NARAYA CAFE のできるまで

歴史あるリゾート、箱根宮ノ下駅前で、古い建物を利用したカフェ&ゲストハウスをオープンするため、改装にはげむ日々を綴る

NARAYA 求人します(正規スタッフ&部員?)

2017-11-19 03:54:27 | 2017シーズン
NARYA CAFE店主の安藤義和です。

今年もはや残すところ1ヶ月あまり、山の木々は色づき、紅葉シーズン真っ盛りです。

10周年の節目となる今年は、我々夫婦ではじめたNARAYA CAFEという店のあり方を模索する日々が続きました。

その中で出てきた一つの結論が、

自分たち夫婦と少数のスタッフだけで切り盛りする時代は終わった
だから、これからはなるべく多くの人を巻き込んで、店を動かしていこう


ということでした。

もっといえば、自分たちの生活の基盤である家業(稼業)という位置づけから、様々な主体が活動できるプラットフォームのような存在に移行していきたいと思うのです。
いわば沢山の船が集まる「港」のような所を目指したいのです。
(この表現は前回の遠足ブックマーケットの主催者、Kさんから拝借しました)


たしかに自分がこのNARAYA CAFEを通してやりたかったことって何だろう、、、と自問してみると、結局まちづくりとかコミュニティづくりなんです。

研究者は向いていないと十数年前に研究室を飛び出してしまいましたが、その頃の同僚達も都市をオープンにする、ひらく方向を模索しています。
「住み開き」なんて言葉も出てきているように、現代人は近代の概念である私有財産を敢えてオープンにし、多くの人と繋がることを求めています。

ならば店だってひらいちゃってもいいのではないか

とはいえ、もともと多くの人に対してひらかれている店のどこをオープンにするのでしょう?
僕はズバリ、スタッフ=お客さんの境界を崩すことだと感じています。

日本に近代の産物であるホテルがもたらされてから、たかだか150年余りです。
そこでは従業員と「お客さま」との区分が厳格に作り出され、その境界を挟んで微妙な緊張関係が生じます。
たとえばスタッフから「お客様」への会話では最大限の敬語が要求されます。
またプライベートな姿を見られたくないということも一つで、業務を終えて行った居酒屋で担当のお客さんと会ってしまうと気まずい、、、なんてケースなどがあります。
(もちろん、これで逆に打ち解けるケースもありますが、、)

でも僕は敢えて、その境界を崩していきたい。

スタッフとお客、すなわちホストとゲストは対等でなくてはならない

それは、僕がこれまで店での接客を通し感じてきたことであるし、これからの潮流でもあると思います。

「お客様は神様」ではないんです。どちらかというと「お友達」に近い存在であるべきなのです。

足湯が空いていれば「ちょっと足湯してきます」といってお客さんの横に座ったり、TABI BOOKSで暖炉の火を焚きながら、休憩時間に賄いを食べるスタッフがいてもいいと思っています。
(実際そうしていますが、、、)





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そこで引き続きスタッフの募集を続けます。

これまで、冬のオフシーズンに向けてスタッフ募集をすることはありませんでしたが、今年からは通年でスタッフを募集していきたいと思っています。

業務内容:ホール、レジ、調理、店舗・足湯の清掃などNARAYA CAFEの業務全般を
     状況に応じてやっていただきます。 

勤務日 :週2日程度から
     
勤務時間:9:30~19:00頃(時短勤務等は要相談)

給与:  時給960円〜  (交通費支給・昇給あり)


という至って一般的な求人内容です。
NARAYA CAFEで働くことを通して、たとえば自分の興味のあるイベントを何か1つ企画・実現するなど、それぞれのスタッフが得意分野を活かして輝ける職場にしたいと思っています。

また、旅に出るための有給休暇制度(TRIP OFF)を来年から本格的にはじめます。
この制度、東京・京都などで人気のゲストハウス(toco, nui, ren)を経営しているBackpackers' JAPANという会社がはじめた制度です。
これを真似します(笑)
といっても実はもう7〜8年前、この旅ブログを書いていた頃から僕も考えていたことで、これを知ったときは(池袋にBook and Bedが出来たときのように)「やられたぁ〜」と思いました。
勤続年数・時間数に応じてになりますが、旅行費用も補助します。

箱根という土地柄、日本中・世界中から「旅人」がやってきます。
ですが我々は店で働くことが日常です。
えてして接客することを「商売」と割り切ってしまいがちですが、自分も旅人を経験することで、日常にいても旅人に優しくなれる。非日常の輝きを作り出せるのではないでしょうか。
これは自分自身にも言い聞かせていることです。

日々是旅の中




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それからもうひとつ、求人のお知らせ

NARAYAでは部活動をはじめようと思います

皆さんのなかには中学や高校で部活に明け暮れた方も多いと思いますが、それと似たノリです。
スタッフはもちろん、常連のお客さんや作家さんなど、お客さん以上スタッフ未満の人も含め、ここNARAYAという場所で何かやりたいことを実現するためボランタリーに集まる組織です。
カフェで業務をするのと違い報酬は出ませんが、食事や飲み物など現物支給することで感謝を示したいと思います。

まず最初にはじめようと思っているのがセルフビルド部的な位置づけで、さまざまな営繕作業をしたり、新たに施設を拡張するための大工や左官仕事などをする部活です。
(ひそかにネーミングも考えていて「NARAYA 男衆」といいます。もちろん女性も参加できますが、、、)

NARAYA CAFEの改装では、できる限り自分たちでできるところはやろう、そしてどうしてもできないところだけプロに頼もうという方針でやってきました。 その後、NARAYA CAFEが軌道に乗り、カフェが繁盛するとともに、店の運営にいっぱいいっぱいになってしまい、「つくる」作業がおざなりになってしまっていました。

そんな時、多くの方から「壁塗りするなら手伝うよ」「お風呂作るときは呼んで」などと声をかけていただきました。

そこで、これからは初心に立ち返り、あの頃自分たちが経験した「つくる楽しみ」を、部活動を通してなるべく多くの人達と分かち合いたいと思います。

活動の詳細は今後Facebookページにて公表していきます。

セルフビルド部(男衆?)意外にも、本を通した活動をする部活、クッキングや映画・音楽に関する部なども今後できていったらいいなと思っています。
部活というと「厳しい、大変」というイメージを持ってしまうので、そっちは「サークル?図書委員会?」などでもいいかもしれません。
けど、男衆はやっぱり「部活」でいきたいです、、、笑



仙石原のススキ


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ちなみに先月刊行予定にしていたNARAYA NOW、この「部活案」を盛り込んで大幅修正しています。
もう遅れついでなので、年内を目処に(笑)発行します。
たまたま紙面を手にしたひとがNARAYAの活動に興味をもって、部活動に参加してくれる、あるいは(FBでいいねして)情報をキャッチしてくれるような魅力的なものにしたいです。




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