FM802論

☆FM802の話題を中心に、FM放送に関して
書きつづったBLOGです☆

急な欠席

2006-02-28 19:56:33 | Weblog
きのう2/28(月)のソニックスタイルは突然、マーキーさんが休んでしまった。
なんでも、その日の夕方にマーキーの体調不良で欠席が決まったらしい。

それを前番組“プライムヒッツ802”で聞いてちょっぴり驚いた。
そして、“今日は吉村昌広君がやります。緊張してる様子です”って
いうのを聞いて驚いた。

吉村昌広、といえば、おととし秋に九州から802へやってきたDJで、
現在までは深夜枠で頑張っているのですが、声のよさとブラックミュージック
への造詣の深さがヘビーリスナーの間で注目されている若手です。

急に決まった代打出演で、しかも看板DJのひとりがやってる番組って
ことで、きっといろいろ大変だったんじゃないですかね?

でも僕は、“吉村さんなら何とかなるだろう”と見てました。
何とかするのが無理そうなDJなら、局サイドもやれとは言わないはず(笑)

その夜、2時間の放送を聴かせてもらったのですが、とくに問題なく
こなせていました。
僕としてもひとまず安心した。
吉村さん、ほんとうにお疲れさまでした。
今回が代打DJは2回目だったけど、この夜の出来なら代打での出番が
きっと増えますよ(笑)

今夜はマーキーさん、元気になってるかな?






ナニワサリバンショー、とてもステキなショー

2006-02-26 21:31:41 | Weblog
僕はきのう夜に大阪城ホールで行なわれた、FM802主催のライブイベント
“ナニワサリバンショー”を観に行った。
いやぁ、最高に楽しめたね。素敵な一夜でした

 → 詳しくはこちらを ←

このショーは今回で3回目。
前回、おととしにあったときにも行きたかったけど、その時は仕事が
入っていて行けなかったので今回が初参加でした。

夜6時開始で10時半まで、なんと4時間半、休憩時間なしで行なわれた
このイベント。
グループ魂(実は僕はこのグループについての予備知識はほとんどなかった
のだが)が奇抜なパフォーマンスで会場を煽ったり、斉藤和義・BEGIN・
矢野顕子といった中堅・ベテランはじっくりと聴かせてくれた。

そしてなんといってもこのライブの主役・忌野清志郎の、54歳という
年齢を感じさせないパワフルで元気なパフォーマンスを見せてくれた。
歌以外にもギター、フルート、ハーモニカ演奏とフル回転。

演出も、メインステージとサブステージの2つが用意されて出演者がサブの
ほうへ出入するときは客席の間の通路を通っていったり、清志郎さんが
“ジャンプ”を歌ったときは赤・青・黄色・緑・・・とたくさんの色の
巨大な風船が客席内へ飛ばされたりとか実に巧みだった。

エンディング近くでは、会場全体で“雨上がりの夜空に”の大合唱に
なっていた。
もちろん、オレも一緒に歌ったさ(笑)
なんとも壮大で見事なロックショーだった。  
実にいいものを見ることが出来た。
時間の長さを感じさせなかった。
またそのうち、“ナニサリリターンズ”とか銘打ってやってほしいものです。

こういうイベントができるのは、やっぱり802だからこそだ。
FM802というFM放送局のパワーのすごさを、改めて実感した一夜でした。

関西以外の方で、もし興味をお持ちになった方は4月にNHK-BS2で放送予定
なのでご覧になってみてもいいかも。


なぜ802は一人勝ちできるのか?

