吉村昭著『海の祭礼』の文庫新装版が出たので、再読した。ネイティブ・アメリカンの血を引くラナルド・マクドナルドが、幕末の鎖国日本へ渡航を企て、とらえられて長崎へ送られる。そこで通詞の森山栄之助らに生きた英語を教えることとなった。やがて、森山らは開国を迫る米国のペルリやハリスらと厳しい交渉を重ねることとなるが、それは鎖国日本にただ一人たどり着いた青年ラナルドとの友情がまいた種がもとになっていた、というお話。
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