なんちゃってLOHASな日々

ハーブの事。田舎暮らしの事。読書あれこれ。毎日の生活の中の、ちっちゃな出来事を楽しんじゃうブログです。

ハーブローション

2009年03月31日 | ハーバル・バスとハーブコスメ
ラベンダー・カモミール・バラ・蜂蜜を使った「ハーブローション」を使ってみました

レシピは、バーネットさんに教えて戴いた「みずみずしい肌を保つローション」です。

お花の甘い、いい香りがします
蜂蜜は、トチのさらさらの蜂蜜

ハチになれそう

消毒用のエタノールを3パーセント入れたのと。
冷蔵庫で冷えているので。
つけ心地は、ヒヤッとして。その後、ツルスベっとします

腕に少量つけて、パッチテストをしつつ、クンクンして。
洗顔後に、顔にパシャパシャつけてみました

いい感じです。

作ったハーブローションは、冷蔵庫で保管して、1週間くらいで使いきります。
また、いろいろ、試してみたいです
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エッグポマンダーのお雛様

2009年03月30日 | ポプリとポマンダー
桜の花が満開です

旧暦のお雛様は、昨日でしたので、間に合いませんでしたけど

レモングラスのポプリを使って、エッグポマンダーのお雛様を作ってみました

エッグポマンダーの作り方も、おいおいブログにアップしていきたいのですが。
山猫軒さんのブログで、素敵なエッグポマンダーの講座と作品が載ってましたので。是非、ご覧下さい→こちら

顔って、あった方がいいのかなぁ?

エッグ・ポマンダー。卵の殻を使って作るのですが。
卵に穴を開けるのが難関で
アイスピックで、穴を開けていったのですが。
小鳥が殻を割る時みたいに、こつこつ・・・ちょっとずつ穴を開けていくのがコツなのかな?

少しずつ穴を開けて、8個用意してたのに。
不覚にも落としてしまい、2個しか残らなかった・・・
でも、だいぶ、上手に穴が開けられるようになってきました

レモングラスの葉っぱの大きいものは、ポキポキ折って入れたので。
部屋中、レモンのいい香りがします

和紙を貼る時。初めに濃い色で模様を切り抜いて貼って。
その上に薄い色を貼って、透けるかと思ったのですが・・・。
イマイチ・・・透けませんでした

姫の冠は、初めはタンジーをつけた黄色の和紙にしたのですが。
なんだか重くて、桜柄のを追加!
載せ代えできます おままごと気分
 
こちょこちょと。

娘が離任式に出かけている間に、たっぷり集中できましたよ~

帰ってきた娘「わぁ~!私も作る~!」と言っております

イースターに向けて。今度は、どんなのを作ろうかな
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裂き織り体験

2009年03月29日 | なんちゃってクラフト
娘がキャンプに参加している間に・・・

以前から、やってみたいと思っていた「裂き織り」の体験に行って来ました。

先日作った茶盤の下に敷くマットが欲しかったので、アレコレ悩みつつ、青みがかった深緑の裂き布を選びました。

ちゃんと足を使って織る、昔ながらの「ハタ」を使っての「ハタオリ」は初めてでしたので。
おっかなびっくりで初挑戦

とても、「トン カラリ」とはいきませんでしたが。
先生が、しっかりと教えて下さって。
なんとか、だんだん、それらしくなってきました。

もともと、着物だった布だそうで。
所々に、白の模様が織り込まれていて。
織りすすめていくと、自然に、白の線が織り込まれて行きます。
縦糸も白なので、爽やかな印象になりました

