こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

『他者という病』

2017-01-27 18:09:21 | ひとり言
3年位前、中村うさぎが原因不明で心肺停止になり、そのあと復帰したはいいけれど、『5時に夢中』を美保純と揉めて降板した。『5時に夢中』は他の曜日は観てたけど、中村うさぎの出ていた水曜日は観ていなかったから、詳細は知らなかった。

中村うさぎの書くものは好きだったのでよく読んでいたけど、病気や降板後のことは特に調べてまで読みたいと思わず、図書館で新しいのを見つけたら読もうと思っていた程度。
で、やっと『他者という病』と言う新しい本(と言っても1年半前のもの)を見つけたので久しぶりに手に取って読んだ。

一度の心肺停止と二度の呼吸停止になっておきながら、その病名が分からないとはなんなんだろうね。巷では顔や胸をいじりすぎたからだろうと言われていたけど、確かに関係がないとも言えないだろう。美保純との軋轢と言うか、TV関係者との問題と言うか?それも信実のところわからない。ただ赤裸々に中村うさぎサイドからの話が書かれていた。

この人は自滅していくだろうと言う人が結構いる。でも、私はこういう人が生き延びる過程を見たいと思って読んでいる気がする。私自身もなんで中村うさぎが面白いと思って読んでいるのか説明しづらいんだけど…。もともと読書家の人に「面白いよ」と薦められて読み始めたのが切っ掛けだったけどね。

この人の自己探求心は留まるところを知らない。こんな人がどうして出来ちゃったんだろう?親はどんな人なんだろう?とか思っていたら、初めて親のことに触れた文面があった。中村うさぎはキリスト教の影響を受けているなぁ~と思っていたけど、彼女自身はクリスチャンではなく、父親がクリスチャンだったのね。しかもクリスチャンらしくない…。

人はなんだかわからないことが沢山あって面白い。自分もそうなんだろうなぁ~。でも私みたいな凡人にはその表現が出来ないから、代弁者みたいな存在を探しているのかもしれない。何が何でも生き延びて、面白いものを書き続けて欲しいと思う。

『三匹のおっさん3』

2017-01-26 21:57:09 | Weblog
家に帰ってポストを見たら、『三匹のおっさん3』の寒中見舞いハガキが入っていた。
あれ?誰か友達から『三匹のおっさん』好きの私に来たのかなぁ~?と思って見たら、宛名も住所も書かれていない…。
もしや、これってポスティング?
ドラマの番宣でポスティングされているのは初めて…。これは全所帯にポスティングされているのかな?そうだとしたらすごい数になるハズ。そしてすごい経費が掛かるハズ。

私は『三匹のおっさん』ファンで、一回目のシリーズから観ている。二回目も観た。また始まるといいなぁ~と思っていたら、三回目のシリーズが始まったので喜んでいたのだ。
それにしてもすごいね。なんでポスティングしてまで番宣するんだろう?むしろ番宣しなくても、ファンは沢山いるから視聴率は高いと思うんだけど…。

いわゆる勧善懲悪主義の、現代の水戸黄門的なドラマ。観ていてスッキリするから楽しい。夜8時からの放送も水戸黄門的でしょ。とにかくホッコリするドラマ。
好きなドラマのポスティングに心底驚いたオババでございます。


今日はスコセッシ

2017-01-25 22:43:45 | 自己満足
スコセッシ監督の『沈黙』を観た。
果たして構想26年の『沈黙』、アメリカ人から観た『沈黙』はどう描かれているのか?
昨日観た『沈黙』はびっくりするほど描写が軽かった。そこのところ、どう描かれているのか?踏絵を踏む足はどう描写されているのだろうか?
ネタバレするから詳細は言えないけど、少なくとも私は裏切られなかった。遠藤周作に絶対観てもらいたいと思った。いや、きっとあの世で観ているだろうと思う。
お尻が痛くなったけど、なんとか観られる時間だった。

写真は映画館の近くにあるゴジラの像。かわいいねぇ~。『沈黙』観た後、ゴジラってどうよ?てか?
『シン・ゴジラ』も面白かった。いい映画を観た後はやっぱ気持ちが清々しい。

