無題そのろっぴゃくさんじゅうに

今日は快晴。風は冷たかった。

先日、妻がTRFのダイエット用のダンスDVDを購入してきた。お互いに、ちょっと体重を落としたいと考えていて、さあどうするかと思ったところ、妻が提案してきたのだ。
芝居でダンスをした経験を持つ妻はともかく、俺は正真正銘のインドア人間である。ただし、体を動かすことは嫌いではないし、仕事で体を動かしているので、まあどうにかなるだろうとやってみたのだ。
結論から言うと、開始五分で軽くバテてしまった。体をほぐすだけで何となく疲れて、ダンスの最初の振りを数分繰り返しただけで、すぐに空気が薄くなってしまった。こんなはずは、と思ってはみたが、薄いものは薄い。結局、無理はよくないとリタイアし、妻が踊るのを見学するにとどめた。
何故だ、と問うこともない。これは歳だ。根本的な体力が落ちているのだ。情けなさを通り越して悲しくなる。若い頃と同じではない、と頭ではわかっていても、心は納得していなかったのだ。しかし思いを体が裏切った。これが悲しみでなくて何なのだ。
決意した。今日はこれまでだが、一年後にはちゃんと踊れるようになってやる。ついでにダイエットできてれば最高だ。焦らず一歩一歩。でも、明日筋肉痛だったら小休止しよう。
今日はこれまで。また明日。