Peace of Mind を求めて…

悲しいことがあっても、必ず新しい朝は来るのですよね

5月になりました

2011-05-05 23:18:55 | 日記
3月、4月があっという間に過ぎ去り、いつのまにか5月になっていました……

つらくてしんどい2ヶ月でした…
日本という国自体を危機に陥れるような、今でもまだ信じられないような東日本大震災も起きました……

新年度を迎えるための準備で残業が続いていた3月、悪夢のような地震と津波が東日本を襲いました……テレビで繰り返し放映される津波の映像に驚愕しましたが、被災地域があまりに広範囲で、情報も断片的で…横浜に住む娘や千葉で勤務する職場の同僚たちのことを案じながらも、いつもどおりの平穏な日常が続く自然災害に見舞われることが少ない平和ボケした岡山に暮らしていて、どこか非現実的な感覚でしか捉えることができませんでした…(本当に申し訳なく思います。)

少しずつ被害状況が報道されるようになると、あまりに多くの問題が同時多発していることを知り…(まさかの原発事故!)
膨大な数の方々が亡くなり、行方不明となり……助けを求め、悲嘆にくれておられる方々の姿が見えてくるにつれ、だんだん心が苦しくなってきました…。

被災された方々が、大変な状況に置かれている中、何事もなく毎日温かい食事をとり、お風呂に入り、寒さに震えることなくぬくぬくと布団で眠っていることに対する罪悪感…
大切な家族を亡くし、絶望的な悲しみの中でかろうじて自分自身を保っているであろう方たちに対し、何も力になろうとしない自分に対する嫌悪感…
そして、いくら理解しようとしたとしても、目の前で大切な家族や恋人を津波にさらわれ、深い悲しみに陥っている方々の苦しみを本当には共有できない(共有できるのは、同じ悲しみを経験した人だけだと思うのです)という事実…

何かできることはないのか…という思いはあっても毎日が慌しく疲労も重なっており、自分と家族の生活を守り、日々を切り抜けていくだけで精一杯……

ジレンマに苦しんでいるうち、だんだんと心が固まっていってしまったのでした…

「がんばれ日本!」という、一見励ましにみえて実はとても酷い言葉をあちこちで見聞きするたびに、目や耳を塞ぎたくなりました……
あまりに大きすぎる悲しみに茫然自失、憔悴しきっているとき、「がんばれ」という言葉がどれほど人を追い詰めることか……

結局、今自分にできることは何か、と現実的に考えたとき…日常生活を守り、家族を守り(夫の病状が再び悪化しています)、仕事を着実にこなし、その上で義援金を定期的に送り続けることだと思い直し……

節電を心がけながら日々の生活をなんとか乗り切っていこうと決心したのでした。

いつもお世話になっているI先生から、福島原発の「廃炉」を求める署名運動や、子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求する署名運動について教えていただき、協力させていただいたことで、ほんの少しだけですが、自分の固まっていた心をほぐすこともできました。


仕事では。。。。。

3月に私の所属する課の課員4名のうち2名が退職しました。
退職者のために、送別会やら記念品の買出しやら花束贈呈の儀式やら…いろいろと気を遣ったつもりなのですが……退職者の1人・自己顕示欲の権化だった女性上司からは、最後まで一言のねぎらいの言葉もなく、最後の日、荷物を運ぶ手伝いをした際にも、ついに私と目を合わせてくださることはありませんでした。(一緒にいたもう1人の部下には「がんばりなさいよ」と声をかけておられたのですが…)私が彼女の信奉者・崇拝者ではないということをわかっておられたのだと思います。(それは彼女が部下に一番望んでいたことでした…)

4月から、私の所属する部署の課名が変更になったことに伴い仕事が倍増したところへ、新人を含む3名が課員として加わりました。年度初めには行事が目白押し、しかし新メンバーは即戦力とはならず、結果的にすべての指示を私が出さねばならなくなりました。立場上、言いにくいところもあり、いつもながらの理不尽な人事異動を恨みながらも、やるだけのことはやらねば!!!と覚悟を決め、できるだけみんなに声をかけ、コミュニケーションをとりながら段取りを考えていきました……

肉体労働や休日出勤が続いていたころ…なぜか左目の奥がひどく痛み始め、左後頭部にも激痛が走るようになりました…

疲れがたまってきたんだな。。。ということはわかっていたけれど、女性も含め、毎日深夜まで残業している隣の部署の人たちへの手前、弱音は吐けません。鎮痛剤を毎日服用しても全く治まる気配がないことが気になりながらも、時間に追われ、張り詰めた日々を過ごしていました。。。

