北の大地にて我何を思ふ~What I think in Sweden~

2011年8月よりスウェーデンのリンネ大学に交換留学。くだらないことから真面目なことまで日々の日常を書く(予定)。

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北の大地にて何を思ふ番外編~北欧からのゲストと東京観光!~

2012-12-17 12:01:33 | 日記
国してからもう5ヶ月が経ちました。
就職活動を同学年の皆より1年遅れて始めているので、これからESの提出やら面接やらでめちゃくちゃ忙しくなりそうです。


さてさて、今回は番外編です。
何でまたブログを書いてるのかというと、スウェーデンにいたときの友達が遥々向こうから遊びに来てくれたんです!




まずはリンネ大学のバディシステム(大学側がスウェーデン人の友人を紹介してくれるシステム)を通じて友達になったまってぃん(speaks 関西弁)。
彼が10月に東京に来たときに会いに行ってきました!
ヴェクショーに着いた日に泊まる場所がなかった俺を泊めてくれたり、一緒に稲中卓球部とかゴルゴ13を見たりしたのも今では良い思い出です。
残念ながら日本では一日しか会うことができませんでしたが、それでも会えたのは良かった!(まってぃんの方が俺より東京に詳しかった...)


ほんで一昨日と昨日は日本の学校訪問のプログラムで一ヶ月福岡の大学に行っていたスウェーデン人とフィンランド人の友達と一緒に東京観光してきました!
留学中にリンネ大学で日本語のクラスを取っていたビヨーン(fromスウェーデン。ノルウェー人とのハーフ。ベース歴6年、キーボード歴2年)と友達になり、彼に「School Visit Programに参加してる皆と東京に行くことになったから時間があったらガイドをやってくれないか?」と頼まれたのがきっかけです。
泊まる予定だった人の家に泊まれなくなったり、ホテルの予約が取れていなかったりと東京観光は散々なスタートだったようですが、そこをなんとかサポートし、一日目は秋葉原へ。
今では秋葉原の名物となったメイドカフェに行く予定が、なぜか猫カフェに行くことに笑




よく見えないかもしれないですが、これドアノブが猫の手の形になってます。かわいいですね。












中へ入ると、そこら中に猫、猫、猫!!
飼っているから分かりますが、基本的に彼らはホスピタリティとかやる気はほぼゼロに近いので(多くの客の相手をして疲れてたってのもあるでしょう)、終始そこらで寝ているかぼぉ~っとしていました。










猫と戯れる北欧からの使者達。
やっぱりなんだかんだ言ってまったりした時間を過ごすのが好きみたいです。




リサ(fromスウェーデン)、セクシーやな!!




30分くらい猫と遊び続けるミカエラ(fromフィンランド)と、それを30分くらい見つめ続けるジェイソン(fromスウェーデン。イタリア人とスウェーデン人のハーフ)。
かなりシュールな絵ではある。


この後はすぐにホテルに帰り、近くのバーで皆で呑んでから帰宅。
翌日は投票を済ました後、ビヨーンと渋谷で楽器屋巡りしてきました!






やっぱり同じ趣味の友達とは会話が弾みますね。
ヴェクショーにいたときは一回だけしか会わなかったのですが、会ってすぐに打ち解けました。
日本の楽器屋の大きさとそのクオリティーの高さに相当驚いてましたよ。








最後にラクシャリーなベースばかりが揃う池部楽器ベースコレクションという場所に行ったのですが、彼は「俺の知る限りではヨーロッパ中探してもこんな店無いぜ!!」と大興奮。




せっかくここまで来た記念にってことで80万くらいするベースを試奏していました。


夜は渋谷と新宿でもの凄い量の洋服を買ってきたリサ、ミカエラ、ジェイソンと合流し、日本名物居酒屋へ!!




カンパーイ!!




