柳通り便り

アメリカでの勉強と仕事に関するよしなし事

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聴くという武器

2011-01-06 17:20:15 | Weblog
明けましておめでとうございます。

去年の目標のなかに、「毎日、仕事関係の本を読む」というのがありました。色々と読んだ中で、一番教えられたのがこの本。

We've Got To Start Meeting Like This! How to Get Better Results with Fewer Meetings
Robert C. Kausen

会社でする会議の効率を上げるにはどうしたら良いか、と考えて読んだのですが、会議を越えて、ひろく人とのコミュニケーション一般に、非常に役に立ちました。

本の主なメッセージは、「聴く事」の重要性です。仕事人どうしの会話・会議で、お互いが言いたいことを言いあい、何も合意に至らず、不満が残ったまま去る、ということがよくあります。この原因は、「人は、自分の話をちゃんと聴いてもらったと感じるまでは、相手の話を聴くことはない」という法則です。そこで筆者(私ではなくて Kausen)は、"Reflective Listening" という聴き方を提案します。

・相手の言うこと、立場を完全に理解するまでは、口をはさまない(はさむのは言っていることを理解するための質問だけ)
・同様に、相手が喋っているときに、自分の頭の中で、言っていることが正しいかどうか考えたり、賛成論、反論を作ったりしない
・相手が誰であっても、上記のように、相手を尊重して聴く

アメリカでは「喋ってアピールしなきゃいけない」という強迫観念を誰もが持っているので、この考え方は、大きな発想の転換でした。
この聴き方を実践したところ、会議は効率が上がり、メンバーも私の言うことを、もっと聴いてくれるようになりました。「自分のほうが立場が上だから聴け」「自分のほうが正しいから聴け」というふうに思いがちですが、「自分は君の言ってることを理解した上で、こういう提案をするから、考えてみてくれ」というメッセージのほうが、はるかに効率的です。

この本、流行していないどころか、なんと廃版です。しかし最近はアマゾンが古本を売ってくれますので、興味があれば取り寄せて読んでみて下さい。短かいし、英語は平易です。

ところで、私は、実践している、といっても、忙しかったり、白熱すると忘れてしまい、「聴いてないじゃん!」と怒られることもあります。そういうときは潔く「ごめん、聴いてなかった」と謝って、やり直しです。
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1 コメント

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real estate broker in silicon valley (yoshiki yamanouchi)
2014-12-16 04:12:36
famed management consultant STEVEN COVEY's theory of INDIAN STICK theory. One person would not give his right to talk stick till he feel other understood him.
I have personally came up logical explanation of it. Talker is not expecting other to give him answer but understand his feeling or position first. And compromise will happen when both parties understand others feeling and position regardless of right or wrong. Yoshi

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