元々いろんなゲストを招いてのライブも提案されたけど、今ひとつピンとせず、むしろ行けなかった場所に会いに行くことが恩返しになるのではないかという考えに至ったこと等々...。僕らと皆は家族ではないけど、親戚のようなものだからと話。
SKOOP時代にうまくいかなったことや再デビューの意味も込めて気合をいれた曲ですとの前フリで演奏された「ama-oto」自分がリスペクトしている歌手ということで演奏されたプリンスの「Purple Rain」。終了後のブレイクタイムではXXタイムという名の機会があり、「リクエストでは何故か切ない曲が多いみたいで...」ということでリクエスト披露という形で演奏された「潮騒」「if」では会場にどよめきが流れました。「潮騒」はピアノ1本で原曲のR&Bから一転して切ないバラードになっていました。その後「自分たちが20年歌い続けられているのはこの曲があるから」という紹介とともに「sha la la」も披露されました。
20年というアニバーサリーのライブの中で、ヒット曲を並べるのではなく、どういうライブにしたいか、どうすれば皆に満足しながらも裏切り続けられるかということを考え来た流れが凝縮されているように感じました。美術館のホール会場でライブなんてこと自体がレアだと思うし、MCの合間に何故その曲を演奏するのか、を今まで以上に話していたと思うし、敢えて小規模なツアーを組むことで、自分たちのルーツが何なのか、それを探りながら、原点に戻れなくても、昔から抱いてきた想いをもう一度確認しようという想いが、このライブツアーにあったんじゃないかと思います。6月からのツアーはまた違うしまったものになるだろうし。
後半はTAKEのドラムも加わっての「happypeople」から始まり終盤になるにつれドンドンテンポを上げていき、最後はKO-ICHIROは立ち弾きになっていました。「僕が地球を救う」「UP!」と盛り上がる曲を連発。TAKEが客席に飛び降りたり、メンバーでハイタッチしたりと昨年の「UP」ツアーのような構成でした。個人的にはハイタッチしてもらってうれしかったけど...最後「どんなにいろんなことがあったとしても、僕らの音楽はそこにあります。それを聞いて元気になってください」的なファンへの感謝を述べた後に披露された「Everlasting Love」で本編は終了。

 アンコールで登場した1曲目は「2人が一緒にやるきっかけになった曲です」という「Come Back 2 Me」をピアノ1本のバラードで演奏。アンコールとは思えない濃密な時間でした。個人的に大好きな曲だったので嬉しかったですね。
そして、MCでお互いの羽で支え合っていて、デビュー時で改名して再デビューしたり、メンバーが減ったり、いろんなことがあったけれども全ての出来事に感謝している、これからも支え合う翼になって行きたい的なMCから「新曲(Wings(仮))」.この曲の中で描かれているのは、2人の20年だと思います。ラブソングでもありライフソングでもあり、彼らの生き方を反映したこれまでにない赤裸々な歌詞でした。終演後は静かにステージに立って一礼して終了。

 ライブというより対話しているような時間を共有できた感覚があります。そして2人が2人であるということを上手く使いこなせているんじゃないかとも感じました。バンドスタイルから小規模セット、そして2人でのコンサート...コンサートによって様々な表情を魅せる彼らのライブ、そして20周年を経ていつか生まれるであろうオリジナルアルバム...これからも楽しみです。

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