山に癒されて…♪

人との付き合いは超苦手な不器用人間
チョッとタイトル変更して徒然日記綴ります
(内容は殆ど変りません…)汗

雨の八ヶ岳と 晴れた空 硫黄岳

2016年10月18日 | 山登り 甲信越  八ヶ岳 蓼科
2016年10月9日~10日 赤岳鉱泉BC 横岳~硫黄岳周回






横岳からの続きです




横岳奥ノ院から 硫黄へ向かうこの下りが
横岳最大の難所と言えるのかもしれません



  奥の院から硫黄岳と台座ノ頭を望む  岩の急な下りから始まります

横岳からの硫黄岳へのルート





奥の院からカニの立てバイ、カニの横バイが見えます
そこを 数名の登山者が取り付いているようです


私たちも 垂直に見える その壁に向かって
下っていく事にします 



その後、岩棚のトラバースが続き
ナイフリッジを野辺山側に乗越していく事に…


おぉ~
武者震いが起こります






 無雪期用鉄橋  ハシゴの看板 

冬季用ハシゴ
 



無雪期用の梯子は 冬には埋まってしまうため
尾根伝いに 冬季用の梯子を使います

今の季節は 込み具合によって
使い分けをされるのでしょうか?

今回は…登りの人が無雪期の方を使い
下りの人が冬季用の梯子を使っておりました



 蟹の立てバイ  蟹の横バイ 



蟹の立てバイは 傾斜は50度、高さは3mほどで
ホールドもしっかりとしております

下にはテラスもあって 受け皿になってくれておりますので 
然程 怖くはありません
 
右手方向の岩棚をトラバースしますが
どちらかというと こちらの方が緊張しました♪



 再び稜線

大同心ルンゼ 左右に大同心(右)と小同心(左



奥の院からは 大同心ルンゼを挟んで立つ 
大同心・小同心を 眼下に見る事ができます

この大同心、小同心は 奥の院の守り手として 
したから見える姿も含めて そう呼ばれる様になったようです



 小同心


左の小同心は、右(北側)にある大同心を一回り小さくした感じですが、
ロッククライミングの世界では 冬の登攀に挑むクライマーが多いです

小同心クラックのチムニーを登るルートが知られています




 大同心 


小同心と相並んで聳え立つ大同心
横岳西壁の岩峰で その高低差150mを超え
威風堂々とした立派なものです

赤岳鉱泉から見える姿は 袈裟をまとった僧侶
読経している有難いお姿に見えますが
これが 呼び名の謂れになったともいわれます
ここもクライミングで有名な所です 

大同心雲稜ルートが主に登られています





岩質が脆いため 大体
登攀は冬季に限られていましたが 
近年 無雪期に挑む方もおられるとか…

…人それぞれです…






霜の降りる道


さて…ここからは 緊張する所はありません
核心部を通り過ぎると
心はハイキング気分です♪

大同心・小同心を見送り 更に稜線歩きを楽しみます



穏やかな日差しに 霜が反射して輝いています
日蔭には びっしりと霜柱が立ち
踏めばサクサクと冬の訪れを知らせる音がします


山も深みを増して
眠りにつく準備を始めているのでしょう…




 遮るもののない稜線 青がまぶしい…
 
台座の頭



岩のごろつく稜線から 広い赤錆色の砂礫に変わります。

正面に 海坊主の様な なだらかなピーク見えてきます 
そのピークが 台座ノ頭です



その周辺は 季節が季節ならば
お花畑として 人の目を楽しませてくれる名所です

八ケ岳において、
最大のコマクサの群落地が広がる所ですから…



その為 高山植物保護用の柵が張られており
その間を登山道が延びております



今は 冬籠りの準備のようで
茶けた山肌に包まれております







平坦で広い硫黄の山頂が近づいてきました
西側には大きく崩壊した斜面がみられます

台座ノ頭の肩から 硫黄岳へと延びる大ダルミには 
駒草神社が祀られ、硫黄岳山荘があります

台座の頭の付近から