まず始めに…

2017-01-24 21:15:09 | ひとりよがり
スコセッシ監督の『沈黙』を観に行こうと思って上映館を調べていたら、早稲田松竹でスコセッシ監督と遠藤周作関連の昔の作品を上映しているのを見つけた。
1971年に上映された篠田正浩監督の『沈黙』と1986年に上映された熊井啓監督の『海と毒薬』の二本立て。これはまず先に観ておかねばと思って観に行く。
なぜなら篠田監督の『沈黙』はとても評判が悪かったと聞いている。だから先に観ておいたほうが、いいかな?とか思い…。
遠藤周作は自分の作品が映画化されたとき、自分の娘を嫁入りさせたので婚家に文句は言わないとどこかに書いてあった。が、やっぱ婚家に文句を言わなきゃいけないのでは?とか思ったよ。私は…。なんかねぇ~、軽すぎるよぉ~。
『海と毒薬』は当然ながら重すぎて…。多分、今映画化されても観に行かないかも…。
それにしても遠藤周作の人気はすごいね。立ち見が出るくらい。普段は自由に出入り出来るいわゆる入り替えなしの、昔懐かしの映画館だけど、整理券が配られ上映時間のみの入場になっていた。
さて、次回はスコセッシ監督の『沈黙』を観に行こうっと。

N.Y.から

2017-01-19 18:18:52 | ひとり言
N.Y.在住の友人(日本人)から電話があった。
1か月約3,000円で国際電話をかけ放題なんだとか…。さすがN.Y.。

トランプが大統領で大丈夫?と訊いたら、「ヒラリーはヒラリーで問題なのよね~」とのこと。彼女がトランプ派なのかは聞かなかったけど、トランプはアメリカ人のホンネを代弁しているのは確かなのだとか。それより今、オバマケアがどうなるかが心配だとか…。
オバマケア…保険だと言うのは知っているけど、詳しいことはわからない。トランプになったら廃止されるだろうけど、その金額を払わないと7万円の罰金が科せられるとか?どうやら正確な情報が分かりづらくて困っているそう。

ところで彼女の息子は大学に入ったものの、学風が合わなかったようで大学を辞め、今別の大学に志願を出している最中なのだとか…。そしてなんと、彼女と同じ日本食レストランでバイトをしているそう。日本語の練習にもなるしとのことです。
友人曰く、「普通、母親と一緒のところで働きたいなんて思わないよねぇ~」と…。
でも、そこは100%日本人のDNAを持っているけど、アメリカ育ちの男の子。普通、お母さんにハグなんかしないけど、ハグするんだよねぇ~。
日本の18,9歳だと、「うぜぇ~、ばばぁ~」ってなるんだよねぇ~。
とか、言ったら彼女も納得した。
アメリカのお母さんは、日本のお母さんに比べてハッピーよね。
が、彼女にしてみれば早く、出来れば寮のある大学に入って欲しいそうです。
それにしてもアメリカの大学入学はいいなぁ~、日本みたいにタイトじゃなくて…。ま、入ってからが大変でしょうけど…。

久々に友人の元気な声が聞けて嬉しい一日でした!

3月生まれ

2017-01-18 17:04:48 | どーでもいいこと
もうすでにスギ花粉が飛んでいると言う人もいるけど、とりあえずまだ私は感知していない。だから今のうちに区の歯科検診へ行ってくる。
3月生まれはソンよねぇ~。うちの自治体では3月生まれの歯科検診期間は1月から3月まで。なんと、花粉が飛び始めるときと一致している。花粉症の人はこの時期、口を開けて歯の検診はツライ。だから早めに受けておかないとね。
歯科医さん曰く、1年の定期検診の締め切りが3月末なので、たとえば4月生まれの人は、翌年の3月までに受ければいいことになっているそう。一応有効期限は書かれているけど、歯科医の方で書類上の手続きは出来るんだとか。そうなんだぁ~。3月生まれは可哀想ねぇ~と言われた。

なんか小学校に上がるときに、3月生まれは可哀想ねぇ~と言われたことを思い出す。勉強が付いて行けないから…。私の場合はそれだけが原因ではないだろうけど…(笑)。ま、今となっては同級生より遅く齢を取るからいいけどぉ~。

可哀想だから?…なぜか「お年賀」と言われて歯磨きセットをいただきました。ラッキー!

昭和生まれだから?

2017-01-16 21:03:52 | どーでもいいこと
音楽は絶対CDで買わないと気が済まない。
音楽配信なんて信じられない…と言うのは、実はアナログ人間だから、どうも腑に落ちないのかCDしか信じられないと言うか…。果たして1曲だけを買うなんて出来るのか?(って世間の人たちは配信で買ってるけど…汗)
どーしても欲しい曲があって、銀座の○○楽器ならあるだろうと思って店員さんに訊いたら、丁寧に調べてくれた。
「これは配信のみの発売になっておりまして、CDは日本では発売されていませんね」
1円にもならないだろうに、すごく丁寧に対応してくれ、そのお兄さんが悪いわけでもないのに「申し訳ございません」とまで言われ、恐縮してしまった…。
ありがとう、お兄さん。

と、言うわけで人生初、配信を利用した。ドキドキしたけどなんとか買えた。
でもねー、昭和生まれだから?レコード世代だからか?音楽がCDでないのは…やっぱ抵抗があるのよね…。