一番人気だった唐揚げ争奪戦。
左からビヨーン(speaks 英語スウェーデン語)、ジェイソン(speaks 英語スウェーデン語イタリア語ドイツ語 reads スペイン語)、リサ(speaks 英語スウェーデン語スペイン語)、ミカエラ(speaks英語スウェーデン語フィンランド語)。

相変わらずのバイリンガルを超えたマルチリンガルにぶったまげました。
ジェイソンはリーディングも含めれば5ヶ国語を操ってることになりますね。

日本人の人からすれば信じられないですが、ヨーロッパに住んでる人は人によってはバイリンガルを超えて3つや4つの言語を平気で話します。
4人で計6つの国の言葉を話せるなんて羨ましい・・・。


にしても皆居酒屋の料理の安さとそのクオリティに驚いてましたよ。
口を揃えて「日本に来てから食べたものはすべて美味しい」と言ってました。

東京近辺の地域の物価は高いと思っていたらしいのですが、ストックホルムよりも全然安いと言ってました。
基本的にスウェーデン人は日本人ほど外食しないので(レストラン、バー共に値段が高いので、自炊が基本)、多くの人が外食してる姿は新鮮だったみたいです。




最後に皆で一枚。
帰国したときに友達に土産として買っていったチョコレートを今回は向こうからもらいました笑
今頃彼らは母国に帰る飛行機の中です。


俺自身留学中かなりの人にお世話になっていたので、できる限りのことをしてあげたいと思って今回観光ガイド的なことをしたのですが、やっぱり自分が滞在してた国の人と話すのは楽しいですね!!
超久しぶりにスウェーデン語を聞いて、「あぁ、懐かしい!!留学する前までタイムスリップしたい!!」なんて思ってしまいました笑


皆と別れる際、「スウェーデンにまた来る機会があればいつでも言ってくれ!!」と言ってくれたので、自分が戻るときはその言葉に甘えて頼ろうと思います笑


余談ですが、この間大きな地震があったときにも、ヴェクショーにいる友達からすぐに「ナオ、気をつけろ!!今TVを見てたんだが、日本で津波警報が出てるみたいだ!!」とfacebookを通じてメッセージが来ました。
自分はそのとき電車内にいたのですが、iPhoneのアプリを通じてリアルタイムでメッセージを受けとりました。
海外にも自分のことを気にかけてくれる人がいるってのは本当に幸せなことだと思います。


嬉しいことでも悲しいことでも、何かが起こったときに、一体どれくらいの人が自分のことを祝ってくれるか、または心配してくれるかってのは重要な気がする。
そういう人が多ければ多いほど、人生は豊かになるんじゃないかと。


今回彼らと会えたのも何かの縁です。
また戻ったときに会えれば嬉しいですね。


というか、こっちから会いに行く!!!


スウェーデンに舞い戻るためにさっさとES書かな・・・('A`)
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北の大地にて我何を思ふ

2012-07-05 14:54:19 | 日記
よいよ、今週の土曜日に日本に帰ります。
レコーディングも終了して、既に多くの友人に別れを告げてきたところです。


というわけで、このブログも(スウェーデンに戻ってこない限り)お終いです。
このブログを始めてから今まで一体何人の方々が読んでくれていたのか、はっきり言って想像もつかないです。


ただ、自分が長期留学をするにあたって、何らかの情報発信をしなければ、とスウェーデンに来る前から思っていました。
海外留学を控えて期待と不安が入り混じった状態の人、留学に興味があって悩んでいる人、過去に留学経験があって似たような経験をしたことがある人、単純にスウェーデンという国に興味がある人など、色んな人に読んでもらえれば良いなぁと思ってこのブログを始めたわけですが、いかがでしたでしょうか(自分も来る前は分からないことだらけで結構不安だったのです)。
少しでも参考になったのであれば、少なくともこのブログを書いた意味はあったのかなぁと思います。
自分は相当な面倒くさがり屋なので、そんなに更新しませんでしたが笑