その姿が見えますが、この風景もまた
どこぞのジプリの世界に紛れ込んだような錯覚に陥ります♪





硫黄岳山荘



硫黄岳全体が高山植物の豊富な所です
季節の良い時に来るのも楽しみの一つです♪



口笛は なぜ~
遠~くまで きこえ・る・の♪
あの雲は なぜ~
わた~しを まってるの♪

おし~えて やつが~だけ♪
おし~えて やつが~だけ♪
教えて~~♪ 硫黄の~お山さん~♪




かなり歳をとったハイジですが…



 硫黄岳山荘 営業中 

硫黄岳山荘で大休憩♪




大ダルミの山の喫茶店
営業中の看板に誘われて 小屋の中に導かれていきます



 裏に回った入口



小屋の横にある階段を下って
裏に回り込む感じで入り口があります


薄暗い小屋の中は とても暖かい
すでにストーブが焚かれており
汗で冷えた体には有難いご褒美です♪

ここでも ドリップ式のコーヒーを頂きます♪
至福の一時でした♪


 駒草神社 



無頓着な私…
身体ホクホクになってゆとりができたところで
再び 歩きださんと小屋を出た時
降りてきた階段の上に 
駒草神社が祀られていたことに気づきます



お参りが後回しになって…ごめんなさい…


ここでも、安全祈願を祈ります





中央アルプス 御嶽山




青い空と雲のコラボの芸術品
今日は無限の演出で空模様を楽しませてくれます

背景の空にアルプスのお山たちも賛同して
その美麗なる姿を覗かせてくれます

この景色を見ると
力が湧いてきます♪ もうひと頑張りです!






大ダルミ



広い 広い緩やかな斜面…
敷き詰められた石の上をホッチラと…

壮大なる尾根の道すがら ふと思う


ここにガスがかかれば 道を見失い
西側には切れた斜面が地獄まで…



そのため 間隔を置いて 背の高いケルンが
道案内をしてくれています




 ケルン

ケルン



鞍部からの上りは 見た目以上に斜度があり
硫黄山荘を出た勢いは 瞬く間に消え失せて
汗と共に 地面に吸い取られていきました…


こっちだよ~と道標のケルンさん
あなたもそこにずっと立って
風雨共に 耐え忍んでいるのですよね


私も頑張ります…
頑張ります…
頑張るぞ…

ガンバ…


緩やかだけど…本当は しんどいです



…と 


だんだん緩やかな斜面に変わると
地平線のような頂に 集まる人の山…




 硫黄岳頂上  東側の爆裂火口

硫黄岳 2760m





着いたのですね



着いたけど…

頂上の標識の遠い事…
中々 辿り着けません…


どこまで広いの 硫黄岳


だけど 山頂を歩いていると
解放感以上に解放された気分になります♪



やっほ~





 硫黄岳山頂にある雨量計跡 冬季の避難小屋にも…
 
振り返って 硫黄岳




硫黄の頂の西側の端にポツリと立つ小屋
避難小屋にも利用されているといいますが
雪積もると…隠れませんか?

風が強すぎて、雪も然程積もらないのでしょう


さて下山となると 後ろ髪惹かれる思いです
振り返ってみる硫黄岳
やはり… だだっ広い


晴れた日は本当に爽快な気分に…
これが一旦機嫌を損ねると…


山は色々な顔をお持ちです…



 標識の横から下る  落石に注意 一気に下りましょう♪




広い砂礫の尾根を一気に下って
白と赤のコントラストが印象に残る赤岩の頭まで下ります



 赤岩の頭

小休憩




次第に体が熱くなり 
着ていた雨具を ここで脱ぎます


丸二日間 ずっと着ていた雨具と離れます
身が軽く感じるのは 錯覚でしょうか?



座り込んで…一休憩

優しく吹く風が心地よく感じます♪





 この先は峰の松目へ…
 
 赤岳鉱泉へと下る分岐




以前はここからさらに稜線を進み 
峰の松目まで行きました 
それは、長い長い道のりだったイメージがあります

今回は ここで下っていく事にします



 





