平積みの葉

ひらひらと平積みの葉

005:中心(中西なおみ)

2015-02-07 22:52:29 | 題詠ブログ2015
式前の話題の中心 金髪の田中心愛(ここあ)は年少リス組

004:栄(中西なおみ)

2015-02-07 22:09:37 | 題詠ブログ2015
栄養をみたした爪を整えて虚栄にみちたア-トを画く

003:要(中西なおみ)

2015-02-07 10:49:59 | 題詠ブログ2015
概要をつないでゆけば要するに必要なのは君という事

002:急(中西なおみ)

2015-02-07 10:17:56 | 題詠ブログ2015
早急に提出しなさい急きすぎて飛べなくなった反省文を

001:呼(中西なおみ)

2015-02-06 23:32:52 | 題詠ブログ2015
ひだまりに呼び出されてる花の芽は窓開け放つ春の呼び鈴

参加します(中西なおみ)

2015-02-06 08:51:31 | 題詠ブログ2015
今年も開催して頂ける事に感謝します。
どうぞよろしくお願いいたします。

題詠ブログ2014

2015-02-06 08:43:42 | 題詠ブログ2014
001:咲
ほじくって忘れたままの穴ぼこに咲いた咲いたよ今度おいでよ
002:飲
飲み込まれ消えゆく命さらさらのこなゆき空はきれいでしたか
003:育
わたくしの少女ほほえむイルカからクジラに育つ雲をみつけて
004:瓶
その昔海に恋した罰として天に召された瓶のおはなし
005:返事
そちらがわ如何ですかと問えばひととき光る星のお返事
006:員
黒蝶のはばたき聞いて全員でうたいはじめる春つげる花
007:快
粉砕は小さな快楽おさな子は蕾でさえも容易くもいで
008:原
あの頃の話をしよう原色の恋をしていた話しましょう
009:いずれ
壊れたら治せば良いと軽々といずれの足もこわがりもせず
010:倒
この指で叱るなだめる確かめるさあ存分に倒れてごらん
011:錆
から風をつれて乗り込む列車には錆の匂いをさせるひとびと
012:延
どうしても馴染めないまま浮いている月を囲んで星の法廷
013:実
きんだんの色はあかいろ無花果の実を割くときの打ちつける波
014:壇
その身には終の壇上ふりおろす我の眼(まなこ)をしかり覚えよ
015:艶
はやりうたくちずさみつつゆびさきであそばれている艶やかな髪
016:捜
一緒だと良いなと思うたんぽぽの着地地点を捜すくせとか
017:サ-ビス
(ひさしぶりあえてうれしい)この冬のサ-ビスとしてひとときの雪
018:援
なきかたを知らない金魚を飼っている きみ支援するよろけてもやる
019:妹
へいめんの鏡に生きる妹の名前を未だ思い出せずに
020:央
くびすじの中央あずけるたまのくら目眩と闇にゆくり落ちゆく
021:折
祈りごと私が解放してあげるよろこべ冬の夜の折り鶴
022:関東
育ちきた空とおんなじ色ですか関東平野うまれのレタス
023:保
わけられた保体の授業産む性が んんんんんんん 膝を抱えて
024:維(再投稿)
明日もまた維持されるでしょう妹のような扱い きみの意地悪
025:がっかり
ああ今日も居ないとひどくがっかりと少女のゆれる睫毛きれい、だ
026:応
応じよと戸を叩くおと陽をつれて死を連れ去って連れてくる風
027:炎
古傷のにぶい炎症くせのある後ろ姿を街でみかけて
028:塗
みずたまやしましま模様のちゅうりっぷ あの子の塗り絵虹が住んでる
029:ス-プ
春野菜スープを食めばあれこれはどうでも良くて さてと生きるか
030:噴
重力にさからう遊び噴水の水あきらめの線を描いて
031:栗
約束はあの秋の日の公園のあの団栗の樹の下の、あの
032:叩
空(くう)孕みあやうくうかぶしゃぼんだま叩くおさなご そうねへんよね
033:連絡
きみの住む北にこれから向かうよと葉桜ゆらし風の連絡
034:由
コンクリに挟まれたまま生きてきた自由におなり僕のここりこ
035:因
顔面の片方欠けている人に因果を問えばゆらぐ影法師
036:ふわり
つつがなく愛を誓ったひとたちが微笑みあえばふわり吹く風
037:宴
みみたぶとくびすじ鎖骨さしだしてシーツめくれば始まる宴
038:華
華奢な首こくんと曲げたストローを飲み終えるまで返事まってて
039:鮭
お前まで困らせるのか逆らうか鮭フレークの蓋の反抗
040:跡
さよならを告げても再び咲く花を失跡をした君の名でよぶ
041:一生
それはもう100歩ひいちゃう勢いで一生守ると言っちゃえよきみ
042:尊
尊厳死えらんだのでしょうもう三日盛られたままのミイのお茶碗
043:ヤフー
左手にヤフード-ムを眺めつつ虹ノ松原めざす都市高
044:発
まよなかのテレビ画面で発声す確かにその時生きていた人
045:桑
桑の実で作る果実酒くちびるを初めて染めたリップ色して
046:賛
思い出のオルゴール巻く賛美歌はいつも優しい(君よおかえり)
047:持