振り返ってみると本当に色んなことがありました。


初めての授業では教授が何を言っているのかほとんど何も分からなかった。
そこで「英語なら今まで得意だったし、多少聞き取れなくてもまぁ大丈夫だろう」ていう甘い考えが一日にしてぶち壊された。
クラス全体の生徒数が60人を超える中、日本人含めたアジア系の留学生は俺含め5人足らずしかいなくって、他の生徒は皆ヨーロッパ、アメリカからの学生がほとんどだった(彼らはほとんどネイティヴ並みに英語ができる)。
授業の内容はおろか授業日程すら聞き取れなくて、不安ばかりが募っていった。


しかしそこで一人のスウェーデン人に出会った。
授業で教授が言ってることが何も分からなくて、たまたま前に座っていた彼に授業の内容を聞いたのがきっかけだった。
まぁ会話で使う言葉は当然英語なわけだけど、色々と気が合って不思議とすぐに仲良くなった。
授業の内容やディスカッション、アサインメントなど、色々と協力しているうちに親友とも言える存在になった。


このまま全てが変わらないで、彼は俺がいる間はずっとスウェーデンにいるのだろうと思っていた矢先、突然「韓国に半年間留学することになった。一月にスウェーデンを出るよ」と言われた。
今まで味わったこともないような感情に襲われた。
スウェーデンに来る際、多くの友人と家族、親族に別れを告げて来たけど、誰かから別れを告げられることは無かった。
初めて親しい人に別れを告げられる気持ちが分かった。


悪戦苦闘しながらも、彼とクラスの友人と一緒に勉強したおかげか、前期で取っていた授業の単位はなんとか全部取れた。
こっちに来る前に、前期は勉強に焦点を当てて、後期はスウェーデンの生活を楽しむつもりで授業の予定を組んだので、一月の後半からは結構な時間ができた。
暇な時間を何とか潰したかったので、ひょんなきっかけから友だちになったスウェーデン人と香港からの留学生と一緒にバンドを組んだ。
一緒にバンド練習をしたりライブをやったり、パーティをして酔っ払ったり、とにかくこっちの生活を思う存分楽しんだ。
音楽は言葉を超えて世界共通だということを学んだ。


と、ここまで書いて、やっぱり11ヶ月間の間で思ったことを全て言葉にして書き下ろすのは凄く難しいな、ということに気づきました笑
本音を言うと、まだ俺自身今週中に日本に帰るってことが信じられないのです。


だらだらと書いていても仕方ないので、とりあえずのまとめを。
ともかくも「留学」ていうのは人生のうちで良くも悪くも、特別な時間を過ごす機会だと思います。
自分とは違う国の言葉を話す人々、違う価値観や文化など、当たり前ですが良くも悪くも毎日今まで味わったこともないようなことを経験することになります。
それこそまだ言葉を話せない、目も開いていない赤ん坊が家族の言葉を聞いて喋れるようになり、ハイハイをしながら歩けるようになるのと同じ感じ。
当然ながら、そんな生活をしていれば多少の変化には動揺しなくなります。
色んな意味でタフになりますね、、、はい笑


そして個人的な話をすると、2010年にイギリスでの短期留学を経験してから、社会に出る前にどうしても長期間海外に飛び込んでみたかった、というのがありました。

たった一ヶ月の海外生活は何をするにしてもあまりにも短すぎた。
勉強、英語、遊び、etc...全てにおいて不完全燃焼だった。
だからイギリスから帰ってきた次の日から交換留学に申し込むために早速TOEFLの勉強を始めた。


残念ながら、今現在の日本の社会では一度働き始めてしまうと長期留学、若しくは海外での長期滞在をするのが非常に難しくなってしまうのが現実なわけで。
英語力の向上は目的の一つではあったけれど、そんなことよりも「学生のうちにしかできない何か」、「若いうちにしかできない何か」を社会に出て働き始める前に何としてでも経験しておきたかった。


