フィリピン国際結婚・菜の花の主婦日記goo版

南国フィリピン便りー結婚しフィリピン在21年。21才長女、18才息子、7才末っ子のお母さんである私の毎日ー

フィリピンがアメリカ式義務教育を導入

2012年02月23日 03時27分03秒 | 子ども達とフィリピンの学校
フィリピンの教育制度改革について。直接関係のない方はどうぞスルーして下さい。



末っ子桃ちゃんが幼稚園の年長さんに通うポベーダからお手紙が来ました。
今度導入されることになった義務教育を年長さん(キンダー)+12年=13年教育にする教育省の新たな改革について、
今年の新学期から導入されることになったからです。

私がこの話しを初めて聞いたのは去年の今頃。

息子の同級生のお母さんで大学で会計学を教えている先生が話してくれたのです。そのお母さんは、

「ねえ、もう決定されたらしいけど、来年から義務教育が変わるのよ。今まで10年だった義務教育が幼稚園年長+12年になるらしいのよ。って事は私たち大学は2年間入学者がゼロって期間が出来るってことなのかしら?お給料はもらえるのかしら。もの凄く不安だわ。」

と心配そうでした。

そして今年度は移行期間ということで、何処の学校も別々の対策を立てています。

ちなみに桃ちゃんが通う学校は、今までは幼稚園3年間、小学校7年間、ハイスクール4年間だったのですが、こんな風になりました。

・ 今、小学校7年生の生徒は予定通り3月に卒業します。この学年の生徒は予定通りハイスクールに入学し、4年間のハイスクールを終えて卒業となります。
(つまり11年教育のまま)
・ 現在小学校5年生は6月の新学期には小学校7年生になり、現在小学校6年生は6月の新学期に8年生になります。そして12年生まで学んだ後に卒業となります。
(つまり11年教育のまま)
・ 現在幼稚園の年中さんで学んでいる生徒は6月の新学期から小学校1年生になるので3月に幼稚園の卒園式をします。(12年教育)
・ 現在幼稚園の年長さんで学んでいる生徒は6月から小学校2年に入ることになったのですが、幼稚園の卒園式は予定通り行います。(11年教育)
・ 現在小学校1年生は新学期から3年生に、小2は4年生に、小3は5年生に、小4は6年生になります。(11年教育)
・ 現在幼稚園の年少さんに属する生徒はそのままのレベルでこれからも進みます。
(12年制:現在の生徒は学年を1年下げたということになります)
・ 学年の年齢切り替えは従来の10月31日から6月1日に変更となりました。
・ 小学校1〜8年生までは今年度は移行期間用の授業内容を学びます。

ちなみに入学受付の年齢切り替えは例えばアテネオ小学校は12月だったり、公立の学校は6月だったりで今まではバラバラでした。



これを見て分かりますが、桃ちゃんの学校では殆どの生徒が11年教育になります。

ところが、これが出来ないのは家の隣のアテネオ高校など。アテネオにはアテネオ小学校、アテネオ高校とありますが、この2つの学校は繋がっていないのです。受験して入り直します。殆どの生徒がアテネオ小学校から移って来るとは言え、中には学力が低くて転校する子もいます。

またアテネオ小学校は7年制ですが、他の小学校で6年までしか勉強してない子でも受験に受かれば今まではアテネオ高校に入学出来たわけです。
そういう子は今まで10年教育で大学に進んでいました。

そしてアテネオ高校は今回5年制になったのです。

と言う事は桃ちゃんの学校より1年多く勉強するってことですよね。
桃ちゃんの学校は全員がほぼ学年を一つ飛ばして11年教育を死守したって感じですが、その1年余分に勉強しなくてはならないことは何処で詰め込むのかしら。

そして大学受験ですが、桃ちゃんの学校やその他同じ方針を取った学校は4年後に予定通り大学受験となりますが、
アテネオ高校のように5年制になった高校は5年後に大学受験。

