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狭いベランダで育てているバラのこと、一緒に暮らす猫のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

映画『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』を観てきた。

2017-07-11 14:59:35 | 映画
久々に映画を観たいと思って、ミニシアターの上映情報を探しましたが

これと言ってどうしても見たい映画が見つからず、時々お邪魔しているミニシアター系の某ブログを読みに行ってみたら

ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』をすごく褒めて書いていらっしゃったので

シネマート心斎橋に観に行ってきました。


この映画は、日韓併合とは名ばかりで日本が韓国を統治し朝鮮皇室を消滅させようとしていた時代(1925年)の物語です。
(最初に字幕で、この映画は史実に基づいたフィクションですとありました)

大韓帝国初代皇帝の娘 徳恵翁主(トッケオンジュと読むらしい)は、朝鮮総督府によって有無を言わさず13歳で日本に留学(結局の所人質)させられてしまいます。

父親は毒殺され、愛する母親とも離れ離れになり、唯一の心のよりどころは待女のポクスンだけと言う孤独な中、

いつかは韓国に帰り人民の希望の星になると言う高潔な志を持って窮屈な毎日を送っています。


そんな心細い生活を送っていたある日、幼馴染であるジャンハンと再会します、ジャンハンは大日本帝国陸軍少尉となっていますがそれは表の顔

実は彼は、祖国独立運動のメンバーで徳恵翁主とその兄を上海に亡命させる計画を立てていたのです、、、。



日本がいかに韓国や中国にひどいことをしてきたかと言う事は、話に聞いたり何かで読んだりはしますが

映像で見ると、さらにそのことが強烈に胸に迫り苦しい気持ちになります。

史実ではありますが、こういった映画を観るのは、日本人としてはなかなか複雑な思いです。

しかし、映画では実際に徳恵翁主を追い詰めたのは、日本人ではなく日本の意を受けた李王職の長官ハンテクス(ユンジェムン、悪役するところしか見たことない役者さん)であるように描かれており

そこは、この映画が日本でも上映出来るように苦心した部分なのでは?と勘ぐってしまいました。


あらゆる手立てで徳恵翁主と兄である皇子を亡命させようとする場面は、手に汗握る迫真のシーンが続き見ごたえ十分。

徳恵翁主とジャンハンのほのかに漂う恋も、淡く儚く心に残りました。


しかし、成功するかに見えた亡命は、ハンテクスによって阻止され、それから長い長い年月(約35年くらい)を母国へのやみがたい思いを抱えて生きていかなければならなかった徳恵翁主。

途中、戦争が終結しこれでやっと韓国に帰ることが出来ると喜びにあふれる徳恵翁主ですが、韓国側から入国を拒否されてしまうと言う絶望。

新聞記者となったジャンハンが、精神病院に入院している徳恵翁主を見つけ出し、韓国へ帰ることが出来たシーンでは映画館のあちこちですすり泣きが聞こえてきました。


映画を観終わって

国と国との争いに巻き込まれ、言葉では言い表せないくらい辛い人生を生きなければならない人々が今も絶えることがないのですから

性懲りもなく繰り返される侵略や争いに、世界に平和が訪れることは永遠にないのだろうかとネガティブな気分になってしまいました。


それにしても主人公徳恵翁主を演じたソン.イェジンのなりふり構わない体当たりの演技が素晴らしかったです。

初めて彼女を観たのはドラマ『夏の香り』で、初々しく可憐で本当に可愛い女優さんで、大好きになりました。

映画『ラブストーリー』でも、沢山の男性を虜にしたのではないでしょうか。

少し前のドラマ『サメ』では、容色の衰えとお肉がちょっとついちゃったかなと、心配しましたが

この映画で、そんな心配は払拭。

これから大女優への道を歩んでほしいなぁと思いました。






ジャンハンとの淡い恋


祖国独立を誓う


皇子の妻役で戸田菜穂ちゃんが出ていました。







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