後半は、いろいろな色を、少しずつ入れて、織り込んでみました。

やりだすと、ついつい夢中になってしまって
18センチ×30センチを織るのに、2時間くらいかけてしまいました。

家に帰って、白い茶盤を載せてみると、なかなかどうして、いい感じです
自画自賛

新聞に紹介された・・・とかで、連日、かなり混んでいるそうで。
今日も、ハタは満員御礼

「なんちゃって織り姫」達が、それはそれは、手も足も口も使って、大賑わいでした

糸の色を選ぶセンスから。織りの力加減で、布の雰囲気が変わって。
いろいろと参考になりました

調度、古い着物を持ち込まれた方もいて。
「裂き」を習っておられました。

古い物に、また、新しい命を吹き込む「裂き織り」

面白かったです
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ジャガイモの揚げ煮

2009年03月28日 | 料理
直売所で、小さな新ジャガイモを見つけました。

新タマネギ。新ジャガイモ。・・・もう、そんな季節なんですね。

ジャガイモの揚げ煮を作ってみました

畑で、ジャガイモを作っていた頃。
大きなお芋が出てきた時は、もちろん嬉しいのですが。

小さなお芋が出てきた時も・・・にっこり

皮の柔らかい新ジャガイモで。
火の通りやすい小粒のジャガイモ。
「ジャガイモの揚げ煮」には、ぴったりです。

つくり方は、いたって簡単。

できるだけ、小さな新ジャガイモ。←写真だと、ちょっと大きめ・・・もうちょっと小さい方がいいのだけど。
水で洗って汚れをしっかり落とします。
その後は、フライパンに大目の油を入れ。
弱火で、コロコロ転がしながら、透き通るまで揚げていきます。
中まで火が通り。
外側が、こんがりキツネ色になったら。
油を切って、今度は、味つけ。
赤味噌・みりん・砂糖を少々のお酒でのばし、お芋に絡めます。
香ばしい香りがしてきたら。
ゴマを振りいれて、出来上がり

山間のおばあちゃん達は、これを大なべいっぱい作ります。
油は、サラダオイル派とオリーブオイル派がありました

東京に住んでいる大学の後輩が、出張で静岡に来た・・・と。夕方、突然の来訪
なんと、5年ぶり
愛知出身の彼。赤味噌が久々だったらしく、ペロッと平らげちゃいました

よかった、よかった
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ももこのトンデモ大冒険

2009年03月26日 | 読書
仕事がら、車の移動が多いのでFMを聞いていることが多いのですが。
時々、聞く番組で。

「時事ニュースを取り上げて、そこから妄想に走る」という、コーナーがあり

好きなんだなぁ

今日は、「どっかの国の人が、宇宙人に会った・・・という記録を集めた本?が発表された」というニュースから。
「宇宙人の世界で、マラソンブームならぬ、UFO競争?ブームが起こる」という設定でのお話が始まったのだけど・・・。

目的地に着いちゃったので、途中までしか聞けなかった・・・残念

酔ってもいなくて、昼間から、公共の電波で妄想・・・すごい楽しい

世の中には、いろいろと。知らないけれど、不思議な世界があるようで。
UFOとか、超能力とか、なんとかパワーとか。科学的には解明されていない世界で。
真剣に信じようとは思わないけど。強く否定もしない。
まあ、あってもいいよね(害がなければ)と。

そんな、ちょっと不思議な世界を垣間見た面白話。

「ももこのトンデモ大冒険 さくらももこ著 徳間書店 1200円+税」

ちびまるこちゃんでおなじみの、「さくらももこ」さん。
トンデモ本ランキング上位を連発する徳間書店の編集者石井さんに、深く感銘し
トンデモ・・・らしい秘密を探る旅に出るエッセイです。

「プレアデス科学の謎」という本の著者に会いに、アメリカ西海岸に出かけ、「あちゃー」という目にあったり。

「グランドファーザー」という本に感銘をうけ、サバイバルスクールに出かけたものの、英語がさっぱりわからず、焚き火してりんごばかり食べてたり。

さくらももこさんが挿絵を描いた「アミ小さな宇宙人」の著者エンリケ・バリオス氏に会いにタスマニアに行ったり。

中国の山奥まで、漢方薬じいさんを訪ねてみたり。
スプーン曲げが出来る人に会ったり。

さくらももこさん。興味の赴くまま、訪ねて歩きます。
興味の赴くまま、取材して歩けるなんて、いいなぁ・・・

一見。とんでもないコトのようですし(中には、とんでもないコトもありますが
とんでもないように思われていても、そんなにとんでもないコトではない・・・なんてコトもあります。

中国の奥地に住む、漢方薬の名人は。
その豊富な知識を活かし、街の人の役にたっていました。
その生活は、つましいものでしたけれど。さくらももこさんは、そこに理想の生活を見ます。

「シンプルでおだやかで明るく正しく、健全な生活の中で自分のやりがいのある仕事をコツコツやってゆく人生というのが本当に私の求めていることだったんだよなぁと、改めて気づかされた感じだ」

不思議な話を追求していく中で。
さくらももこさん。「イメージの力」というのは、とても強いものだ・・・とも感じます。
「いいこと」を祈ったら。「いいこと」が起こるかも

