加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

遠くへ行きたくなるアルバム。キーン。

2009年04月26日 09時09分11秒 | 音楽・映画のこと
アンダー・ザ・アイアン・シー -深海-

ユニバーサル インターナショナル

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一昨年の秋、このアルバムを聴きながら普通列車に乗った。
銀色の箱から、なにもない四国の田園風景を眺めていると、まるで暗い海の中にいるような気がしてきた。

原則「ロックはギター」だと思っている古い人間なのだが、ピアノをメインにすえたこのグループのサウンドはとてもいい。コールドプレイはあまり好きではないが、このグループはお気に入りである。

後悔は後に立つ。なぜ若いころにZEPを聴かなかったのか?

2009年04月19日 23時32分07秒 | 音楽・映画のこと
どうにもならないことがある。いくら人生が長くなったとしても、取り返しのつかないことがあるのだ。
そのひとつが、「なぜオレは若いころにレッド・ツェッペリンを聴き込まなかったんだろう?」という後悔である。
私が大学生のときに、すでにこの偉大なバンドは解散していた。
いちおう、ZEP好きの先輩からほとんどのLPを借りて聴いたつもりだ。
そのとき、なぜかハマらずにすぐに返却したような気がする。

なぜなんだろう?
当時、ジャズあらずばポピュラー音楽にあらず、みたいなバカなことを考えていたのかもしれない。ジャンルに優劣なんて、ないのにね。

最近、だからレッド・ツェッペリンを「再発見」した。「ニコニコ動画」がきっかけだった。
ファンにとっては「なにをいまさら」かもしれないけど、このグループはほんとうにすごいね。
ライブ盤はもちろん、スタジオ盤もスリリングだ。バックボーンにブルースと即興演奏があるからだろうか。
とくにドラムス。故人だけど、豪快にして繊細。

ぜんぶのアルバムを聴き込もうと思う。

Presence

Wea Japan

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【デバイス】ポメラをファミレスで使ってみる。

2009年04月05日 11時51分33秒 | パソコン・デジモノ
ついポメラを買ってしまった。
「ポメラ」とは、「テプラ」(いろんなものに貼れるラベルを作るやつですね)で有名なキングジムが、「メモを取る」ということに特化したデバイスとして昨年リリースしたもの。非常に高度化したテプラの技術を流用してできたらしい。

土曜日の朝、ファミレスで原稿を書いたりメモを整理したりするのが習慣になっているのだが、愛機ThinkpadX61でも重く感じられてきたのだ。


でもって今、自宅から歩いていける距離にあるファミレスでこの文章をポメラで書いている。



感想をいうと、「これでじゅうぶん」だろう。
キータッチも、ディスプレイもベストとは言わないが、許容できるレベルだ。
もちろん長編小説を書く気はしない。



だが、本来の目的であるメモ取りはもちろん、ブログや短編だってぜんぜん問題ない。


純正のケースは高くて買わなかったが、たまたま家に転がっていたNintendoDSのケースがピッタリだったのでそれに入れて持ち運んでいる。

当然かもしれないが、メインマシン(Kubuntu8.10)にUSBケーブルで接続すると、なんの支障もなく認識されてminiSDに入っているこの文章をコピペできた。
便利な時代になったものである。

問題は常用メモ取り環境であるEvernoteというサービスとどう連携させるかである。
ポメラには単独で通信する方法はないから、別の通信環境から送る必要があるのだ。
いろいろ方法を考えてみよう。

KINGJIM デジタルメモ「ポメラ」 DM10オレ トワイライトオレンジ

キングジム

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