事のなりゆき

日々のなりゆきを語ります

放送とはなにか・・・再考の余地あり

2017-05-19 10:31:25 | Weblog
 先日、ひょんなことからある都市のコミュニティラジオ局から、相談を受けた。内容は、どうしたもっと知名度、聴取率をアップさせることができるかということだった。詳細な話を聞いてみると、これまである程度の努力をしてきたそうだが、どのように、今後事業等を進めて行けばいいのか、知恵を拝借したいという。小生にそんな知恵はないが、東日本大震災の被災地のラジオ局の事例から、被災地で行われている放送番組等について話をさせてもらった。被災地のラジオ局の考え方は、放送=情報提供という考え方ではない。意外な感じがするかもしれないが、そうなのである。その考え方が変わったのは、最初からではなく、復旧・復興期に入ってからだ。では情報をその東日本大震災の被災地ラジオ局は、どのように捉えているのか。それは、放送=創作、放送=場作りという考え方であるということだ。つまり情報を提供することで、なにが生まれる。なにかが創られる、なにかの場が創られる、という考え方なのだ。津波で町が流され、そこに住んでいた人たちは、全国に避難している。原発事故で、地域を追われ他地域に引っ越しをせざるを得ない状況になった。そんな人向けにインターネットラジオで毎日情報を被災地ラジオ局は、放送している。その放送はどんな放送なのか。天気予報もあるが、そればかりではない。町のイベントだけではない。どんな放送かといえば、町を再生させるための情報である。言い換えれば、つまり、町を創るための放送を行い、情報を提供しているのである。
 相談の話に戻ると、相談に来たラジオ局は、放送を情報提供としか捉えていないのではないか。だから、空回りしているのではないか。その放送がなにかを創るための情報と考え方を転換できれば、もう少し違った発想ができるのではないか。結局小生からは、相談に対して結論を出すには至らなかった。もちろんそんな知恵はない。しかし問題提起にはなったのではないか。もう少し放送という枠組みを拡げて、様々なことを入れ込んで発想を転換することで、ラジオ局の仕事の幅を広げることで、聴取者にこれまでとはちがったことをアピールできるところまで到達できるのはないかと思った。
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