南八ヶ岳の面々を望みながら
ハイマツとダケカンバの樹林帯へと入って行きます



 →  →  →





樹林帯の合間から
大同心の姿が見えます


谷間の水量も昨日に比べると
少なく小さなせせらぎのようになっています

これは渡渉も安心です♪








シラビソの樹林帯
鬱蒼と茂った中に漏れる木漏れ日が優しく感じます







苔むした倒木がオブジェのように横たわり
神秘な雰囲気を醸し出しております




 樹林帯の先に見えるものは…

赤岳鉱泉





午前中に赤岳鉱泉に着く事が出来ました♪
帰りの渋滞を考えると
出来るだけ早く下ってしまいたいものです…


ですが…その前に ちょっと腹ごしらえ…♪


撤収してからだよ


すかさずチチに止められます


はいはい♪


ここまでくればしんどいのもどこ吹く風です♪


現金な奴…


呆れるチチ  そのチチと一緒に 
さっさと撤収をしてしまいます



 陽だまりの小屋




そして 念願の赤岳鉱泉のカレーライス
6種類のカレーがありました 辛さも色々

ビーフカレー2辛   タヒチカレー1辛 
マレーシアカレー4辛 パンジャブカレー5辛 
インドカレー2辛   ジャワ風カレー1辛





 チチは マイルドで家庭的なビーフカレーを頼み
 私は タヒチカレーに惹かれながらも ジャワ風カレーを頼みます



見た目は… 見分けがつきにくいのですが
味は 違います♪
美味しかった~


だけど…他の登山者は タヒチカレーを頼まれる方が多く…
これは 選択ミスをしてしまったのかと…
横目で人のカレーを見てしまいました




お腹を満たした所で 帰りましょう
ザックも身体も重くなったけれど 下山となると 
気にはなりません







さようなら 赤岳鉱泉♪
さようなら 横岳
さようなら 大同心・小同心

そして…
アイスキャンディーになるその日まで…





 いくつかの橋を渡ります
 
大同心



もう一度 お別れを言います

登り始めと打って変って
さわやかな秋晴れの下
軽やかに下って行く事ができます♪


 乾いた木の橋  滑りません♪  堰堤の水も静かです

堰堤広場




林道終点に着きました
ここからはのんびりと緩やかな林道歩きです


時間にして 30分弱ほどで美濃戸山荘に着きます





苔々林床


今日の苔むした森は
なんだか さわやかなイメージを受けます
流れる空気が囁く様に お別れを言います



またおいで…

また来るね…♪






美濃戸小屋



 


そして…無事駐車場に着きました


駐車場は 満車となっております


お天気が人を呼び寄せたのでしょうか♪
まだお山にいる方もおられるという事で
我が家は 道が混まないうちに 
サッサと帰路に着きました♪


途中 立寄りの湯 もみの湯に立寄り 汗を流すと
心地よい疲れが全身を襲い
助手席に座ったまま  
深い眠りの世界に堕ちていったのは…
言うまでもありませんでした





 

長い記事に 最後までお付き合い下さいまして
ありがとうございます♪






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6 コメント

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終わりよければすべてよし (J-Blue)
2016-10-19 08:35:41
前半は大変でしたが、後半に入り晴天に成り素晴らしい
展望が開け良かったですね。

ご褒美はカレーライス?
私も「もみの湯」は何回か行きました。

お疲れ様でした。
J-Blue様 こんばんわ♪ (nanekobi5963)
2016-10-19 23:13:56
本当に終わりよければ
すべて良し♪です
お山のご機嫌が良くて 愉しむ事が出来ました♪

ハイ♪ カレーライスもご褒美の一つです
お山でこんな贅沢をしていたら 罰が当たりそうですね(笑)

J-Blue様も もみの湯をご利用された事があるのですか?

いいお風呂で、疲れも取れました♪

コメントも残して下さり
優しいお言葉 本当にありがとうございます♪
Unknown (山ばか夫婦の山歩)
2016-10-20 11:07:23
お疲れ様でした。
難所の通過が天気に恵まれ良かったですね。
行者小屋には泊まったことはありますが、赤岳鉱泉は通過しました。
これからは雪で、きついかも・・・
山ばか夫婦の山歩様 (nanekobi5963)
2016-10-20 17:04:27
こんにちわ

ありがとうございます
疲れましたが とても楽しい山歩きでした

本当に難所の通過では お空の機嫌の良い事に
安堵いたしました♪

私は反対に 行者小屋に泊まった事がありません
雰囲気はいい所ですね

ただ…確かに 雪の日は辛いかもです…

まだ 少しの体力のあるうちに
厳冬期のと八ヶ岳…
登ってみたいのですが…


コメントをありがとうございます♪
こんばんは‼ (バボ)
2016-10-22 00:24:29
今回も一緒に歩いている気分で拝見させてもらいました‼

素晴らしい景色、素晴らしいルート、九州ではなかなか味わえないようなロケーションばかりで
ホントに羨ましいです。

いつの日にか歩いていたいですね~
バボ様 (nanekobi5963)
2016-10-22 07:45:48
おはようございます

>今回も一緒に歩いている気分で拝見させてもらいました‼

とても嬉しいお言葉に励まされます
何時も長編にお付きあ下さってありがとうございます

>いつの日にか歩いていたいですね~

ぜひぜひ♪来られて下さい♪

八ヶ岳は バボ様好みだと 私は思います
普段のバボ様の歩かれている九州のお山より 
断然歩きやすいと思いますよ♪

九州に比べると 標高こそ高い問題はありますが
その標高の高さで観る魅力と 整備された歩きやすさは とても楽しめると思います

ただ…個人的には 八ヶ岳は やはり冬に登るお山だと思ってしまいます…(^^)


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