「まだ英語、そんなに話せないんだ」とか「留学して留年したらもう一年分のべらぼうな学費を払わなきゃいけない」とか、「もう社会に出て働き始めてしまったから休みなんて土日くらいしかないし、束の間の休みだって仕事で疲れてるから家で寝てるよ」とか。
数え始めれば留学するのを躊躇う理由なんて本当にキリがない。


ただそんなことで今自分がやりたいことを諦めたくなかった。
30年後にもうすっかり色々落ち着いて「俺も若い頃は勢い良くどっかに留学したいなんて思っていたんだけどねぇ。色々迷っているうちに気づいたら俺もこんな歳になっちゃったよ。」なんて半ば諦めと後悔を伴いながら自分の人生を回顧するような大人にだけは絶対なりたくなかったし、そんな人生だけはどうしても避けたかった。


・・・そして留学生活を終えようとしている今。
既にキプロスにいる友人には会いに行った。
「スウェーデンに戻ってくるならいつでも言ってこい!好きなだけ家に泊まっていて良いよ。長く滞在したかったらビザの問題も何とかするよ」て言ってくれる友達もできた。
まだ未定ですが、お金がなんとかなれば、今韓国に交換留学生として滞在しているスウェーデン人の友達と、同じクラスでよく一緒に勉強していた韓国人の友達に会いに行きたいと思っています。


何が言いたいかというと、自分から行動すれば居場所なんていくらでもつくれるんだなぁ、と。
それこそ日本以外でも。
帰る場所が日本以外にもできた。
それは今後の人生において、きっともの凄くポジティヴなものになると確信しています。
日本に帰っても彼らとの縁は切れないですし。


というわけで、このブログはここでお終いです。
もし留学に行くか迷っている人がいたら、個人的には行くことをお勧めします。
かつては自分もその一人でしたが、結局迷っているうちに時間なんてどんどん過ぎていっちゃうんです。
行くか行かないかは本当にその人次第ですが、個人的には何時の世も若者は野心的であるべきだと思います。
Boys be ambitious!!
それではまたいつかまた別の機会に!


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The last gig

2012-07-03 19:54:30 | 日記
ウェーデンで最後のライブが終わったよ!




今回はSäljerydsfestivalen(もはや片仮名で書けない)という、ヴェクショーの近くで行われているお祭りに出演させてもらいました。
これはそのポスターです。








アリス曰く毎年この祭りには大量のヒッピー達が来るらしく、さながらヴェクショー版ウッドストック・フェスティバルのような感じなんだそうな。
完全に酔っ払ってエレクトしてる人や、なんだか怪しいお薬を吸ってニヤニヤしてる人達を沢山見かけたよ!




今回は会場に設けられたテントの中で演奏しました。
12曲と結構な量の曲をやったんですが、観客の中には酔っ払いが大量にいて中には演奏中に踊り出す人までいたという笑




最後に皆で記念撮影。
このバンドでライブをやるのもこの日が最後。
計4回ライブをやったけど、どれも楽しかった!


俺とケルヴィンはもうすぐ帰国してしまうので、明日(水曜日)はドラムとキーボードのレコーディングして皆でアルバム作ります。
それを終えたら後はもう帰るのみ!
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ミッドサマーに我何を思ふ

2012-06-25 01:06:07 | 日記
こスウェーデンではミッドサマー(大体毎年6月20日辺りの金曜日)を祝うのが毎年恒例の習慣になっている。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアを除き(と言ってもそれらの店も夕方5時までしか開いてない)、ほとんど全ての店は休業して、もちろん仕事も基本的には休み。
人々は家族や友人を招いて伝統の料理を食べながらパーティーをしたり、中には酔っ払う人も沢山いたり、とにかくゆっくりと休みを取るのがスウェーデン流ミッドサマーだ。


「せっかくスウェーデンにいるんだから、俺らと一緒にミッドサマー祝ってみる?」とキムに言われたので、キムの異母兄弟のヴィクターの父親が所有するサマーハウスに連れて行ってもらった。