息子の学校は6年制になると聞いたので6年後に大学受験です。

可哀想なのはアテネオ高校が5年後に大学受験する年に桃ちゃんの学校から受験する生徒達。彼女達(女子校なので)は4年しかハイスクールをやってないのに5年間勉強した人達と一緒の受験になるわけですから。

もっとも現金な主人は授業料が一年分得する〜と喜んでるんでます。桃ちゃんは別にサイエンティスト(科学者)になるわけじゃないし、1年くらい減ってもいいじゃない〜って主人はお気楽に笑って。
私は主人と正反対で心配性〜。

あ、でもね、桃ちゃんは幼稚園の年中さんの時に勉強についていけなくて、このままだったら小学校に上がる時に退学になりそうだったので嘆願書を書いて、年中さんをもう1回やらせてもらったんです。この嘆願書もなかなか許可が下りずにヒヤヒヤでしたが。

日本なら本当は小学校1年生の桃ちゃん。多分アメリカでも小学校1年生の年齢。
なので新学期に小学校2年生になると言うのは桃ちゃんにはちょうど良い学年ではあるんですよね〜。

私が年中さんを繰り返してもいいじゃない、と思ったのは桃ちゃんの学校教育が11年制だったから。でも12年制だとしたら卒業すると19才?
と、別にいいんだけどね、ちょっとは本人が気にしたらどうしようと思ってたんです。だから良かったのかも。
ジャンル:
海外
コメント (4) |  トラックバック (0) |  この記事についてブログを書く
Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック シェア
« イタリア製オーブ... | トップ | 桃ちゃん算数遊び... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゆみ)
2012-02-23 07:39:52
1年くらいどうってことないですよw
菜の花さんが桃ちゃんに年中をもう一度って決断されたこと、すごいと思います。日本ではありえないけど、フィリピンの幼稚園ってお勉強が小学校並みにありますものね・・・
それにしてもフィリピン・・・教育制度が混迷していますね。英語があまりできない娘をその制度に放り込むのは不安ですが、いざとなったらホームスクーリングだと思っています。

うちの息子は、1年遅れています。というか 通信制を終えて(これは普通に終わりました)すぐに受験せず 1年かけて芸大受験準備した(あ、浪人ですね)んですが まあ、落ちて その後期間ぎりぎりで神道学校に入ったんです。
しかも、入試の小論文、一行もかかずに「仮入学」でもし1ヶ月後に成績が悪いと入学取り消し という状態でした。本人いわく、「思いついても文にできなかった」・・・そうです、うちの息子は 小学校から1度も作文も絵も書いたことがありません。
ゆみさん♪ (菜の花)
2012-02-23 15:22:04
そうですね〜ホームスクーリングしてる人結構いますよ。ホームスクーリングも今、色々あって、アメリカのホームスクーリングなのでフィリピンの卒業証書は貰えないけどその代わりフィリピンの教育省の影響は受けず、本来自分で取り寄せたり発送したりする手間を全部学校でやってくれ、送られて来たプリントなども全部学校で見てくれるって言うのもあります。知り合いのフランス人がそこに入れてました。なので子ども達は毎日そこの家(学校)に行って課題をやって夕方帰宅みたいな。そしてフィリピンの教育省管轄のホームスクーリングは基本、親が全部見て試験だけそこでって言うのを友達がやってました。それはメガモールの裏にあるCCFというプロテスタントの教会内にあったと思います。そしてもちろん日本から取り寄せるホームスクーリングもありますよね。

桃ちゃんの学校は私立なので落第は認められてないんです。それはラサール小学校も同じでした。アテネオは1年だけ留年出来るって聞きましたが。なので基本、一度落ちると仮進級になり、その後また1教科落とすと退学させられます。しかもこういう留年は幼稚園だから認められたけど小学校なら絶対に認めてもらえません。実は桃ちゃんはその当時の事を覚えてないくらい幼かったんですよね。なので私も留年しても精神的苦痛はないと思いました。今では病気したから年中を2回したでしょと何度も話すけど桃ちゃん意味がわかってないです。長女はやっぱり精神的苦痛や苛めになるから転校の方がいいよと言ってましたっけ。

