碧田直の いいじゃないか。

演劇ユニット、ミルクディッパー主宰の碧田直が、日々を過ごして、あれこれ思ったことを、自由気ままに綴ります。

無題そのひゃくはちじゅうさん

2016-10-18 13:57:36 | 日々
糖尿病の気があると診断されてから、食事には出来る限り気を配ってきた。大好きだったピーナッツや、生クリームを使ったおやつは極力口にしなくなったし、逆に野菜は多めに摂取するようになった。
中でも、特に気をつけているのが、食べるスピードを落とすことだ。

自分では意識してなかったが、いま思うと、それまではかなりの早食いだった。ラーメン特盛でも二十分足らずで、牛丼の店に行けば五分で食べ終えたりしていた。別に急ぐでもなく、癖のようなものだったのだろう。あまり遅く食べていると、父親にどやされていたので、それもあるかもしれない。

病院の先生から、早食いは肥満のもとだと諭されてから、意識して遅くしてみると、効果のほどはわからないが、思ったより少ない量で満腹感を味わうことが出来た。余計なものを食べずに済むので、必然的に体重が落ちていく。以来、時間に余裕のないとき以外は、なるべくゆっくり食べるようにしている。のだが。

昼食をとるために入った松屋で、二十分かけて牛丼を食べた。ゆっくり食べたつもりだった。これまでが五分だから、四倍以上のスローさ。ああいうところは、早く食べて店を出るのが礼儀みたいなものだから、少しの申し訳なさを感じながら。

なのに、俺の横に座ったヤツときたら、ひと口ごとに箸を置いて咀嚼するのだ。それも長いこと噛んでから、ようやく次のひと口に取りかかる。入り口付近には、席が空くのを待っている人たちが行列をなしているというのに、気にするそぶりも見せないで。俺と同じ糖尿病予備群か、はたまた習慣なのかはわからなかったが、あれでは、全部食べ終わるまでに、相当の時間がかかるだろう。空気を読め、という風潮が蔓延した時には、何がなんでも空気を読まないと、みたいなノリには辟易したが、あいつはもっと空気を読んだほうがいい。心からそう思った。
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