2006-02-23 11:43:37 | Weblog
ここ数年関西のFMは、FM802という局への一極集中の流れが止まらない。
それはどうしてなんだろう?
なぜ関西の他局は802の一人勝ちを許してしまうことになったのでしょう?
関東や名古屋では、こういった特定の局に人気が集中するということは
ないのですが。

それはひとえに、“進取の気風”の差によるところが大きいのではないかな
って思う。

802という局は他局が思いつかなかったこと、新しいことに取り組む姿勢が
旺盛で、かつ成功させてきた。
ヘビーローテーション制度という、アメリカのFM局のやり方を日本で
初めて取り入れ、紹介したのは802だった。

音楽のみならず、芸術の面でも新しいアーチストの発掘に取り組んだ
のも802が最初と思われる。

インターネットの時代がやってくると、各番組にBBSを用意してDJやリスナー
からのメッセージを書き込めるようにし、スタッフ、DJ、リスナーが
双方向で同時に共有できるスペースをつくるなど、インターネットの
普及にもいち早く対応した。
ちなみにこういったBBSは、なにかと手間もかかるようなので他局では
ほとんど導入していません。

そういった、開局当時から一貫して持ってる“進取の気風”が、他局とは
かなり違う先進性を生み、だからこそ802は関西FMの盟主的存在と
自他ともに認める位置に君臨できたのではないでしょうか?
それが今のような結果につながったんだと思います。


802圧倒的優勢の陰で②

2005-09-06 22:00:16 | Weblog
Kiss-FMのみならず、FM大阪も近年はパワーダウンが著しい。

この局は1970年に開局した、関西で一番長い歴史を持つ民放FM局です。
1989年のFM802開局までのおよそ20年は、関西唯一の民放FM局でした。

しかし、802が開局すると瞬く間に関西で人気が沸騰し、FM大阪は大幅にリスナーを
奪われました。

FM大阪としては当然、黙っているわけがなく、巻き返しへ向けて次々に策を打ち出し
ていった。
そして、1996年ごろには聴取率で802との差をわずかなところまで詰めた。
しばらくはこの状態が続いたのですが・・・

残念ながらそれも長続きはしなかった。
2002年に局舎を移転するにあたって、それまで好評だった番組作りの路線をあえて
捨てて、心機一転を図ったのが裏目に出て、再び802との聴取率(=人気)の差が開き
はじめた。

そこで、今年の春には再び路線変更を行ない、“大人のFM局”を目指すとのことで
大幅な改編をおこなったのですが、これが、

なんぼなんでもこれはアカンやろ!?

って素人目にもわかるようなトンチンカンな内容で、その結果、今さらにリスナーの数
を減らしています・・・

FM大阪はねぇ、ところどころで田舎のFM局同然の、センスのないことをやっちゃう詰めの
甘さが目立つから、それがいけないと思う。

802圧倒的優勢の陰で

2005-09-05 10:34:54 | Weblog
前、“今後も関西FMの802圧倒的優勢はまだまだ続きそう・・・”と書いたのですが、
関西では他地方と異なりFM局のシェアが偏る傾向が続いています。

特にここ1~2年その傾向が進みつつあります。
というのも、2つのFM局がパワーをなくしてしまい、低迷モードに入ってしまったから
です。

まずは神戸にあるKiss-FMがおかしくなった。

この局の大株主はダイエーなのですが、最近のダイエーの経営危機の影響で資金の
提供が充分でなくなったようです。

地元の経済界とのコミュニケーションもうまくいっていなくて、そのため地元の支援
もあまり得られていません。

そのため局の経営が傾き始めました。

そこでおととしの春に、それまでほぼ100%の番組を自前で作っていたのをやめて、
TOKYO-FMのネットワークに入り6割方の番組をネット番組に切り替えました。

そうすれば番組制作費を減らせる上に、TOKYO-FMから“ネット保証料”なるお金が
もらえるし、ネット番組が番組スポンサー付きで来るのでそのCM料が確実に入る
からです。

ところがこれがリスナーの猛反発を招いた。

この局は神戸市でも主に長田区・須磨区・垂水区などの西部や、兵庫県の西部(播州
地方)や北部(但馬地方)で熱心なリスナーは少なくなかったのですが、この路線変更
で大幅にリスナーを減らした。

