昨日はサントリーホールで野平一郎指揮で自作曲の"triptique"とチェロコンチェルト「響きの連鎖」を聞いた。
「3部作」はともかく「響きの連鎖」、、、なかなかな題名をつけるなと脱帽。
この曲は実は氏から初演時のDVDをもらって聞いていたので初めてではない。
後半は指揮者が替わって杉山洋一指揮でブーレーズの「エクラ/ミュルチプル」
あのサントリーホールというのはいつ行ってもあまり感心しない。
音がよそよそしいというのか、(周りの環境も同じくよそよそしいのが居心地を悪くする)
なんだか遠くから聞こえてくるようでヴォリュームボタンがあったら回して強くしたいようなもの足りなさがある。
だんだん聞いているうちに慣れてくるのだが。
そういう訳で野平氏の1曲目は慣れるのに時間がかかった。
特に弦楽器の響きがもう一つというか、歯切れがないというか、曖昧で細部が聞こえてこない。
曲の真ん中あたりからだんだん、彼の音楽が聞こえて来た。(僕には)
「響きの連鎖」も同様な印象だった。チェロがあれっと思うくらい小さい。
打楽器は鮮明にむしろ生々しく聞こえてくるのだが、、、
しかし、これも堤氏がだんだん音が出て来たのか、僕の耳が慣れて来たのか次第に気にならなくなった。
ただし、時折金管などにかき消されたするのはチェロという楽器の限界なのか、バランスなのか。
何しろこの2曲とも後期ロマン派ばりの大編成オケだ。
後半はブ―レーズ。
この曲に限らず、ブーレーズの曲名はいつも難解だ。
カタカナで書いても日本語では意味をなさないと思うがどうだろう。
「炸裂 / 複合」とでも訳すか?
炸裂は解りやすいが、multipleと書けば英語がわかる人は少なくともわかるはずだ。
要するに「マルチ」。かけ算の意味でもある。ひょっとして「かけ算」そのものなのか。
プログラムノートを読むと砕け散ったものが様々に変化して行く様のようなので、かけ算の概念はあたっているかもしれない。
"Double"と言う曲もある。「ドゥーブル」って言うんだろうか。綴りを見れば一目瞭然「ダブル」だが、
これにも様々な意味合いがある。この曲の場合はある種の「変奏曲」。
バッハのパルティータなどでも使われている言葉で、バロック時代は「変奏曲」の意味であった。
Multipleも同じような意味で使っているのかもしれない。
ブーレーズはいつも思うがその鮮烈でクリアーな響きに冒頭から魅せられる。
しかしだんだん途中で飽きてしまうのです。
お前はよく解っていないからだと人に言われそうだが正直な感想。
大体、何がどのように"multiplier"(かけ算)されているのか全くわからない。(僕には)
しかし、それにしてもなんと言う素晴らしい響きだろう。
増幅したギターやマンドリン(あるいはバラライカ?)ハープの響きが印象的。
もちろんピアノ、ピアノプレパレ、チェレスタなども。
しかしここでも、前に並んだ9人の弦(全部ヴィオラ?)も曖昧な、覇気のない音がしていて残念だった。
それにしても、パリやリヨンでこのプログラムだったらおそらくガラガラだろうが、、、
あの大きなサントリーホールが7割がた埋まっていた。東京って本当に凄い町だと思う。
「3部作」はともかく「響きの連鎖」、、、なかなかな題名をつけるなと脱帽。
この曲は実は氏から初演時のDVDをもらって聞いていたので初めてではない。
後半は指揮者が替わって杉山洋一指揮でブーレーズの「エクラ/ミュルチプル」
あのサントリーホールというのはいつ行ってもあまり感心しない。
音がよそよそしいというのか、(周りの環境も同じくよそよそしいのが居心地を悪くする)
なんだか遠くから聞こえてくるようでヴォリュームボタンがあったら回して強くしたいようなもの足りなさがある。
だんだん聞いているうちに慣れてくるのだが。
そういう訳で野平氏の1曲目は慣れるのに時間がかかった。
特に弦楽器の響きがもう一つというか、歯切れがないというか、曖昧で細部が聞こえてこない。
曲の真ん中あたりからだんだん、彼の音楽が聞こえて来た。(僕には)
「響きの連鎖」も同様な印象だった。チェロがあれっと思うくらい小さい。
打楽器は鮮明にむしろ生々しく聞こえてくるのだが、、、
しかし、これも堤氏がだんだん音が出て来たのか、僕の耳が慣れて来たのか次第に気にならなくなった。
ただし、時折金管などにかき消されたするのはチェロという楽器の限界なのか、バランスなのか。
何しろこの2曲とも後期ロマン派ばりの大編成オケだ。
後半はブ―レーズ。
この曲に限らず、ブーレーズの曲名はいつも難解だ。
カタカナで書いても日本語では意味をなさないと思うがどうだろう。
「炸裂 / 複合」とでも訳すか?
炸裂は解りやすいが、multipleと書けば英語がわかる人は少なくともわかるはずだ。
要するに「マルチ」。かけ算の意味でもある。ひょっとして「かけ算」そのものなのか。
プログラムノートを読むと砕け散ったものが様々に変化して行く様のようなので、かけ算の概念はあたっているかもしれない。
"Double"と言う曲もある。「ドゥーブル」って言うんだろうか。綴りを見れば一目瞭然「ダブル」だが、
これにも様々な意味合いがある。この曲の場合はある種の「変奏曲」。
バッハのパルティータなどでも使われている言葉で、バロック時代は「変奏曲」の意味であった。
Multipleも同じような意味で使っているのかもしれない。
ブーレーズはいつも思うがその鮮烈でクリアーな響きに冒頭から魅せられる。
しかしだんだん途中で飽きてしまうのです。
お前はよく解っていないからだと人に言われそうだが正直な感想。
大体、何がどのように"multiplier"(かけ算)されているのか全くわからない。(僕には)
しかし、それにしてもなんと言う素晴らしい響きだろう。
増幅したギターやマンドリン(あるいはバラライカ?)ハープの響きが印象的。
もちろんピアノ、ピアノプレパレ、チェレスタなども。
しかしここでも、前に並んだ9人の弦(全部ヴィオラ?)も曖昧な、覇気のない音がしていて残念だった。
それにしても、パリやリヨンでこのプログラムだったらおそらくガラガラだろうが、、、
あの大きなサントリーホールが7割がた埋まっていた。東京って本当に凄い町だと思う。
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