ラグビーワールドカップ日記(西暦2019年のラグビーフットボール)

優雅で感傷的な日本ラグビー(あるいは「カヴァレリア・ルスティカーナ」について)
旧「バックスタンドで会いましょう」

サンウルブズ48:21ブルーズ

2017年07月22日 13時41分38秒 | サンウルブズ
もう1週間経ってしまったが。
勝因(1):気温。この日の東京の最高気温は33.7度。その数字以上に秩父宮は暑かった。我がラグビー観戦人生最高体感気温だった。死者が出なくて何よりだった。
勝因(2):ジェローム・カイノ(笑)。冗談ではない。あのイエローカードでどれだけ助かったことか。
勝因(3):(1)のこともあるだろうが、ブルーズはおかしかった。ディフェンスが全然戻り切れていなかった。ニュージーランドのチームとは思えなかった。
勝因(4):これまでのゲームに比べるとキックが効果的だったこと。蹴るべきか蹴るべきではないかという議論はおかしい。効果的なキックは蹴るべきだし、効果的ではないキックは蹴るべきではない。そして今のサンウルブズやジャパンにとって効果的なキックというのは非常に限定されてしまう。再獲得の確率が低いからだ。であれば大半のキックは蹴るべきではないという話だが……。この日はたまたまなのか、練習の賜なのか、多くのキックが効果的な結果を生んでいた。

まあ、「勝って良かった」に決まっているが、「終わり良ければ」ですべてがうやむやにされてしまわないことをファンは望む。特に大敗した試合の分析をきちんとして、体制や編成はもちろんのこと、「どういうラグビーを目指すべきか?」から議論して欲しい。