アラフォーの「あをによし」ブログ

奈良に住むアラフォーのおっさんの日常をつづります。ほんまにどこにでもいるおっさんです。

映画【35】何者

2016-10-29 10:51:01 | 映画初心者、100本切りへの道
鑑賞日:2016.10.20
評価:6.0

5人の若者の就職活動(メインは6人なのだが、山田孝之演じるキャラは就活していない感じなので)を同時進行的に描いていく作品。
ドラマは至ってほのぼのと予定調和的に進むのだが、最後にどんでん返しが待っている。最後の20分「ホラー」と評価する声もちらほら。
最後は生煮えな終わり方になるのだが、そもそも絶対解のない世界を彷徨うのがこの就活という時期なのだから、答えがないのも当然だし、逆に答えを出されてもどこか困る気がする。
ちょっとリア充っぽい面子(イケてる大学生たち)だったことが気に障ったが、まあまあの作品だったと思う。

学生という何やってもいい世界から、社会の歯車になってがんじがらめになる世界への過渡期が就職活動。
大学生という浮ついた時期から現実にたたき起こされる時期で、20年近く前の私も痛いほど記憶に残っている時期である。

私の人生40年弱を振り返ってみても、痛烈に印象に残っているのは、「何か環境変化が起きる前夜」である。
環境の変化が起こってからではなく、変化することが決まって(わかって)から、その変化が起きるまでのわずかな過渡期が非常に濃厚で、生きている実感がある。


18歳。予備校時代の1年、特に大学受験が近づいてきてからの冬の数か月。
22歳。就職活動の時期と、それ以上に就活が終わってから卒業までの数か月。
29歳。アメリカ転勤が決まってから、実際に赴任するまでの数か月。
34歳。日本帰任が決まってから、帰任までの数か月。

これらの時期、私はいろんなことを考えた、というか考えさせられた。
これらの時期を思い出させる、そんな映画だった。

それに比べりゃ、最近(アメリカから帰ってからの5年)はのっぺりとした毎日を生きているなー。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 練習 2016-10-23 | トップ | 練習 2016-10-30 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

映画初心者、100本切りへの道」カテゴリの最新記事