世界の南船北馬から

中国の言葉で南船北馬は旅を意味します。南は船(シーカヤック)で旅を。馬は飼ってないので北馬はいずれ。

東京水路の良いとこ取り。

2011年02月20日 | シーカヤック・ツアー/Tour report
 今回から始まった「東京水路カヤックツアー」ですが、早速ツアーを開催してきました。


(この幾何学模様が素敵です)

 恐らく、三浦半島や伊豆半島でのシーカヤックツアーと違って、このツアーのイメージが湧き難いのでは?と思いますので、このツアーの様子をざっと説明します。


(扇橋閘門)

 東京都江東区では地盤沈下により、海抜ゼロメートル地帯が出来てしまいましたが、それを克服するために江東区内部河川を外界から仕切った結果、この河川の水位は海面よりも低くなっています。
 その海面との差を埋めて航行する為に「閘門」というものを作りました。パナマ運河が有名ですが、この扇橋閘門はカヤックでも通航する事が出来ます。


(これぞ日本橋)

 今年(2011年)、架橋100周年を迎えた日本橋です。すっかり白くなって綺麗になりました。この橋も有名で見所ですが、興味深い橋はたくさん掛かっており、どれも形や工法や年代が違うので見ていて面白いです。


(江戸橋ジャンクション)

 個人的には、ここの造形が一番好きかもしれないです。
 日本橋川はほとんどの部分で首都高の下にありますが、南の銀座から西へと向かう都心環状線を中心に、北に向かう1号上野線、西へ伸びる6号向島線方面など、複雑なジャンクションになっていて、その下もまた複雑になっています。


(御茶ノ水にて。JR中央線の脇から聖橋、丸の内線を横切る)
 
 ここは歌にも歌われた、神田川になります。この川の両岸は少し高くなっている上に、ビルが川に背を向けて建っているので、渓谷の様にも見えます。


(近過ぎると全部写らない東京スカイツリー)

 今回のツアーでは行程に入っていませんが、初心者でも気軽に行く事が出来るスポットです。さすがは日本一の建築物。見上げるとなかなか凄いです。しかも、建設中の姿は今年まで。来年には完成してしまいます。

 これらを一回で行こうとするとかなり大変ですが、行く事の出来る水路はまだありますので、2回3回と楽しむ事が出来ます。

今回のレポート
http://www.courant-marin.jp/report/20110102/report20110102.html

ツアー案内
http://www.courant-marin.jp/trip_kayak/kanto/trip_seakayak_touring_tokyo_waterway.html


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