Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

わさび漬け発祥の地

2016年09月24日 | 浜松・静岡

 静岡にある駿府城の周辺の商人が、200余年前にわさび漬けを日本で最初に作ったことを読者の皆さんはご存知ですか?私はそのことをこのモニュメントを見てはじめて知りました。わさび漬けは、明治22年に開業した東海道線の静岡駅で売られるようになり、それが徐々に全国に広がっていったそうです。鉄道の力ですね。さらにわさびを日本で最初に栽培したのは、安部川の上流だったそうです。今から400年ほど前のお話し。
 私、実はわさび漬けが大好きです。わさびと酒粕だけの素朴なものも好きですが、ちょっとお洒落に「数の子」が入っているわさび漬けもお気に入り。お酒をあまり飲まなくなったので「つまみ」にはなりませんが、ご飯のおかずに最適です。
 今回のように、ちょっとした街歩きをするといろいろなことを知ることができます。知らない街にきて、旅行ガイドを見ながら目的地へまっすぐ向かうという旅も悪くありません。でも目的もなく、なんとなく街を歩く「旅」も大切だと思うのです。旅行ガイドを持って出かける旅は、ガイドの記事や写真の「確認」の旅。目的のない旅は「発見」の旅なんですね。時間さえあれば、ぼくは後者の旅をお勧めします。無計画という計画の旅。