仕事を終えて足を伸ばした南三陸町泊浜のひまわり畑。
細い道を登り、海を見下ろす丘、小振りのひまわりが見ごろ。
海岸付近は津波で壊滅、現在も瓦礫の残る状況、でもこの丘は別世界。
無力感の漂う、あの震災にも負けずひまわりを育てたものだと関心するばかり。
瓦礫と化した歌津魚竜館、周りは瓦礫置き場と化してしまった、
この先の岩場に残るウタツギョリュウは無事なのか?
震災後、どこも津波の被害を受けた農地や宅地跡にやたらと目立つひまわり、
誰が植えたわけでもないのに津波が種と肥料と運んだらしい、雑草の逞しさ。
こちらは本吉町小泉、津波の潮を被り休耕した田んぼ。
ミソハギが満開、やはり塩害をものともせず開花中。
家を出ていつもの工事作業道を行きたがる朝散歩のリリーとハナ。
お盆過ぎに本格化した道路工事、自宅横の作業道は通行止めになっているのに、
通り馴れてるのでどうしても足が向くリリートハナ。
来てみて用を足し諦めUターン、ここは通れないと学習もしないし、
リリーとハナはトイレだと思ってるだべか?
陽射しの出ない毎日、それでも日光が好きなミズアオイ(絶滅危惧2種)が開花中。
種を採取した本吉町赤崎の自生地の休耕田は震災で今は海、
残念ながらダイサギがミズアオイの湿地を歩く姿も幻になってしまった。
こちらは蕾が上がり始め10日ほどになる小型の茶碗ハス。
植えた直後の震災でヘドロを被り鉢ごと傾き、ダメ元で植え替えたもの。
咲き出すのがたのしみ、これも陽射しが無いと咲かないのか?
はたまた咲けずに終わってしまうのか?