持ち主を思い出せずに寄る風に歯軋りならす夜のブランコ
048:センター
ぼろぼろの人形みたいな目つきしてセンターライン越えてこぬ人
049:岬
すりきれた踵の靴を投げだして駆け出す岬切れ間なき青
050:頻
頻繁に出し入れしたので本当の顔を無くして嬉しいピエロ
051:たいせつ
伝えたいせつない言葉かき留めてしまったままの話のつづき
052:戒
こごらせて色を剥ぐから雪の日に咲いては駄目と花の戒め
053:藍
海を指し語りはじめる老人の横顔ほのか藍色めいて
054:照
全力で照れ笑いする母さんの1オクターブ大きい音符
055:芸術
芸術はきまぐれ空にとりどりの色おとしたり目隠しをする
056:余
教科書の余白で生きてたにんげんと昼間の公園ベンチで出会う
057:県
県境またいで暮らす山彦が代々つなぐ訛り読本
058:惨
惨めそうなコンビニ袋吹き上げて風船になる夢みせる風
059:畑
ほとんどを畑で過ごすおばさんが親しくしてる蟷螂のトム
060:懲
まばたきもしないでみてる懲りもせずけりつづけてる気のふれた足
061:倉
蟷螂のトムがゆっくり鎌を振る倉庫の屋根に浮かぶ満月
062:ショ-
アメリカンショ-トヘアにしてくれとヘアカタログを捲るゆびさき
063:院
産院の靴箱にあるエンジェルの翼をつつむ午後のひだまり
064:妖
妖怪とおばけと霊の違いなど聞かされている夏の境内
065:砲
山肌を割く鉄砲水のきずあとに戦禍のひとの涙をおもう
066:浸
浸されてよみがえるまでの記憶など高野豆腐に聞くなばかもの
067:手帳
叶うはずないことばかり書きこんで手帳に見せるわたくしの夢
068:沼
ビー玉を放ればゆらぐ沼底の片眼なくした名のない主(あるじ)
069:排
排ガスをのみこみ苦しがっている ぽろぽろ涙をながし あまぐも
070:しっとり
しっとりとおっとりの違い説きながら仔猫と過ごす雨の休日
071:側
こちら側戻れば鱗ただよいて泡と消えるこの身置く部屋
072:銘
博多駅銘菓ひよこの紙袋コンコースの中行ったり来たり
073:谷
谷という谷を巡りて覚えきた口笛をふく緑の少年
074:焼
少しずつのぼってゆけば風のない洞でしたね焼けたあなたは
075:盆
お坊さん。いつか初盆むかえたらお経の意味もわかるんだよね?
076:ほのか
さようなら 香りほのかに漂わせ今から過去になってゆく人
077:聡
聡明なひとみを闇にひそませて森を見守る虚のふくろう
078:棚
本棚の君には嘘はつけないし飛べなくなった僕を笑えよ
079:絶対
絶対に吹いてはならぬ夏空にさよなら告げるはなびらが居る
080:議
不思議なのは土砂降りの中濡れながら閉ざされている君のその傘
081:網
網の目を乗り継ぎ濾されたわたくしのふにゃふにゃだけを連れてくる海
082:チェック
チェックメイト互いに避けてぐずぐずと夜半に鳴らす壊さない音
083:射
射る時のミラーに集まるきらきらをつつくカラスの哀しい遊び
084:皇
何を手にしたいのだろう木や花を知らずに終える皇帝ペンギン
085:遥
アンデルセン賢治とたゆたう遥かなる雲の草木の星のひかりの
086:魅
魅了されるいたずらな目をしたフランスのカフェ店員の少女アメリ
087:故意
許してる揃いのグラス割られても例えばそれが故意だとしても
088:七
吹けば赤い怒りを見せる炭抱いた七輪がある そっとしていて
089:煽
能古島潮の香りに煽られてはにかむようにゆれる秋桜
090:布
つぎはぎの布を繕う 明日からもパッチワークの中で生きよう
091:覧
つまさきを眺めて歩むイグアナの背骨の人よ空をご覧よ
092:勝手
身勝手なメトロノームを振っている猫の傍らしばし微睡む
093:印
印象は最悪でしたあっさりと落ちて転がる椿の花は
094:雇
一夜だけ雇ってあげる報酬はツナ缶で良い?ベンチ野良猫
095:運命
意味もなく運命などを語らえば雲に被われ隠れだす月
096:翻
スマホから響く着信翻りバックステップ仔猫のダンス
097:陽
猫の仔ととげとげとかげ陽だまりで眠る姿を待ち受けにして
098:吉
太陽が起きてきたよと吉報を告げゆく鳥よ明日も鳴いてよ
099:観
髪の毛をかきあげながら振り向いて授業参観母を待ってた
100最後
最後だと信じられぬと呟いて閉じゆく本に翼かくして

なんとか完走(中西なおみ)

2014-11-10 23:12:12 | 題詠ブログ2014
11/10完走しました。
お題の読み間違いに詠み間違い。
誤字やTBのミス。
今年もなにかとやらかしてしまいました。
来年こそはやらかさない様にしたいです。
五十嵐様、皆様、ありがとうございました。

100最後(中西なおみ)

2014-11-10 00:29:03 | 題詠ブログ2014
最後だと信じられぬと呟いて閉じゆく本に翼かくして

099:観(中西なおみ)

2014-11-10 00:27:05 | 題詠ブログ2014
髪の毛をかきあげながら振り向いて授業参観母を待ってた