電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

古書店でユーゴー『レ・ミゼラブル』を探す

2011年01月15日 06時04分33秒 | 読書
このところ、ノンフィクションばかりを続けて読んでおりました。そろそろ物語を読んでみたいという気分になってきました。そういえば、アレクサンドル・デュマの『モンテ・クリスト伯』を読んでだいぶになります。これと同レベルの、ドキドキ・ワクワク舶来大長編物語を読んでみたいと、ヴィクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル』を探しました。ところが、あるはずの新潮社の世界文学全集三冊本が、どうしても見つかりません。もしかすると子どもに貸してそのままになっているのか、それとも書棚の奥の方にもぐりこんでしまったのか。

しかたがありません。書店で文庫本を探しても、すぐに全巻そろうことは期待できず、たぶん古書店には在庫があるだろうとあたりをつけて行ってみました。大正解~!筑摩書房の世界文学全集の二巻本が見つかり、しかも単行本半額セールとのこと。2冊で300円でした(^o^)/

自宅の固定電話更新で「日本経済に貢献」などと言う舌の根も乾かぬうちにこの台詞ですから、まったくしょうもない話ですが、ついでにジョン・ウィリアムスのギターで、J.S.バッハ選集のCDを1枚、250円で入手。これもちょいとうれしいのですが、中古書店でもCDの扱いはどんどん縮小しているようです。ニュースによれば、米国SONYの某CD工場も閉鎖されるとか。いよいよこれは、メディアの末期症状を呈してきているのでしょうか。デジタル配信に急激に移行する現実に、当方、いささかとまどっております。

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