fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、一緒に暮らす猫のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

二ノ宮知子のおにぎり通信

2014-10-16 21:45:43 | 読書
一体何回くらい読み返したかな~、『のだめカンタービレ』

こんなに笑えてしかも感動する漫画って初めて読んだわ、と思ったもんです。

その作者二ノ宮知子さんが、出産されて育児エッセイマンガを描いた、それが『おにぎり通信』(2巻もある)。

いやいや、さすがです、ただの育児マンガではない。

一家の大黒柱は、マンガ家二ノ宮知子。

それを支えるのが、夫であるPOMさん、家事育児事務処理(たまにドラマーとしてライブにも出演する)すべて夫の仕事。

二ノ宮知子さんは、息子のコウ君(うちの孫と同じ名前(^^;))がおなかが空いても、ウンチをしても、外に遊びに行きたくても、「マンガの締め切りが~」と夫に育児丸投げ。

POMさんは、妻、二ノ宮知子に「ウオー!たまには、やれよー!」と怒鳴りながらもせっせと料理を作るわ(例の呪文料理だ)、息子のおむつを替えるわ、外に連れていくわ、洗濯、買い物、保育園の送迎するわ、と万能である。

うーむ、千秋のあのキャラは、夫POMさんから来てるんだな。

そして終いには丸投げのツケが来て、息子コウ君から「ママよりパパがいい~。」とエビぞりで泣き叫ばれてしまう二ノ宮さん。

のだめを思わせる二ノ宮さんの不思議ダメキャラも楽しめる面白マンガ、おススメです。


面白いことに出会ったら、ついついネットでレビューを読んでしまう事がいい事なのかどうなのか?分からないが、アマゾンでレビュー読んでみた。

面白いという人の中に混じってちらほら批判的なレビューもあった。

こんなにひどい母親がいてもいいんでしょうか?子供が可哀想、二度と読みません!みたいな。

こんな逆転夫婦がいてもいいんじゃないの、家の中にパパ、ママ、アシスタントさん、とたくさん人がいてコウ君(すぐに次男のヒロ君が生まれる)も孤独じゃなさそうですし、何よりマンガだし

ギリギリとがんばり過ぎてるママが読んだら少しは肩の力が抜けてよさそう、と私は思いましたが。

でも、子供を良い大人に育てるには、母は生真面目に真剣にならざる負えないのかもしれませんけれどね。



とにかく食べ物系への道をひた走るコウ君の成長ぶりも面白い









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