在宅医療とソーシャルワーク~参考文献覚え書き~

在宅医療、ホスピス緩和ケア、グリーフケアなどなど、一ソーシャルワーカーの関心ごとを綴っています。

「ソーシャルワークにおける協働とその技法」福山和女 『ソーシャルワーク研究』Vol.34 No.4(2009)

2017-06-19 05:47:50 | 社会福祉 
今はどの領域においても、多職種連携、多機関連携が当たり前となっている。
協働という言葉の捉え方が統一されていないことを指摘し、まずはその定義を整理している。
協働、協働体制、コラボレーション、連携など、同一と考えられている言葉についての説明は、何度か読み込むうちに、「ストン」と理解できる感じがした。

引用
・(対面でのカンファレンスは)その場で各機関の方針を一同に提示して、交渉をし、方針決定や計画をするプロセスを共有すること、それが協働であろう。
・現場では同質を望みながらも、他の職種に教えてもらうことを期待し、他の職種に依存したいと欲する。専門職の自律性が確立されない限り、効果的な協働体制は形成できないだろう。
・ネットワーキングとは、専門家同士および利用者本人と家族との交互作用から産まれる産物である。
・協働体制は、異なる専門職がそれぞれ専門性を活用し、自律性をもった役割や責任遂行が求められる。


 効果的な協働体制を構築するためには、己の組織を理解し、そして己の職種を理解していること。それが始まりである。
職種への理解は、養成課程でも教わるため、そう難しくないのかもしれないが、組織を理解することは意外と難しい、それが私の実感である。
 組織ができること、できないこと。検討の余地があることを、絶対にできないこと。まずは己の組織に所属している職種、各々を理解していないと、組織そのものは理解できない。そう実感する。
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