電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩。時々は実際に散歩を楽しみます。

祝!縄文の女神が国宝へ答申~「西の前土偶」

2012年04月30日 09時59分36秒 | 散歩・外出・旅行
過日、ビッグ・ニュースが報道されました。
山形県舟形町の西の前遺跡で発掘された、「東北の縄文ヴィーナス」とか「縄文の女神」とか呼ばれる土偶が、国宝の価値ありとして、文化庁に答申されたとのことでした。私も、以前、山形県立博物館で実物をじっくり見ることができましたが、4500年前の縄文中期に、こんなにモダンで精巧で、美的なセンスに満ちた土偶が焼かれていたことに驚きました。正直言って、国宝指定は遅すぎるくらいだと思います。まあ、いろいろと事情はあったのでしょうが、まずはめでたい!

そういえば、山形県立博物館で常設展示されている、レプリカのほうは写真を撮っても良かったので、どこかにあったはず……。ありました!



桜の写真は、過日の霞城公園内、山形県立博物館の前の桜。この日は雨天でしたが、当地の桜も今が見頃です。
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2 コメント

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縄文のビーナス (望 岳人)
2012-04-30 18:52:59
国宝答申おめでとうございます!

新聞で拝見しましたが、日本最大の土偶だそうですね。特に横から見るとシャープな造形で、本当にモダンデザインといっても通用しそうですね。このような土偶は他に見た覚えがありません。

長野県にも八ヶ岳の南西山麓に位置する茅野市で出土した土偶で「縄文のビーナス」と呼ばれる国宝があります。

http://www.city.chino.lg.jp/ctg/07050030/07050030.html

こちらは、豊満な妊婦をかたどったものと言われているようです。おおまかにはほぼ同時代のものらしいですが、対照的な雰囲気だと思いました。
望 岳人 さん、 (narkejp)
2012-04-30 20:01:24
コメントありがとうございます。『銃・病原菌・鉄』の追補の話題がありましたが、大陸から適度に離れた温暖で湿潤な群島に、狩猟採集民が高密度の定住型生活を営んでいたという特異性が、思わず実感できる見事な土偶だと思います。縄文中期には、山形県などの東北南部は、きっと豊穣の土地だったのでしょう。

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