fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、一緒に暮らす猫のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

残念ながら受けなかった話(^-^;

2017-07-09 20:33:41 | 日記(ユーモラス系)
関西人ならまぁ約50%くらいの人は、日々笑えるネタを探しを求めているのではないだろうか。

幼少の頃よりボケとツッコミが会話の中にちりばめられている毎日を送っていたら、これはもう習い性になっていると言える。


それは、東京でのこと。

コウ君とSちゃんを保育園にお迎えに行った時の話。

もしかしたら、私だってデコラティブなフリフリピンクやレースの服が似合うのかもしれないけれど

薄い顔なのとSimple is best.と思っているのでいつも選ぶ服のタイプは、色なら紺、黒、グレー、白、そしてほとんどがパンツスタイル。

その日は、細身の紺の七分丈のパンツに小さな襟が可愛い後ろボタン、フレンチスリーブの黒い麻のブラウスを着用し、黒縁のめがねをかけて、白のスニーカーを履いていた。


コウ君の隣にいた同じく3歳くらいの男の子が、そんな私を見上げて

「おばあちゃんみたい。」と言った。(この言葉の裏には、若そうな格好してるけどと言う含みが入っているのであろうか?)

「うん、だって、おばあちゃんだもんおばあちゃんでいいのよ。」

と、にっこりしながらその子に言うと、そう言う私を見てその子は今度は何と

「おばあちゃんだけど、おじいちゃんみたい。」と言い放ったのであった。

(エーッ、どういう意味?着てる洋服が地味だから?)と、心でつぶやきすぐさまその子に

「エーッ!おばあちゃんだからおばあちゃんはいいけど、おじいちゃんはいややわ。」

と、思わず関西弁で言い返してしまったのあった。

大人げない?イヤホントよく考えたら大人げなかった

東京の子である彼はそんな私を「変な大人」とでも言うようにシラ~ッとした目で見てどこかへ行ってしまった。


その時私の脳裏に浮かんだのは、これはネタになる()!と言う事だった。

関西に帰ったら、生徒さんや友達にこれは絶対言わなくちゃ!きっと笑いが取れる


しかし、しかし、何という事だろう、私の面白く話すスキルがいまいちだったのか、この話は全然受けなかったのであった。


生徒さんたちは、「おばあちゃんみたい」って言われたの、という時点で「あらあらどうしましょう、どう言う受け答えをすればいいのでしょう?」的なあいまいな表情を浮かべるばかりだし

友達は友達で、「言い返したの?それはあかんわ、その子が可哀想。」と、その3歳の子に同情するしで


結局、ちらっと笑ってくれたのは夫と長男のみであった。


お笑いの道は険しくまだまだ精進が必要だ、と決意を新たにしたのでありました。





この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 難しい卒母 | トップ | ほんめつとむさんの『赤いワ... »
最新の画像もっと見る