栃木県都賀町のイチゴ農園「長苺園」が昨年12月、「不作で仕事がなくなった」との理由で中国人実習生5人を解雇し無りやり帰国させようとしたところ、「栃園会事業協同組合」に加入する長苺園などイチゴ農家7軒の実習生計15人が逃げ出し、逆に、過去3年の未払い賃金として計約5225万円分の支払いを求めるトラブルになっている。
実習生はこれに対して「日本は人権の国だと思っていたが違った」などとコメントしているようであるが、仕事がなければ解雇されるというのは人権理論によるものではなく経営理論によるものであり、日本が人権を尊重する国家であろうとも経営者として余剰人員を抱えられなくなれば解雇するのは当然のことで、そんな言い分が通用するのならば日本に自ら選択したのではない失業者がいることはおかしいということになる。
各農園が県が定めた最低賃金を下回る残業代しか支払っていなかったというのは当然問題とされてしかるべきであろうし、それを要求するというのは正当な権利であるといえるかもしれないが、「奴隷のように扱われ、見下されている気がずっとしていた」などと、雇用主と作業者の立場を考慮しない考え方や、事実かどうかもわからない感想だけで印象操作をしようとする彼らの言い分をそのまま受け入れるのには抵抗がある。
もしかすると、それは中国人実習生の立場に立ったこの記事を書いたのが毎日新聞であることや、個人的に中国人の性質に不信感を抱いていることに起因しているのかもしれないが、それでも仕事がなくなったから解雇されたのは人権問題であるとか、実習生が個人の主観で見下されている気がしていたというのは、訴えに対してマイナスの印象しか受けることができない。
もしも日本人が正規雇用ではない職場で、仕事がなくなったことを理由に突然解雇を通告されたとして、それを人権問題とか騒ぎ立てるだろうか。
農園側にはかれら実習生を手厚く保護してやる義務はなく、解雇の理由としては違法なものではないといえ、農園側の問題として挙げられるのは残業代に関することくらい、実習生側は雇用を人権問題と捉えていることが問題であると思われる。
しいて言えば、安い労働力として中国人実習生を入れるのではなく、多少割高でも日本人バイトを雇っていれば、少なくとも人権がどうとか言われることもなく、また訴訟を起こされることもなかったであろうに。
実習生はこれに対して「日本は人権の国だと思っていたが違った」などとコメントしているようであるが、仕事がなければ解雇されるというのは人権理論によるものではなく経営理論によるものであり、日本が人権を尊重する国家であろうとも経営者として余剰人員を抱えられなくなれば解雇するのは当然のことで、そんな言い分が通用するのならば日本に自ら選択したのではない失業者がいることはおかしいということになる。
各農園が県が定めた最低賃金を下回る残業代しか支払っていなかったというのは当然問題とされてしかるべきであろうし、それを要求するというのは正当な権利であるといえるかもしれないが、「奴隷のように扱われ、見下されている気がずっとしていた」などと、雇用主と作業者の立場を考慮しない考え方や、事実かどうかもわからない感想だけで印象操作をしようとする彼らの言い分をそのまま受け入れるのには抵抗がある。
もしかすると、それは中国人実習生の立場に立ったこの記事を書いたのが毎日新聞であることや、個人的に中国人の性質に不信感を抱いていることに起因しているのかもしれないが、それでも仕事がなくなったから解雇されたのは人権問題であるとか、実習生が個人の主観で見下されている気がしていたというのは、訴えに対してマイナスの印象しか受けることができない。
もしも日本人が正規雇用ではない職場で、仕事がなくなったことを理由に突然解雇を通告されたとして、それを人権問題とか騒ぎ立てるだろうか。
農園側にはかれら実習生を手厚く保護してやる義務はなく、解雇の理由としては違法なものではないといえ、農園側の問題として挙げられるのは残業代に関することくらい、実習生側は雇用を人権問題と捉えていることが問題であると思われる。
しいて言えば、安い労働力として中国人実習生を入れるのではなく、多少割高でも日本人バイトを雇っていれば、少なくとも人権がどうとか言われることもなく、また訴訟を起こされることもなかったであろうに。