そうこうしているうち、左眉の真ん中あたりに、にきびのようなブツブツが出現し、ピリピリして痛いな〜と思っていたらだんだんとふくらんできて……

さすがになんだか様子が変だと気づいて健康管理センターに駆け込むと、「帯状疱疹」だと宣告され、すぐに病院へ行くように言われました。

この後、近所の内科で処方されたバルトレックスという高価な薬を5日間飲み、注意しないと失明の恐れもあると脅され、眼科へも通いました。確かにこの帯状疱疹のウイルスってやつはものすごく強烈で、水泡は顔の左半分と頭に次々と出現し、左目はつぶれてお岩さん状態になってしまいました……

本当は安静にしなければならなかったのでしょうが、この時期そんなことが許されるはずもなく…
眼帯をしてつぶれた目を隠し(隠しきれていませんでしたが)、毎日這うようにして出勤し、ヘトヘトの毎日でした。。。

帰宅すると、同じく疲れ果てて大鼾をかいてソファで寝ている夫の姿が気になりながらも、自分自身がしんどくてしんどくて…必要最小限の家事だけすませて布団に倒れこむ生活が1ヶ月近く続きました……ホント〜にこのウィルスのヤツは。。。かなり手強かったです!!!
(新聞もほとんど読めず、テレビは全く観ない生活でした…)

ようやくゴールデンウィークが近づいてきたころ、たまたまつけたテレビで、福島に取り残された畜産農家の牛たちが、エサも水も与えられないまま衰弱死していることを知りました。
……家族で遅い夕食を囲んでいたゴールデンウィーク前日、やっと明日から休める…とホッとしたとき、突然牛たちのことが頭に蘇ってきました。娘に「福島では牛がね〜」と話し始めたとたん、堰を切ったように涙があふれてきて、もうそれ以上どうしても食事がのどを通らなくなりました…

被災地で不自由な生活をされている方々、原発事故で故郷を離れなければならなくなった方々、大切な家族を亡くした方々……あまりに深い悲しみの数々に言葉もありません……

傷ついた被災者の方々の心が少しずつでも癒されていきますように…ただただ祈ることしかできません……ごめんなさい。。。

4月半ばから夫の病状がかなり悪化しています…私も我が家を守っていけるのか、不安感で苦しくなることがありますが、なんとか毎日を凌いでいこうと思います。



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言葉もなく シーベルト 東日本大震災
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2 コメント

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Unknown (hiha-chan)
2011-05-19 01:26:30
naohinさん、お体は本当に大丈夫なのですか。ブログの更新もなく、どうしていらっしゃるか心配でした。
やはり、大変な日々だったのですね。
仕事や旦那様のお世話、さらには、感受性豊かで優しい性格のnaohinさんなので、心配でした。
東京は余震は続きましたが、被災地程ではなく、それなりに時間が過ぎて行きました。多少不便な暮らしではありますが、喉元を過ぎると暑さを忘れる…とはよく言ったものです。
これからより大変な夏をどのように乗り切るか、正念場ですね。
豊かで便利な暮らしに慣れすぎている私たち。仕事で、エレベーター禁止令が出て、移動に息切れしている自分が情けないです。
でも、こんな時こそ恵まれた環境にいる私たちが元気で頑張らないと…、思っています。
なんでもない日常にいられることに感謝しつつ、明日のために頑張りましょうね。
naohinさんは、これ以上頑張らないでくださいね。
お元気でしたか? (naohin)
2011-05-20 23:25:12
>hiha-chanさま
お忙しい毎日を送っておられることと思います。たびたびの余震や停電…いろんなご苦労があったことと思います。横浜の娘からも余震のたびに「こわい〜」というメールが届いていました。
 エレベーター禁止令ですか…さすが都庁ですね…でもしんどそう。。。これからは今まで以上に節電を心がけないといけないのでしょうね。
 あまりの酷い落ち込みに、「入院して電気ショック療法をもう一度受けたい」と言い始めた夫ですが、職場からもう休職は認めないと宣告されているので、どうしたらいいのか…暗い表情で毎日寝込んでいる夫の姿を見ていると、こちらまで惨めな気持ちになり落ち込んでしまいます。もうこんな生活が8年も続いています……。
 でも日常生活を送ることができるだけで幸せだと思うので、心を切り替えて前を向いていきます。この春は体力の衰えを思い知らされましたが、なんとか家族のためにも頑張らねば…と思っています。
 hiha-chanさんも身体を大切にしてくださいね☆

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