今では他局の電波状況のよくない、兵庫県の西部(播州地方)や北部(但馬地方)の
リスナーが頼りという状態になってるようです・・・




Happy fun radioから

2005-08-30 22:46:13 | Weblog
FM802の朝10時~昼1時の番組で“ハッピーファンレディオ”というのがある。
この番組、先々週(少し古いネタでゴメン)はレギュラーDJが夏休みのため、代わりに
今後の802の中軸になっていくことがほぼ確実な若手メンバーばかりが出ていた。
その中でも、

水曜を担当した西田新くんがものすごくよかった!

安定度バツグンで実に聴きやすかった。
それにしても新くんは今年に入ってから、ものすごい急成長ぶりだ☆
ビックリする。
新くんはほんとに脂が乗ってきました。

月・火のカトマキこと加藤真樹子も、“なんだかよくわからないけど、聞いてて
何となく楽しくなる放送”でだいぶよかった。
ひとつの“カトマキ節”が作り上げられつつあるなと思った。
カトマキも確実に伸びている。
早朝枠はもう卒業して大丈夫。

木曜を担当した大抜卓人くん、彼も802の中で今伸び盛りなんだけど、今回は洋楽を
多目に曲をかけてた。
ふだんのレギュラーが洋楽あんまりかけれない番組ばかりだから、ここで洋楽をかけて
みたのかな?

802は去年ぐらいからいい若手が続々と出てき始めている。
これなら、今後も関西FMの802圧倒的優勢はまだまだ続きそう・・・

FM802こぼれ話

2005-08-21 17:17:09 | Weblog

前回触れた“FM802”という放送局について、今日もいくつか書いていきます。

局名の名付け親は、この局の大株主であるサントリーの大経営者、佐治敬三。
“はちまるに”という、ゼロをまると読む数字の読み方は、実はかつての日本海軍での
読み方だそうだ。

大株主としてはサントリー以外に、産経新聞やニッポン放送があります。

関西のFM局では圧倒的なシェアを取っていて、大阪では他にFM大阪というTOKYO-FM
系列の局があるのですが、それに対して2~2.5倍もの聴取率の差をつけつづけている。
AM局とも大阪地区のラジオ聴取率トップの座を争っています。

これは他の地方には見られない現象で、関東では主にTOKYO-FM、J-WAVE、NACK5と
いった局が聴かれているそうですが、これほど特定の局にシェアが偏るということは
ないそうですし、名古屋のZIP-FMとFM愛知にしてもそうです。

イメージ戦略の巧みさやイベント展開の多彩さ、行動力の強さなど他局にない独特な
面をいろいろ持ってるのはたしかです。

この前もフジテレビ系の日曜夜のEZ-TVという番組で、この局が主宰する、イラスト
レーターなどの芸術アーティストの発掘プロジェクトが紹介されていました。
ご覧になった方はいますか?

それでは、きょうはこのへんで・・・


FMラジオについて語ってみようか。

2005-08-18 19:11:45 | Weblog
ずいぶん久しぶりのBLOG投稿になります。

さて、今回からは趣きを変えまして、FMラジオについてのテーマを中心にBLOGを作って
いくことにしました。

僕は関西在住なので、FM放送局はいろいろ聞くことが出来ます。
その中でも一番よく聴いているのはFM802。

関西に住んでるヒトならご存知のヒトも多いかと思うけど、この局は1989(平成元)年に
開局して、たちまち関西No1のFM局になっただけでなく、老舗AM局とも聴取率トップの
座を争っているというFM局なのです。

この局はとにかく、リスナー心理をつかむのが上手。
僕も開局当時に何回か聞いて、

“こんなラジオを求めてたんだ!”

って本能的にビビビッと思っちゃって(笑)それからは聞きつづけています。
局主催のイベントも多彩だし。
関西人の心情を一番多く映したFM局じゃないでしょうかね?