読書感想文の書き方

ふとインターネットラジオに耳を傾けていたら

「夏休みの読書感想文ってありましたけど

　読書感想文ってどう書けばいいかわからなくて困りました」

とおしゃべりしていらして。

そういうことなら私にまかせてもらおう。

基本的に、二つの方法があると思う。


一つは、評論家が書く「書評」のようなもの。

でも、これはプロっぽくたくさん知識がないとさまにならないし、

アマゾンのレビューみたいに星三つ「★★★」とかつけるとおこられそうだし、

こんなんでいいのかな、と悩んでしまいがち。


そこで、みなさんに超おすすめなのは「エッセイ」のスタイル。

つまり、自分の土俵で戦うのだ。

相手の土俵ではなく。


・・・暑くてグダグダの中、書店に入ったら涼しくて

急にやる気になって手に取ったのがこの本でした、

でもなかなか読む気になれずにいたのですが

お風呂上がりに3章を読み始めたところから、

一気に読んでしまいました、気がつくと夜明けでした、

みたいな。


こちら側の私的な事情を混ぜ込むと、とても書きやすいし

そういうリアリティがある作文は、読む側としても面白いものです。

自分自身の事情でスタートして、ドクショカンソウブンらしく要約を少しして、

そして「自分」と「本」と、双方が重なる「おもしろかったこと」を書いてしまえば、

あっというまに、そこそこの分量の作文になるはず。

こんな感じで、どすか。


【今日の教訓】

読書だけでなく

「音楽鑑賞感想文でも可」

みたいなのがあるともっといいと思った。

ショートカクテル覚醒

久々に偶然の大発見。

でも、すみません、大人の酒の話題です。

というのも、なんか最近、暑いじゃないっスか。

で、保冷剤など、使うわけです。

デパートの食品売り場などでもらってきたやつを

冷凍庫に貯めておいて、

室内作業のときに首に当てたり、

外に出るときにズボンのポケットに入れておいたり。

もちろん、特に暑いところにいくときはペットボトルごと凍らせる。

そんな、水冷凍ペットボトルとして活躍した天然水の飲み残しを、

捨てるのももったいないので、ふと冷凍庫に入れておいた。

で、夜になり、愛用のジン、ビーフィーターを飲もうとして

冷凍庫を開けたときに、発見してしまったのだ。

ちゅうと半端に水を残した冷凍ペットボトル。

ぎんぎんに冷えているそれのキャップを開けて、

高濃度（47％）のジンを注ぎ、シェイクしたら・・・

なんと!!　美味し!!