トンデモ世界・・・覗いてみたら。意外にも。きらっと光るものも、みつかるのかもしれませんね。

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おうちでチャイ

2009年03月24日 | お茶のこと
スパイス・チャイを淹れてみました。
カリス成城のスパイス・チャイのセットで、楽ちんチャイ時間

茶葉にはナツメグとジンジャーがミックスしてあります。
緑の粒が、カルダモン。棒がシナモン。
お馴染みのクローブが数本。

これで、我が家のマグカップ2杯分

淹れ方は。

1・鍋に水を250cc入れ、カルダモン・シナモンは砕き、スパイスを入れ、強火にかける。
2・お湯が沸騰し始めたら、火を弱め、茶葉を3グラム入れる。
3・再び沸騰してきたら、牛乳を250cc加えて弱火で2~3分煮立たせる。
4・茶漉しでこして、カップに注ぐ。

オススメは、これにハチミツを加えるそうですが。

私は、グラニュー糖を、どさっと入れて甘くします

あ・・・もちろん。シナモンはちと・・・ですので、入れてません

チャイ・・・。初めて飲んだのが、名古屋の覚王山の「えいこく屋」で。カレーを食べた後。甘いチャイが、とっても美味しかった記憶が

覚王山には、巨大親子丼を出すお店があったり、ライブハウスがあったりして、時々行っていたのですが。
カレーを食べにばっかり行っていたので、お茶屋さん?(輸入乾物屋さん?)とは気づきませんでした

今日は、本当は名古屋に行く予定だったのですが。
娘が早朝から、下痢・嘔吐・・・ 

まあ。チャイでも飲んで。のんびりします
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寝たきり婆ぁの笑える家族

2009年03月24日 | 読書
お義母さんの調子が悪くなり、入院するまでの間の1ヶ月。
私がした事と言えば、週末に訪問して、掃除と洗濯と、好みのものを調理する事と。
最後の最後で、お風呂の介助とトイレの介助を2回しただけだった。

食事も一口二口。トイレもやっと。
当初は、脱水のための入院で、数日・・・という話だったので。

義父や義弟夫婦を説得し、介護保険の申請に同行し。退院までに体制を整えようとしたのだけれど。
そのまま、お義母さんは、戻ってはこられなかった。

だから、私には、「介護をした」という経験はないし。
長く支え続けている御家族や。
介護される事を、受け止め続けなくてはならない御本人の、本当の苦労はわからない。

誰だって、いつまでも元気で。自分の事は自分でやれて。自分の選んだ人生を歩いていたいにきまってる。
病気・事故・加齢で、それが「ままならなく」なること。
大切な人の介護で、今までの自分の生活と、折り合いがつかず、悩んでしまう家族。

そんな方に。読んでいただいたら、少し、気持ちが楽になるかな・・・と思う本がこちら。

「寝たきり婆ぁの笑える家族  門野晴子 著 講談社文庫 680円+税」

NHK連続テレビ小説「天うらら」の原案となった本です。

著者の門野さんはノンフィクション作家で。
常に、日常の生活の中の問題に、真摯に関わってこられた方。

そんな門野さん。旧家に嫁ぎ、イエ制度の疑問を感じながら嫁を務めてきたが。
姑が急逝されたあと舅(元気なのだが、何もしない)の世話に愛想がつき。
離婚して、舅やダンナの世話から逃れた・・・と思ったら。
元舅が転がり込んできた・・・
「元舅」との、初めは、不自然な。不思議な家族が。だんだんと、お互いに分かち合える存在になっていく。

そして、今度は、自分の「実の母」の介護をする事になった。←ここから、話は始まる。
この前作の「寝たきり婆ぁ猛語録」もあわせて読んでいただくと、「実母」の「猛者」ぶりがわかります。

身体が動かない・・・けれど、口だけは達者で、「親が子を見るのはあたりまえ!」と豪語する母との、介護生活。

大喧嘩をくりかえしつつも、賑やかに、家族の絆を深めていきます。

よく、「実の母だから、そんな風に看れる」と言われるそうですが。
肉親だからこそ、許せない事や、感情のモツレがある。

・・・どちらが「楽」という事は、こと介護には、ないのだと思います・・・

門野さんの介護生活のスゴイ所は、虚弱の母を抱えながらも、他の兄弟姉妹や子ども達を楽しく巻き込み。ヘルパーさんにも頼む所は頼み。時には、近隣の子どもさんを預かったりしながら、賑やかな生活を作り上げた事。

