電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

広告やチラシがその時代を思い出させる

2017年07月10日 06時02分19秒 | Weblog
広告やチラシが、その時代を強く印象づけ、後になってその時代の記憶を呼びさますことがあります。例えば、リヒテル、オイストラフ、ロストロポーヴィチにカラヤンとベルリンフィルが共演したベートーヴェンの三重協奏曲は、東西冷戦の時代に、たいそう印象的な出来事(*1)でした。

最近では、角川文庫版のヒルトン『心の旅路』についていたブックカバーが、写真のような映画のチラシ風のものでした。たしか、高倉健と薬師丸ひろ子が共演した1978年の角川映画「野性の証明」だったと記憶しています。1978年頃といえば、関東某県在住でやみくもに働いていた時代。過日、訪ねてきてくれた某氏(*2)も、まだ若かったはずです。思わず遠い日々を思い出します。

(*1):ベートーヴェンの三重協奏曲を聴く~「電網郊外散歩道」2007年7月
(*2):38年ぶりに懐かしくもうれしい来訪者~「電網郊外散歩道」2017年6月



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