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敗戦コンプレックス

2016-12-31 14:26:28 | 日記
あっという間に2016年も大晦日ですね。

日経平均はドナルド・トランプがアメリカの次期大統領に当選して以降、棚ぼた式に株価を上げて、
19000円台をキープして今年の取引を終えたようです。

なんでも5年連続で前年末の終値を上回り、また20年ぶりの高値で取引を終えたとのことなんで、よございましたな。
そんなに株価が高いことが日本にとっておめでたいのか、自分にはよくわかりませんが。

ところでここにきて東芝の原発事業で新たな損失の見込みが発覚し、東芝株はストップ安をつけたのですが。
しかも、その損失額たるやまだわかりませんとかほざいてすっとぼけられているのは、いかがなものでしょうか。
東芝の損失隠し、粉飾決算なんて今に始まったことじゃないのに、まだ上場廃止にならずに済むんですね。

こうして東芝が延命されているのはきっと、原発プレーヤーだからなんでしょうね。
原発をかかえる電力会社と同様にね。

原発といえばもんじゅは廃炉と決まったものの、代わりにフランスのASTRID計画に参画し高速炉研究は継続とのことで、
つまり核燃料サイクルはめでたく維持されるということですから、日本中でキャパいっぱいになりつつある使用済み核燃料は
ゴミでなく資産として計上されることになるのですな。

これは高速炉研究のためというより、電力会社の経営を助けるってことなんでしょう。
そして当然、原子力政策も維持すると。

原発事故の復旧や賠償などの20兆円を超える負担を国民に押し付けながら、原発ムラってのはいい気なもんですね。
自分たちは誰も責任を負うことなく、必要なカネは国民から取ればいいってことなのでしょう、国策なだけにね。

しかもたぶんアレですよ。
最近算出された21兆円とやらの負担が最終見積もり、ってワケではないですからね。
これからも増えたっておかしくありませんし、国民はその度に追加負担を強いられるのです。

いつまでもこんな原発行政など許しちゃいけないはずなのですが、どうも国民の怒りというのがあまり見えません。
こんな体たらくな原発行政も、多くの日本人は容認しちゃっているのでしょうか。


さて、そんな日本のかじ取り役・我らがアベちゃんは先日、ハワイの真珠湾を訪問し、
オバマと並んで献花するなど慰霊を行ったとのことですが。

目的と成果は中途半端な印象はありますけど、まぁいいんじゃないですかね。
というか、オバマの広島訪問とのバランスを考えるとこんなところに落ち着くのでしょう。

ただ、報道では和解だなんだと強調されているカンジでしたが、それにはちょっと違和感を持ちますけども。
特に文書に調印したのではく、演説しただけですからね。

なんというか、さすがに敵地に赴いてのアベちゃんの献花や演説などを見ていると、
謝罪の言葉こそなかったにせよ、あぁこれも敗戦国の姿なのかなあ、なんて思ったりしまして。


今月初めにはプーチンが来日して、首脳会談も行いましたが。

この事前には「新しいアプローチ(笑)」とやらで2島返還とかあるかも!?と北方領土問題についての
進展を匂わせるような報道が相次いでおりましたが、終わってみれば何のことはない、
アベちゃん自ら「1ミリの進展もない」と認める?結果だったのでありまして。

それどころか、北方4島に関する共同経済活動とやらは、ロシア法のもとで実効されるようで、つまり、
ロシアの主権を認めたってことになるワケで、これはもうロシアの領土として固定化される、ってハナシですかね。

まあ、それをロシアとの平和条約締結に向けた一歩、と言うのですが。
北方領土の返還はあきらめる代わりにそれを目指す、というのが「新たなアプローチ」だったのでしょうか。
んでまあ、元島民がビザなしで行き来できるように取り計らうというのがせいぜいの成果ってところでしょうか。


正直なところ、考えてみれば北方領土の返還なんて実現されることないだろうなと思うワケです。
歴史に照らしてロシアの実効支配が不当なのか正当なのかということではなく、
特にロシアにとってよっぽど割のいい交換条件とかがなければ、返還に応じる理由がありません。

ロシアにしてみれば領土そのものだけでなく太平洋への海洋ルートも手放すことになりますし、
そのルートの確保・安全性を日本が確約すればまだしも、アメリカさんの手前、難しいでしょうし。

それどころか仮に日本に返還されたとして、島にアメリカ軍基地をこしらえる可能性だってあるワケです。
それこそロシアからしたら認められないですし、返還という判断に至るはずがありません。

というワケで共同経済開発でロシアの主権を認めつつ、さらには日本からは3000億円拠出するかもという、
まるでロシア側のいいようにばかりなった感がありますが、これも日本にとっては
ロシアとの平和条約締結に向けた投資ととらえればいいのでしょうか。


まあ、プーチンさんとアベちゃんの力量差もあるかもしれませんが、
それ以前にやはり、日本は敗戦国なのだからってことなのと思うのであります。
ロシアと同等かより有利にコトが運べるワケがないのかもしれません。

これが政治や外交における現実なのかなと。

おそらく多くの日本人もそのこと、敗戦国であることを認識しており、それ故のコンプレックスを抱え卑屈になり、
その裏返しとして不満のはけ口が中国や韓国に向かうんじゃないでしょうか。
敗戦国である日本は、自分たちよりも劣等な対象を意図的に作り出し認識したいのです。

でも戦後レジームってことでいうと、国連の常任理事国である中国にも頭が上がらないのが本来なんでしょうね。
日本の政治家としては国内向けに中国に対して強い姿勢で臨んでいると見せなければいけないのでしょうが。

この状態から抜け出すにはひょっとしたら、あらゆる外交努力ではどうしようもないことなのかもしれません。
おそらく、戦勝国にならないと、今の敗戦国からは抜け出せないのかもしれません。

だからいつかは新しい戦争に勝って戦勝国になるために核兵器を持つ可能性を捨てないでおきたい、
だから原発は維持したい、というのが無理筋な原子力政策につながっているように思えてなりません。


かくして日本人は敗戦コンプレックッスを抱えているんだろうと思うのですが、
だからオスプレイが沖縄で墜落しても、居住地に墜落しなかったんだから感謝しろと怒鳴るアメリカ軍人に
抗議もナニもできずにいるのでしょう。

次の戦争に勝つためには、世界最強アメリカさんの味方でい続けるコトも必要でしょうからね。


おっと、アベちゃんは真珠湾でオバマの前で不戦を誓ったのでしたっけ。
それが全世界に向けた不戦なのか、アメリカさんだけに向けた不戦なのかは不明ですがね。
 
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