電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

私の好きなオペラ・声楽曲など

2011年06月30日 06時03分02秒 | クラシック音楽
私の好きな「番号なし」の曲を選ぶ試みの記事で、声楽曲などに付いては、番号なしでも取り上げないこととし、独立した記事とすることを考えておりました。そこで、今回は「私の好きな歌劇・声楽曲」として、オペラ、オペレッタ、オラトリオ、カンタータ、歌曲集などを対象として、お気に入りの曲目を選んでみました。もちろん、「作曲家について一作品」という厳し~い条件で、十曲を選ぶというのはこれまでと同様です(^o^)/

ヘンデル オラトリオ「メサイア」
モーツァルト 歌劇「魔笛」
ベートーヴェン 歌劇「フィデリオ」
シューベルト 歌曲集「冬の旅」
シューマン 歌曲集「詩人の恋」
スメタナ 歌劇「売られた花嫁」
ヴェルディ 歌劇「ドン・カルロ」
プッチーニ 歌劇「ラ・ボエーム」
R.シュトラウス 歌劇「バラの騎士」
レハール 喜歌劇「メリー・ウィドウ」

【次点】
バッハ 「マタイ受難曲」
ハイドン オラトリオ「四季」
メンデルスゾーン オラトリオ「エリア」
ブラームス 歌曲集「美しきマゲローネのロマンス」
グリンカ 「さらばペテルブルグ」ほかロシア歌曲集
ワーグナー 歌劇「タンホイザー」
ドヴォルザーク 「スターバト・マーテル」
マーラー 「子供の魔法の角笛」
フォーレ 歌曲集「優しい歌」
J.シュトラウス 喜歌劇「こうもり」

まずはこんな感じでしょうか。

モーツァルトについては、「フィガロの結婚」や「後宮からの誘拐」、あるいは「レクイエム」とどれにしようかと迷いましたが、楽しさの点で「魔笛」としました。シューベルトは、「美しき水車小屋の娘」と、シューマンは「女の愛と生涯」や「リーダークライス」などとどちらにするか少しだけ迷いましたが、結果はそれぞれ順当なところでしょう。ヴェルディは、「トラヴィアータ」や「シモン・ボッカネグラ」「オテロ」「リゴレット」など、傑作が目白押しですが、ヴェルディに開眼した記念の作品ということで、「ドン・カルロ」を選びました。プッチーニも、「トスカ」や「蝶々夫人」などもありますが、若い日々への感傷もあり、「ボエーム」です。ヘンデル、ベートーヴェン、R.シュトラウスなどは、ほぼ無条件に決定。活力あるスメタナや感傷的なレハールあたりの愛好が、当方の好みを反映しているのかもしれません。

次点は、いずれも甲乙つけがたいものばかりです。こうしてみると、十曲と言うのは制約が狭すぎるような気がします。結果的に、全部ひっくるめて二十曲としたほうが良かったかもしれません(^o^)/
グリンカは、いささか反則ですが、リヒテルとニーナ・ドルリアクのLPがあまりにも素敵な歌曲集でしたので、まとめて次点としました。ワーグナーには、私はどうもいまひとつ感性を委ねきれない面があり、タンホイザーあたりだとなんとか楽しむことができます。イタリア・オペラの西洋チャンバラは大好きなのですが(^o^)/
フォーレは「レクイエム」、ドヴォルザークは「我が母の教え給ひし歌」などの歌曲もありますが、フォーレらしい繊細さ、ドヴォルザークの切実さなどから、これらを選びました。結果的に、実に充実したリストになっていると思います。


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4 コメント

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フランスものが (りよ)
2011-06-30 09:08:01
少ないのは

好みでしょうか......
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Unknown (よんちゃん)
2011-06-30 17:27:38
こんにちは。

書いておられる20曲のうち、僕が聞いたことがあるのは少ないです。特に歌曲集はフォーレを除いて聞いたことがありません。

オペラの只今開拓中です。

なので、「魔笛」「ラ・ボエーム」「ばらの騎士」「こうもり」「マタイ受難曲」を“同じく好きです”と手を上げます!
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りょ さん、 (narkejp)
2011-07-01 05:42:42
コメントありがとうございます。そういえば、フランスものが少ないですね(^o^;)>poripori
イタリア・オペラの偏愛は、間違いなく当方の好みです(^o^)/
「カルメン」よりは「ボエーム」を選んでしまいます(^o^)/
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よんちゃん さん、 (narkejp)
2011-07-01 05:46:38
コメントありがとうございます。オペラや声楽曲にも、まだまだ魅力的なものがありますね。モンテヴェルディだとかシュッツなどの古楽にも、ロシア音楽にも、聴いてみたい曲がたくさんあります。ただし、ふだんよく聴いているもの、と限定すると、こんな感じになりました。
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