その中で。家族に年寄りがいる風景・・・というのは、孫やひ孫・・・子ども達にとっても、とても情緒的で緩やかな居場所になる・・・という事にも、気づかれています。

もっとも。美しい話の方は、ほんのわずか。
介護は美談ではありません。美談にしてもいけないと思う。

イエ制度にも一家言。「扶養義務」があるのは「血族」なので。
「嫁」が看てあたりまえ・・・の常識には、「ちょっとまったぁ!」

今の、日本の国の。「自己責任」と、エライ人が決めてしまった貧しい介護保険制度の問題も、よくわかります。

いずれ、だれもが、いく道です。

今、介護されている方は、気持ちの整理をつけるのに、参考になると思いますし。
先々、介護しなくてはいけない方にも、一つのモデルになると思います。

門野さん。豪快な文章で、「この婆ぁ!」とか毒つきながらも。根っこに深い愛情があるのが感じられて、清々しい感じもしました。
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俺ルール

2009年03月22日 | 読書
短大から大学に編入し。
卒業と資格取得の為の単位を取るのに必死だった3年と4年。
それだけでも大変なのに、何を考えたか、私は、かなりの人気教授のゼミに志願した。

倍率もすごく。論文で選考されたのだが、その時、私がこの教授に求めていたのは、「わかる」とは、どういうことか知りたい・・・という事だった。

「成長」の過程の中で。人は、どのように「物事」を「認識」していくのか。
そもそも、「わかる」って、どういうコトなのだろう・・・。

その視点が面白い・・・とゼミに入れてもらったのはいいが。

編入のギャップは大きく、基礎知識のない私は、他のゼミ生達が「何をしゃべっているのか、まったく理解できない」日々が続き
そこで「奮起」すればよかったものの、生活費を稼ぐ必要もありバイトにかまけ
結局、いくつかの心理療法を、さらっと学んだだけで、不完全燃焼に終わってしまった。
・・・ちなみに、心理学科ではないので、この知識は「一般教養」に気持ち上乗せした程度のものです・・・。

幼い頃。あんなに遠いと思っていた道のりが。あんなに大きいと思っていた歩道橋が。長く長く感じられた夏の日が。
今は、まったく違って感じられるのは、どうしてだろう。
身体の大きさだけじゃ・・・ない気がする。

「俺ルール ニキ・リンコ著 花風社 1600円+税」

著者のニキ・リンコさんは、幼い頃から周囲との違和感を感じながら育ち、30代になってアスペルガー症候群(知的面・言語面での遅れを伴わない自閉症スペクトラム)と診断された。翻訳・執筆・講演活動を通じて、自閉の内側を語る活動をされている。

この本を読むと、広義の「自閉」の方が、自分をとりまく世界や刺激を、どのように感じ、認識しているかが、想像できる。

著書の中で、ご本人もおっしゃっているが、これが「自閉」の感じ方の、すべてではないし。「彼女の感じ方」なのだろうけれど。

その「根っこ」に、共通点があるのだと思う。

「自閉」の方は、情報の整理が得意ではないという事。
「経験」と「経験」をつなげたり、カテゴリーで「推測する」というコトが難しい。すべてのことが「初回」という感覚。
いったん、インプットされてしまうと、そこからは容易に抜けれないし、抜けれたとしても、莫大なエネルギーを費やして疲れてしまう・・・という。

「花壇の水やり当番になる」
「雨が降っていても、花壇に水をやり、怒られる」
「怒られたので、雨の日は、水をやらなくていいと思う」
「雨の日。教室の鉢植えの水遣り当番はしなくてもいいと思う」
・・・サボった・・・と怒られ、混乱する。

経験の「積み重ね」からの「推測」が難しい・・・この事を、自分が把握したり、他者に理解をしてもらうまで、確かに「生きにくい」事が、たくさんあっただろうな。

ご本人は真剣なのだが、エピソードは、可愛らしいイラストもあって、ふふっと笑ってしまうように描かれている。

「自閉」の方と接する機会のある方は、一度、読まれるといいだろうな。

最近は、「わかる」ってどういうこと?の疑問の他。
「忘れちゃう」ってことも不思議だし・・・まぁ、脳細胞が死んでるからと言われりゃ、そうだけど。
認知症の方々とお話をする機会が多いのだけど。
たくさん忘れちゃうけど、とっても素敵な方もいるし。
そんなに忘れちゃわないけど、見事?な意地悪な方もいて。
いろんなことをそぎ落とした時の「人」の雰囲気が、どうしてそうなってくのかな~なんて、漠然と思う。

