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もの書き、ガムランたたき、人形遣いUME-Pの日記

張り紙

2016年11月07日 | 大学

 現在の大学は構内の張り紙は一切禁止で、指定された掲示板に大学の許可の印をもらったもの以外を貼ることのできないシステムになっている。だから当然のごとく、学内に張り紙が一切ない「壁が美しい大学」である。お客さんはみな「きれいな大学ですね」と言ってくれる。確かにきれいである。これは間違いないが、僕には少々物足りない気もする。
 しかし考えてもみれば、東京大学にしても京都大学にしても、大学の壁は張り紙でいっぱいであり、時々は懐かしい立て看板文字のチラシまである。はがしたあとに再び貼ることを繰り返しているから壁の表面はガタガタだ。前にいた大学も、音楽棟の階段の壁という壁にはチラシが張り付けられていたし、そんな風景こそが大学だと思っていたのである。
 ところで、わが大学も大学祭の期間だけは壁が掲示板になる。もちろん学生会の印をもらっていないチラシを貼ることはできない(なかなか厳しい)のだが、それにしてもやっと2日間だけは大学らしい壁になるのだ。とくに僕が好きなのは、蛍光灯に不気味な感じで照らされたチラシだ。蛍光灯もあと10年もすればLEDに代わるだろうし、こんな光景もいづれは見れなくなるのかもしれない。

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