ゆみさんの息子さんの話しを聞くと凄く安心します。私も長い人生、1年や2年、いやもっとずれてても良いと思う人なんです。でも虎次郎もゆみさんの息子タイプですね〜。思いついても文に出来なかった、ではなくて家の場合は文を思いつかなかった〜と言いそう。文章を書くのは大嫌いです。そういう子ども達、例えばディスレクシャ(文字識別障害)や他の学習障害の子ども達でもアプローチによったら将来は社会で十分役に立ったり活躍する人になるじゃないですか。だから先生達は子ども達を一つの物差しで計って決めつけたり、やる気をなくさせるような指導法をしないで欲しいです。どんな子でも大きな可能性を秘めてるじゃないですか。その子の良い所をどんどん伸ばせればいいわけですよね〜。トムクルーズはディスレクシャだったので学校を卒業出来ずに俳優になって有名になったし。

と言うわけで私は落第制度を取り入れてるフィリピンの学校は好きじゃないです。それより先生の質を向上させて欲しい。日本でも毎朝15分の読書と10分の計算をした小学校が成功体験を発表したりしてますが真似する学校ってそんなにないですよね。良いアプローチはどんどん真似して基本はのびのび子ども達を教育して欲しいかな〜。
Unknown (ゆみ)
2012-02-23 16:15:03
留年させた後のケアが肝心だと思います。また同じことを1年繰り返すのだったらしないほうがましですもんね。

今 いろいろな学校で、というかほとんどの学校で朝読書、百ます計算は取り組んでいると思いますよ。フィリピンでもやればいいのに・・・計算・・・w

トムクルーズは、有名ですよね。アメリカ人には多いような気がしました。大学でも特別なサポートしているところもありましたし。アメリカは 多様性を認めているところが日本とは違いましたね。学習障害の子どものケアも 逆にいわゆる天才児のケアもあるわけですし。日本もそうなるといいなと思います。
ゆみさん♪ (菜の花)
2012-02-24 02:53:41
今日、文部科学省の方が記者会見でそれ(留年)をしてはいけない規定はないと言ってましたね。

でも日本って苛めが盛んなので私は留年はどうかなと思いますね。それに10年位前だったか上の子2人がアメリカの学校にちょこっと通っていた時は学力ではなく年齢重視でしたよ。前は留年などあって学力で分けていたのだけど、子どものマチュリティー(精神的な)の発達は学力の発達より大事だと言って、多分その前のやり方で弊害が多かったのかな、ADDなどの子も同じ学年に入れていました。そして学校側がシャドーティーチャーを付けたりなど工夫してました。

フィリピンは長女の学校は17才半〜18才半で卒業だったのですが、多くの学校は10年教育なので16才で卒業ですよね。長女がラサール大学に行って一番困ったのはこの16才の生徒の成熟度だったそうです。つまりまさにこれから思春期なわけです。異性に初めて興味を抱くようになり、親に対して反発など。もう大学生なのだからそのレベルは止めて欲しい〜とよく思ったようです。当然友達関係にはなれません。でもこれが全員16才、17才くらいの子ども達であれば共感し合え、話しも合うわけですよね。私はこの精神面の発達は侮れないのではないかなと思うんですよね。

学力はいくらでも後から追いつくように思いますし。実は私なんか苛められっこだったので勉強に集中出来なかったのです。勉強した方が良いと思ってもする気になれませんでした。でも後に受験する時に中1の参考書から全部やり直して克服したんです。夢にまで問題が出て来ましたけど。勉強出来ない理由は色々ですからね。

フィリピンの学校はあまりにも保守的で、しかも落第を理由に先生が賄賂も受け取るし、そしてますます落第してそのまま学校を辞める生徒が増えるし、ゆみ先生ではないですが子どもの将来を基本的には信じてあげる事の方がずっと大事なように思います。中には宮大工とか炭焼き職人のような伝統工芸士になる方だっていると思うし。

フィリピンも計算と読書、絶対取り入れたらいいですよね〜。私もこの国の子に必要なのは高度な学力よりも基礎学力だと思うので大賛成です。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。