日々、思うことをサラサラと。

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椰月さんが伝えたかった事

2016-11-26 | 美術展・本
「明日の食卓」椰月美智子 2016年初版

親から子への痛ましい虐待のニュースが次々報じられている。
今、小中学生の子育て真っ最中の親御さんは他人事ではないと感じられる方も
少なからず居るのではないか。

この本は虐待までの過程の直前をあぶり出し、読む者に他人事ではないヒヤリとした感覚を
具現化した状況を描いている。
思い当たるような家庭の状況を幾例かのせて、その中のどれかに当て嵌まりそうな設定だ。
ラスト、着地点に手を打つ。「手を打つ」って?・・・と思われるかもしれないがこれしか
表現方法が浮かばない。読了後、不安の中から貴重なものを得られると思います。


他「蝶のゆくえ」橋本 治 
この本の短編の中の一つ「ふらんだーすの犬」
発行後12年を経ても、グサリと突き刺さった痛みが未だに溶けないでいる。
親から子への虐待へと辿っていく様が「明日の食卓」とはまた違った切り口
から入っている。事件が報じられると、48ページのこの短編に必ずリンクしてしまう。



久しぶりに本記事UPしてみた。
長期間、本記事も映画記事も読む見るだけでそのままの状態だった。
だが、これらは今読んで欲しかった。


「ジニのパズル」崔実(チェシル)
在日の高校生の少女の心情を淡々と描く。
この「淡々」の中に溢れるほどの少女の感情が読み取れる。
震えるほど素晴らしい伝え方です。
31才の才能に激拍



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