Nの目線

箏弾き菊地奈緒子の360°に向けられた眼差し

久々に。。

2006-03-18 11:26:18 | Weblog
気持ちが落ち着いたのでPCに向かう事が出来ました.
多忙なのに、毎日、ブログを更新出来ている人って尊敬します.
3月2日以降はですね。。リハーサル、長野の岡谷で箏衛門の本番、仙台の西高で学校公演、山形でお稽古。。と
動いてはいました.
しかしながら、3日に「なんだか変だな。。。」と思っていたら、39°まで熱があがっていて、体中は全身筋肉痛のようになり、気力はまさにマイナス、起きているのも寝ているのもつらいとはまさにこの状況のことでした。
家にいられる時間はふとんに潜り込み、用事があるときはノソノソと「頑張れ私!」といいながら外に出て行くのでした。
娘にはまだ母乳をあげているので(そのおかげなのか、娘にはうつらずに済んだのでなにより。。)、薬ものまずになんとか一週間ほどで元どおりになりました。
岡谷カノラホールでの本番は楽しみました.音楽劇というか、おおたか静流さんの朗読、歌、と共に箏衛門の演奏、即興と全てがつながって流れていく企画で、以前シリーズコンサートでヤス(安田有希ちゃん)とあじゅ(山野安珠美ちゃん)の企画を栗林秀明さんがリメークして作り上げたものです.
くりさんはとても繊細に分析して、緻密に構成を作り上げて行きます.毎回すごいな、って思います.
曲であれ、コンサート全体であれ、漠然と演奏するのではなく、深い分析と理解、それにむけて、身体が思うように(最終的には思わなくても)動くように練習して行く事はとても大切な事だと感じながら、自分の不足さを終演後に感じる現実、でも、そんな自分にむきあって前に向かって行くしかありません.
西高での学校公演は各クラス一時間ずつ、朝の1限目(8時50分)から4時間連続で、考えると体力が持つか心配になりましたが、やってみるとあっという間に終わっていました.
決して音楽好きで、演奏を聴こうという意思を持ってきた訳ではない人たち、私にとっては最初の空気作りからが勝負です.
あえて下手な話はいれず、演奏から入ります.緊張と集中、一音に懸けて行く思いが伝わればだんだん一体化出来るからです.
50cm先にはある気配、演奏会場とは違う雰囲気をこれからも大切にしていきたいと思っています。

うーん。。我ながら今日はよく語りました.
さて、練習しなければ..




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