「いろんな考え方や、感じ方がある」・・・あたりまえ・・・のようでいて。
やっぱり、あんまり、わかっていなかったなぁ・・・と思える一冊でした。
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源氏の香り

2009年03月20日 | おでかけ
娘と磐田市の「香りの博物館」に行ってきました

水仙のモイストポプリ以来、「和」の香りに馴染みができ…。

「源氏の香り」というテーマに惹かれて、覗いてみました。

お香といえば・・・中学生の頃。コバルト文庫で「丘の家のミッキー」という小説?があり。その中で、主人公の女の子が憧れる・・・というか、恋仲になる彼氏が「香道の家元」という設定で描かれており。その描写で、なんとなく馴染みがあるのです。・・・物語が思ったより長引き、本を集めだしたはいいけれど、止めるに止めれず小遣いを圧迫したので、より強烈に記憶が・・・

「雅」な世界です

展示では、香りの歴史や、原料の香りを聞けるコーナーがあり。
初めて、「香る貝」をクンクン・・・ほのかに甘い香りがしました。

香木や、貴族が衣に香りを焚きこめる道具などが展示されていて。
「梅花」「荷葉」「侍従」「菊花」「落葉」「黒方」という六つの練り香・・・こちらは見るだけでしたが・・・と、その製法が載っている「薫集類抄」の写しが展示されていました。

源氏物語とのエピソードでは。
「匂宮」の「匂い」は、赤く色が映えて見える様を表し、より「積極的」な意味。
「薫宮」の「薫」は、ほのかに香る・・・という意味で「静」を表しているとのこと。

「追い風」・・・という言葉が、折々に使われていますが。
衣類に焚き染めた香りが、その人が去ってしまった後も、そこに残る様子を表す「言葉」だそうで。

豊かだなぁ・・・

そりゃ。「王朝時代、お風呂もそうそう入れないし。髪の毛だって洗えないし。服だって、毎日洗濯ってわけにはいかないからさ、香くらい焚きこめとかないと、臭いでしょ」・・・なんて、実用的な部分もあるかと思いますし
「一般ピープルの苦しみはどうよ」って思いもよぎりますが

季節にあわせて衣を選び。香を炊き込め。言葉を楽しみ。
自然の中から、それだけの物を作り上げ、文化にまで花開かせた時代。
源氏の世界のリアリティが、香りにのって感じられます。

「雅」です

写真は江戸時代にうまれた「香遊び」の「源氏香」の「香図」です。
香を出す順番が記されているようです・・・よくわかりませんでしたけど
娘が、一番、これに反応してました
娘的に、形が面白いのだそうです。
香図のデザインをあしらった櫛などもありました

小さな博物館ですが、ゆっくり楽しめました
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楽しい悩み

2009年03月18日 | ちっちゃな畑
小さな畑再開に向けて、楽しい悩みが山積みです。
種の袋を並べて、裏書きの栽培ポイントを読みつつ。
もう何枚目かの書き付けです

何をどこに植えようか。種や苗を、いつ、どのくらい買おうか。花の色は。土地との相性は・・・なんてアレコレ。
「うーん。これが育ったら、何作ろう」などの空想が始まり。
その後、バラや果樹園まで夢が膨らみ・・・妄想の域ですな

・・・ふっと気づくと、ありゃりゃ・・・こんな時間・・・なんてこともシバシバ

至福の一時です


さて。夢を現実にすべきの第一歩。

先日、あばれはっちゃく(ダンナ)を引き連れて、今年開園したばかりの農園で借りた「我が家の畑」に向かいました。
着いてびっくり・・・。
まだ、中央に、水が溜まっている・・・

まずは、溝を切るのですが。
畑の中央部が低いらしく、クワを入れたら・・・ぐちゃ・・・灰色の固まりが。

「あ~。この音、聞いたことある。農業小学校で、あぜ道を塗った時の音だぁ」

あぜ道・・・

あぜ道・・・って ここは畑だよ~。
しかも、植えたいのは、ハーブなんですけど・・・

盛られた土は、建設残土なのか。コンクリート片やら石がゴロゴロ・・・

これは・・・長期戦覚悟です

なんとか溝を切り。大きな石を拾いつつざっと耕しました。

さて。今度は、溝きりしたので、もう少ししたら水が引くと思うので。
5個に区切ったエリア・・・一つずつを、石灰は腐葉土や堆肥を入れつつ、もう一度、丹念に耕さなくっちゃ・・・

それでも。「地面」ですから。可愛がってあげれば、元気を取り戻すでしょう
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