ヴィクターさん渋い顔してます。


スウェーデンでは社会人として働いていても、最低でも3週間、長い人であれば6週間の夏休み休暇を取れるのはごくごく普通のことで、その間に別荘で休暇を過ごす人も非常に多い。
普段暮らしている家とは別にサマーハウスを所有するのは至って普通なことのようだ。


今回連れて行ってもらったエーランド島はスウェーデン人が夏休みに家族や友達と休暇を取りに来る場所として知られている島で、俺らの他にも休暇を取りに来てる人をたくさん見かけた。






エーランドに向かう途中の公園でテンションが上がりすぎて各々の厨二病を我慢できずにわいわいはしゃぐ5歳児達(ちなみに4人全員がペダルを全力で漕いだせいでスピードが出過ぎた結果、俺だけが見事に転げ落ちて左膝を怪我したのはここだけの秘密だ)




これが泊まらせてもらったサマーハウスです。
そこまで大きくは無いけど、休暇を取るには十分でした。俺も沖縄にサマーハウス欲しい。








と、いうわけで家に着くと早速料理作りスタートです。
国民の男子の大半が料理が上手いという例外に漏れず、キムも彼女のローニャと一緒にてきぱきと料理を進めていた(俺なんてこっち来てつくったものなんて結局パスタと炒飯しかなかったというのに)。




ミッドサマーとクリスマスにはニシンを食べるのが伝統だそうで、この日もしっかりと用意。




ミートボールも冷凍のものではなく、しっかりと一からつくりましたよ!




最近よくスーパーマーケットや道端で苺を売っているので、「何であんな売ってんの?」とキムに聞いたところ、ヴェクショーのこの時期の気候は苺を育てるのに理想的なものらしく、皆こぞって栽培したがるそうだ。
味はそりゃもう絶品もので、砂糖をかけなくても十分甘かった!




続いてこれはミッドサマーにほぼ全員が呑むウォッカです。
アルコール度は40%でめちゃくちゃ高いですが、やっぱり郷に入っては郷に従えってことで2杯ほど呑みました。




そんなこんなで完成した料理がこれです。
ジャガイモ、ミートボール、ゆで卵、ニシン、ハツカダイコン・・・もちろん全部おいしかったよ!






夕飯を取った後は皆でジェンガやったりテレビ観ながらゆっくりして過ごしました。
皆でバドミントンをするつもりが雨のせいでこの日は結局できず、皆12時には就寝しました。


次の日の朝目覚めると、雲ひとつ無いくらいの快晴!
バドミントンをせずに帰るのはもったいなすぎるというわけで、朝起きて早速することに。




結果は僅差でアジアの勝ちでした笑
近日中にスウェーデンのリベンジが行われることでしょう。


こちらに来て早10ヶ月、スウェーデンではいろんなことが日本に比べると本当にスローペースで流れているとよく感じます。
友達と一緒に遊んだり話したり、美味しい料理をつくったりする何気ない時間の大切さを本当に良く思い知らされます。
こういう一見するとどうでもいいような時間を大切にする国民性は個人的に大好き。


逆に日本の労働状況を見てると、本当にまだまだ発展途上だなぁと感じることが多いです(まだ社会で働いたこともない俺が言うのもなんですが)。
この記事なんか見てるといかに日本人が働き過ぎか分かる。
体調が悪くて働けない人に「働け!!」なんてパワハラ以外の何物でもないでしょーに。
最近だとワタミ過労死事件なんかがクローズアップされていますが、こういうニュースを見る度に、本当に心が痛みますね。
勇気を持って「辞めます」て言えば良かったのに、と思うけど、生真面目な人がこういう労働環境に置かれてしまうと何も言えなくなってしまうんだろうなぁ。


以前、他のスウェーデン人の友達と日本の労働状況について話したときに言われたのは、「俺は日本に行ったこともないし、何でいつもそんなに働いてて休暇が少ないのか理解できないけど、聞いた限りではその労働状況は国民全員にとって心身ともに全く健康的じゃないよね」と言われたのが未だに記憶に残っています。


