直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
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霧吹きの口

2018年02月16日 | ちょこのひとかけ


きめの細かい霧が出る霧吹きを家の中で探していました。

ひとつ見つけたものにはエタノールを入れ、
あまりよくない霧吹きに重曹汁を入れてみましたが、
霧吹き性能で掃除のしやすさがまったく違います。

エタノールのはうまく霧になって薄く広範囲にかかるため拭くのも楽ですが、
重曹のはどちらかといえば水鉄砲のように勢いよく、
狭い範囲に飛んでいくため、跳ね返りが顔にかかることもあるし、
あたった部分がすぐにしずくになって回りがびちゃびちゃになるので
どうにもやりにくくてたまりません。

この違いはなんなのかと、霧吹きの口を見てみたら、
きれいに出るほうは小さな穴だけが開いていて、
変に出るほうは口の前に、指輪の石を保持するような変な爪がついていました。
これにぶつかって霧が集まり、大きな水滴になってしまうのかもしれません。

しばらく使っていたものの、やっぱりどうにも使いづらく、
家の中の霧吹きをひたすら探します。
その中で、使えそうなものを二つ発見しました。
どちらもよくわからない汁が多少残っています。
拭き掃除専用だとか、手垢落としだとかそんな名前がついています。

一応ネットで見てみたら、どっちも洗剤らしいので、
ただ捨てるよりも掃除に使って捨てようと思いました。
そこで、ガス台のそばにあった、ネトネトの金属板を洗ってみることにします。

エタノールを使いたいところですがそんなことも言っていられないので
よくわからない洗剤をよくかけ、スクレイパーで大きなものを落とし、
金属ブラシでさらに汚れを落としていきます。

つかんでいる片手は握りすぎでがくがくし、
こする片手は動かしすぎで肩に響きそうな疲れです。
でもようやく一本の残りを使いきったのでそこでやめると、
二時間が経っていました。

そこから霧吹きの容器を洗い、重曹汁をそれに入れ替え使ってみると、
それなりにきれいに霧が出たのでちょっと満足しました。


そして次の日。
残ったもう一本のよくわからない洗剤を使うために、
ガス台を囲う板の掃除をしてみることにします。

大きかったのと、お湯が使いやすいのと、
毒性がよくわからない洗剤が周りに散るのとの理由で、
お風呂場にもって行き、謎洗剤をよくかけたのち、
スクレイパーで大きい汚れをかきおとしていきます。

それなりに落としたらお湯で流して、もう一度謎洗剤。
この謎洗剤の霧吹きは、きれいな霧が出る上に、
傾けても止まったりしません。

その後に重曹汁を入れた霧吹きをかけていたら、
傾けたところでスカスカとした手ごたえになり、
霧が出なくなっていらいらしました。

そこで謎洗剤を使い切った容器を洗い、
重曹を煮て炭酸塩汁を作り、冷やし、元謎洗剤の容器に入れ、
掃除を再開しました。

すると、炭酸塩汁はきれいな霧になり、汚れに広がって、
金属ブラシで落としやすくなりました。

金属板の油汚れは、右・左・正面のおもてとうらで6面。
一応素手で触れるくらいになるまでに2時間かかりました。

正直やりながら思ったのは、お風呂場じゃなくて
台所のシンクをふさいで、お湯と重曹に浸して洗えばよかったということ。
とりあえず、跳ねて有害そうな謎洗剤を使うためにも
お風呂場を選びましたが、やっぱり掃除の手間を考えるなら
お湯に浸すべきでした。

でも、まあ。これで年末あたりからやっているガス台周りの掃除は
これで完了したと言えるので、すっきりしました。
あとはガス台上の換気扇フードも気になりますが……
吹いた霧が周りに飛び散ることを考えると、
炭酸塩汁よりもかってに乾いて消えるエタノールを使いたいところです。

掃除のことを考えると、やっぱり霧吹きは、霧がきれいに出るものが
使用にストレスがなくて使うのに楽だとわかりました。
穴ひとつの霧吹きでも、いい霧が出るのと悪い霧が出るのは
どこらへんの構造によるものなのかはよくわかりません。
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