中国電力が上関原発を計画する山口県上関町の町長選が9月25日に投開票され、原発推進派の現職・柏原重海氏が、反対派の山戸貞夫氏を破り、3選を果たしました…
1982年に原発計画が発表されて以来、選挙では推進派と反対派の闘いが続いてきましたが、今回も含めて9回すべて、推進派の勝利となってしまいました……それも、今回は現職の圧勝。。。
今回は福島の事故後でもあり、ひょっとしたら…という気持ちもあり…上関町の方たちの良心を信じ、祈るような気持ちで25日を迎えたのですが………残念です。できることなら、馳せ参じて何かお手伝いがしたかったです。。。
圧勝の理由としては、福島後の社会情勢の変化に対して危機感を持った推進派が、これまで以上に結束し、原発計画が無に帰した場合の町つくりを、反対派の新人ではなく、実績のある現職町長に委ねた…というところでしょうか。
折りしもNHKで、フェイス「密着 上関町長選挙〜国策に揺れる町の行方〜」という番組が放送され、興味深く観ました。
主役は、勝利した現職の柏原重海氏です。
過疎で、高齢化の進む上関町には原発しか生きる道はない!、生活を明日から止めるわけにはいかない!、と悲壮感たっぷりに明言されます。
そして、これからますます上関町が茨の道を歩んでいく事を知りながら、今ここで身を引くのは「男として」無責任だから立候補を決断した!と、苦渋の思いを語られます。(「男として」というところは「人間として」と言ってほしかったですね!笑)
これまでに国から、温浴施設=9億円、小学校施設=13億円など、70億円が交付され、今後も86億円が交付される予定だったそうです…。番組では、医療や福祉も原発のお金がなければ成り立たないことが強調され、町民の足として活用されている町営バス(交付金の900万円を使用)で、お年寄りが病院に通う姿が映し出されます…。
原発に関わる建設工事を当てにしていた建設会社の社長さんは、もう何ヶ月も仕事がなく、社員のクビを切るしかない…と神妙な顔で語られます。(でもこの社長さん、You Tube で見ると、工事を阻止しようとした祝島の80歳女性を蹴っ飛ばした方です!
威圧的で柄が悪いおっさんだな〜と思ってました!テレビじゃあ、完全に被害者として扱われていますが…)
柏原氏は、国策ということで今まで協力してきたのに……今までの30年の苦しみを国に届けたい!、そして国が誠意を示してくれれば、我々は敗者ではなくなるのだ!と訴えておられました。(これからも国からお金をもらうことを期待しておられるのでしょう)
この番組は、完全に推進派の柏原氏の立場に立って制作されているので、きっとこれを観た人たちは、推進派に同情的感情を持つだろうな〜と感じました…
原発マネーがどれほど無駄な使い方をされてきたか(たとえば、すぐ近くにきれいな海があるのに、少人数の小学校に何億もする温水プールを作り、結局温水ではなく、冷たい水のプールとしてしか使用されていないという事実…)
選挙の際に、どんな汚いお金がばらまかれたか…
そもそも原発が安全でクリーンだと標榜するのであれば、どうして都会に作らないのですか?
なぜ建設予定地の住民に大金をばらまくのですか?…
自然を破壊する、危険なものだとわかっているからでしょう!
いくらお金をもらっても、ひとたび事故が起きて空気や水、大地が汚染されたら、人間は住めなくなるのに…
人間が生きていくこと自体が不可能になるのに…
福島の方たちが、今まさにその苦しみの只中におられるのに…
過疎だ、高齢化だ、というのは祝島でも同じだけれど、祝島の方たちのなんと元気で、生きる力に溢れていることか…
原発マネーなどなくても、自分たちで自立しようと、いろいろな計画をたて、助け合って生活しておられます。
そんな内容は、番組では全く取り上げられていませんでした…
上関町が、これから一体どういう方向に向かうのか…これからも注視していきたいと思います。
1982年に原発計画が発表されて以来、選挙では推進派と反対派の闘いが続いてきましたが、今回も含めて9回すべて、推進派の勝利となってしまいました……それも、今回は現職の圧勝。。。

今回は福島の事故後でもあり、ひょっとしたら…という気持ちもあり…上関町の方たちの良心を信じ、祈るような気持ちで25日を迎えたのですが………残念です。できることなら、馳せ参じて何かお手伝いがしたかったです。。。
圧勝の理由としては、福島後の社会情勢の変化に対して危機感を持った推進派が、これまで以上に結束し、原発計画が無に帰した場合の町つくりを、反対派の新人ではなく、実績のある現職町長に委ねた…というところでしょうか。
折りしもNHKで、フェイス「密着 上関町長選挙〜国策に揺れる町の行方〜」という番組が放送され、興味深く観ました。
主役は、勝利した現職の柏原重海氏です。
過疎で、高齢化の進む上関町には原発しか生きる道はない!、生活を明日から止めるわけにはいかない!、と悲壮感たっぷりに明言されます。

そして、これからますます上関町が茨の道を歩んでいく事を知りながら、今ここで身を引くのは「男として」無責任だから立候補を決断した!と、苦渋の思いを語られます。(「男として」というところは「人間として」と言ってほしかったですね!笑)
これまでに国から、温浴施設=9億円、小学校施設=13億円など、70億円が交付され、今後も86億円が交付される予定だったそうです…。番組では、医療や福祉も原発のお金がなければ成り立たないことが強調され、町民の足として活用されている町営バス(交付金の900万円を使用)で、お年寄りが病院に通う姿が映し出されます…。
原発に関わる建設工事を当てにしていた建設会社の社長さんは、もう何ヶ月も仕事がなく、社員のクビを切るしかない…と神妙な顔で語られます。(でもこの社長さん、You Tube で見ると、工事を阻止しようとした祝島の80歳女性を蹴っ飛ばした方です!
威圧的で柄が悪いおっさんだな〜と思ってました!テレビじゃあ、完全に被害者として扱われていますが…)柏原氏は、国策ということで今まで協力してきたのに……今までの30年の苦しみを国に届けたい!、そして国が誠意を示してくれれば、我々は敗者ではなくなるのだ!と訴えておられました。(これからも国からお金をもらうことを期待しておられるのでしょう)
この番組は、完全に推進派の柏原氏の立場に立って制作されているので、きっとこれを観た人たちは、推進派に同情的感情を持つだろうな〜と感じました…
原発マネーがどれほど無駄な使い方をされてきたか(たとえば、すぐ近くにきれいな海があるのに、少人数の小学校に何億もする温水プールを作り、結局温水ではなく、冷たい水のプールとしてしか使用されていないという事実…)
選挙の際に、どんな汚いお金がばらまかれたか…
そもそも原発が安全でクリーンだと標榜するのであれば、どうして都会に作らないのですか?
なぜ建設予定地の住民に大金をばらまくのですか?…
自然を破壊する、危険なものだとわかっているからでしょう!
いくらお金をもらっても、ひとたび事故が起きて空気や水、大地が汚染されたら、人間は住めなくなるのに…
人間が生きていくこと自体が不可能になるのに…
福島の方たちが、今まさにその苦しみの只中におられるのに…
過疎だ、高齢化だ、というのは祝島でも同じだけれど、祝島の方たちのなんと元気で、生きる力に溢れていることか…

原発マネーなどなくても、自分たちで自立しようと、いろいろな計画をたて、助け合って生活しておられます。
そんな内容は、番組では全く取り上げられていませんでした…
上関町が、これから一体どういう方向に向かうのか…これからも注視していきたいと思います。









