
大都市には大都市の良さがあるけれど、田舎に戻ってくるとほっとする。休日を全部費しての東京滞在を終え、昨日から再び仕事の日々が始まった。まだ慣れないためか緊張感が強く、いらぬ神経を使う。帰宅してから、R.シューマンの「弦楽四重奏曲第三番イ長調」を聞く。演奏は、ヴィア・ノヴァ四重奏団。
(1)第1楽章 アンダンテ・エスプレッシーヴォ、6:57
(2)第2楽章 アッサイ・アジタート、6:51
(3)第3楽章 アダージョ・モルト、8:35
(4)第4楽章 フィナーレ、7:19
シューマンの室内楽の年である1842年に産まれた曲だが、優しさと前向きな情熱を感じさせる音楽になっている。三曲ある弦楽四重奏曲のうちで一番好きな曲だ。
ディケンズの『オリバー・ツイスト』が書かれたのが1838年、『クリスマス・キャロル』が1843年というから、実際の社会は小説に描かれているような悲惨な境遇にある人が多かったのだろう。恵まれた環境で幸福いっぱいのはずのメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲がある種の悲壮感や怒りを感じさせたりするのは、そんなせいもあるのかもしれない。だが、本作品の楽想の影には、あまりそうした深刻で悲劇的な要素は感じられない。ベートーヴェンやモーツァルト、ハイドンなどの同ジャンルの作品を研究し、意欲的に挑戦しているようだ。きわめて多産な時代のR.シューマン。
(1)第1楽章 アンダンテ・エスプレッシーヴォ、6:57
(2)第2楽章 アッサイ・アジタート、6:51
(3)第3楽章 アダージョ・モルト、8:35
(4)第4楽章 フィナーレ、7:19
シューマンの室内楽の年である1842年に産まれた曲だが、優しさと前向きな情熱を感じさせる音楽になっている。三曲ある弦楽四重奏曲のうちで一番好きな曲だ。
ディケンズの『オリバー・ツイスト』が書かれたのが1838年、『クリスマス・キャロル』が1843年というから、実際の社会は小説に描かれているような悲惨な境遇にある人が多かったのだろう。恵まれた環境で幸福いっぱいのはずのメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲がある種の悲壮感や怒りを感じさせたりするのは、そんなせいもあるのかもしれない。だが、本作品の楽想の影には、あまりそうした深刻で悲劇的な要素は感じられない。ベートーヴェンやモーツァルト、ハイドンなどの同ジャンルの作品を研究し、意欲的に挑戦しているようだ。きわめて多産な時代のR.シューマン。










コメント・TBいただきありがとうございました。
この曲、ほんとにいい曲ですよね。
1番も2番もそうですが、どこか独特の翳があって魅力的です。
先日のロータス・カルテットのコンサートプログラムで知りましたが、「ラーレ」(=クラーレ!=クララ!)のテーマがとりわけ印象的。
ヴィア・ノヴァ四重奏団の演奏も聴いてみたいです。