海洋研究開発機構などの国際チームは、南海
トラフの海溝付近でプレート(岩板)境界が
徐々に動く「ゆっくり滑り」を初めて観測した。
ゆっくり滑りはプレート境界が1日~数年
かけてゆっくりずれる地殻変動。
発生した場所では地震を起こすひずみが解消
される一方、周囲の断層破壊を促して大地震の
引き金になる可能性を備える。
ゆっくり滑りは断層の深部で発生が確認されて
いたが、海溝付近の浅い場所は観測が難しく
これまで未解明だった。
地球深部探査船「ちきゅう」が紀伊半島沖の
海溝付近を掘削し、チームが観測機器を設置
して、平成23~28年のデータと海底地震の
記録を分析した。
その結果、ゆっくり滑りが8~15ヶ月間隔で
発生し、境界部に蓄積するひずみの30~55%を
解放したことを突き止めた。
発生が想定されているM9・1クラスの巨大
地震の予測精度を向上させる重要な手掛りに
貢献すると評価されている。
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