他のヨーロッパの国についてはよく分からないけど、少なくともスウェーデンでは「心身ともに健康であってこそ、初めて働ける」ていう考えが国民一人ひとりにしっかりと浸透している気がします。
国民一人ひとりがしっかりと休みを取っても回る社会をつくったのは正直に凄いと思うし、日本も見習うべきでは、と思う。


ただ第二次大戦が終わった後、全てを失った状態からここまで日本が経済成長することができた理由の一つは、やはり日本人がよく働いたからだと思うんですよね。だからこの問題は難しい。
結局のところ、日本の労働状況を巡る問題が一つの終着点に着くにはまだまだ時間がかかる気がする。


とはいえ、「過労死」ていう言葉が生まれてから今に至るまで働き過ぎで死ぬ人が増え続けている以上、即座に解決されるべき問題だと思いますけどね。
短い期間でも良いから、ヨーロッパに滞在する機会があれば来たい人は是非来てほしい。
皆が皆、日本人よりもずっと「人間らしく」暮らしているのが分かると思います。


スウェーデンに来る前は何もかもインターネットで情報を調べて全てのことに安直な結論を付けて片付けていた気がする。
けど、やっぱり実際に海外に来ていろんなことを自分の目で見て経験してそれらを省みると、物事はそんなに単純にはできていないってことが分かる。
それが良いものであれ悪いものであれ、本当にいろんなものが複雑に絡まり合っての結果として存在していて、それは一言や二言では簡単に片付けられないんだと。


自分では分かっていたつもりだったことが、どんどん分からなくなっていく。
けど、その物事の本質にほんの少しだけ近付いた気がする。

そんなことをふと思った、スウェーデンのミッドサマー。
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長くつ下のピッピ

2012-06-20 18:42:55 | 日記
界的に、日本でも恐らくほとんどの人が知ってるであろう作品「長くつ下のピッピ」の著者、アストリッド・リンドグレーンの生まれた場所に行ってきたよ!




これがアストリッド・リンドグレーンが生まれ育った家。
この家の近くにアストリッド・リンドグレーン・ワールドという、小さな子ども向けのテーマパーク(のようなもの)があって、そこへ行ってきました。
中にはアストリッド・リンドグレーンが書いた作品の劇が至るところで行われていて、実際に作中に出てきた街を再現したセットがそこら中に立ち並んでいます。




中に入って少し歩くと「長くつ下のピッピ」の劇が行われてました!
が、当然言語は英語でなくスウェーデン語なので、事前にストーリーをチェックしていなかった俺は当然のごとく分からず終い(事前に著名な作品のストーリーくらいチェックするべきだった、と後から後悔・・・)。




劇は一気に初めから終わりまで行われるのではなく、途中途中で中断して、子どもたちはその間役を演じてるキャラクターと実際に触れ合うことができる(ディズニーランドにいるキャラクター的な感じ)。








その他の劇の様子。
スウェーデン語が少しでも分かれば・・・クソッ・・・!


スウェーデン語は少しだけ授業でかじったわけですが、国民のほとんどが英語を話せるし、「スウェーデン語話せよ」と強制されることも無いので結局英語に逃げてしまうんですよね。
働くとなったらスウェーデン語はマストだそうですが。






他の場所でもたくさんの子ども達が役者と触れ合ってました。
子ども向けのテーマパークなだけあって、お客さんのほとんどが家族連れでした。






子ども用に改造してあるミニチュアサイズのダウンタウン。
公園内にあることもあってか、子どもたちがそこら中を走り回って遊んでいました笑


さてさてこの日はもちろん楽しかったわけですが、改めて著名な作品をチェックしておけば良かったな、と後悔笑
俺がしたことといえばディズニーの作品を一切チェックしないでディズニーランドに行ったのと全く同じなわけで、やっぱり100%楽しむには事前にその場所に関連することを知っておかないとね。
旅についても同じことがいえると思います。


何はともあれ、この日は楽しかったので良しとします笑
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