普通のロックのように氷が解けて水っぽくならず、

完全に冷え切って、しかも濃い。

自分はマティーニを作る趣味はないので

そのまま、美味しく・・・

ていうか、ここまできたらドライ・ベルモット

買っておこうと決意した。


【今日の教訓】

「半端に水を残した冷凍ペットボトル」
が冷凍庫にあると、ショートカクテルが作り放題じゃないか
と、気がついてしまった。
飲み過ぎ・注意。

放射能の影響について

食に対する関心が、ネガティブなものになってしまった気がする。

2011年3月に起きた原発事故の影響。

それは、まあそうなのだ。

杉並の学校だったか、校庭を守るために敷いていたブルーシートが

事後に測ったら市民にはあつかうことのゆるされていないレベル、

つまりりっぱな「放射性廃棄物」となってしまい処理に困った。　

すると「他のゴミといっしょに捨てれば濃度が下がるのでよし」と指導された。

放射性廃棄物になってしまった学校の備品も、国の指導もすごいが

ようするに東京もふくめて、全てそんな調子で放射能が降ったわけだ。

ところで、なぜ放射性物質が危険なのか？

日本は「唯一の被爆国」といいながら、ほとんど誰も説明できない現実。

幸い、チェルノブイリ時代に作られた、わかりやすいビデオをネットで見た。

いわく、自然にも放射性物質は存在し、その中心は放射性カリウム。

人間をふくめ全ての動植物はカリウムを利用して生きているが

じつは、身体の中にたまることがない。

アミノ酸の化学式を一通りながめても

Nチッ素やSイオウは入っているが、Kカリウムは一つもない。　

身体に入っても、常に流動し、即出て行く。

蓄積しないことで肉体は天然の放射性物質の悪影響を逃れてきた。

そういう機能を持った生物だけが、生き残ってきた。

ところが、原発から出る人工の放射性物質はそうはなっていない。

ヨウ素は素直に取り込んで甲状腺に蓄積するし、

プルトニウムは骨と肝臓に蓄積する。

セシウムはカリウムと似ていて排泄されやすいが

全てではなく、残りは全身に蓄積する。

よく「微量なので問題ない」と解説されるが、

国際基準（シーベルト）で計算するとラット100匹中1匹がガンになる程度の

超微量のプルトニウムを、実際にラットに与えると

100匹中、100匹がガンになるとか。

「蓄積」ということの恐ろしさ。

もちろん「蓄積」が問題である以上、

「微量なので心配ない」「ただちに影響はない」

という解説は、全くマトハズレ。

5年後、10年後の日本が、どういうことになっているか？

全員が死ぬわけではないが、

400床規模の専門病院が東日本に3カ所ほど新設されなくては

対応できなくなっていく、くらいのことにはなりそうだと思う。

昨日、スーパーの閉店前に様子をうかがいに行ってみると、

カツオのさくが、たくさん売れ残っていた。

いつもの年なら、カツオがおいしいシーズンだ。

しかし魚は水揚げされた港が産地として表示される。

検査をパスするために、遠くから持ってきた魚を「水揚げ」して異常なしとしてから

近海の汚染された魚を流通させることも可能だろうし、

福島沖の魚を千葉や神奈川の港まで持っていって水揚げする方法もありだろう。

素人でも察せられるそのような危険性を

国がチェックしている、とは一度も聞いたことがない。

売り場に残ったカツオはザンネンな感じではあるが、

「危ないものは、食べない」という選択を

多くの人が実行しているとしたら、よいことだと自分は思う。



【今日の教訓】

つまり「有事」なんです、今は。


　

金環日食と、悪しき予感

《金環日食　2012年5月21日》

今はまだ四月なのであれですが

これからコールデンウィークが過ぎると

きっと大きな話題になっていくと思われる金環日食。

月が太陽をさえぎって金の輪のようになるもので

東京から大阪の大都市圏でみられるのは932年ぶりというレアもの。

でも、ちょっと、ご注意を・・・

じつは、311の地震ですが、天文ソフトでチェックすると

太陽系の惑星方位が太陽のそばに集中していたんです。

昼なので自分もノーチェックだったけど、

土星以外のすべて、木星、水星、天王星、火星、金星、月、

みんな同一方向に集まっていたのでした。

これだけ集まれば、引力が集中して

プレートに作用しても不思議じゃない。

で、きたる5/21も、それに近い。

太陽と月が重なるのは当然として、

そこに木星、水星、金星も。

ただし、火星と土星は少しはなれているから、

大丈夫のような気はするけど、

いちおう天災の心構えはしておいた方がいいかも。


【今日の教訓】

天災は起きてほしくないよ、ないですが、

でも、本当に的中したら、有名になるのかな

とか皮算用したくなる自分だった。


　

美味・鶏なん蕎麦

自分は花粉がダメで

くしゃみよりも、肌がアレルギー的に反応して

困るんですが、そんなときにはコラーゲン。

鶏手羽を煮て、いろいろ利用しているのです。

サムゲタンふうに塩味スープで食べるのもよし、

コンソメで洋風にしたり、

ゴボウと和出汁で鍋ふうにしたり、

いっそカレーにしてしまったり、

と、バリエーション展開するわけですが、最近の大発見。

それは、鴨なん蕎麦。

基本盛り蕎麦なんだけど、市販の濃厚めんつゆを水でなく

冷えると固まるくらいとろとろの手羽スープで割るんです。

めんつゆと、手羽スーブは、相性バッチリ、

これで簡易・鴨なん蕎麦のできあがり。

蕎麦と汁は、市販の安いものでも

手羽スープをくわえると、ぐぐっと美味しくなるので、ぜひ。


【今日の教訓】

普通の手羽を使えば、鳥南蛮ということらしい。

鴨なんばんの「南蛮」とはネギのことらしい。

じゃあ、納豆にネギを入れれば南蛮なのか？

好きな人とネギを合わせれば、恋南蛮なのか？

恋人に「はい、ネギ」と渡されたら

僕は南蛮なんだね、と悟ればよかったのか。