先日、7月7日に、「認知症ケア管理指導士」という資格の試験を受けてきました。
母の現在の状態について、大げさにいえば、現在の医学では説明できないんだなということが、いろいろな書物や情報を読むにつけ、わかってまいりました。
母の見当識障害や記憶障害が、「脳梗塞→心臓の手術→脳出血」という経過を経てでていること、さらに、脳梗塞と診断される前の母が、統合失調症を患っていたと考えられることから、診断が難しいようです。
病名として、候補にあげられるとすれば、
・脳血管性認知症
・レビー小体性認知症
・高次脳機能障害
「認知症」であるのか、「高次脳機能障害」であるのか。
どちらにしても、正しく診断できるお医者さんは少ないようで。というより、病気としては新しい分野に入るようで、難しいみたいですね。母の行っている病院でも、病名の診断は避けているようで。
とりあえず、精神科の薬をもらって飲んでいる現在です。
で、在宅で母を看るにあたって、やっぱり知識がないと不安で、ネットでまずはいろいろ調べたら、最初に書いた「認知症ケア管理指導士」ってのが出てきて。資格を取りたいっていうよりも、家族に認知症の人がいる場合、いい勉強になるという評判を見て、テキストを買って読みました。
その他にも、家でできるリハビリ・マッサージの本とか、認知症を調べていくうちによく出てきた「コウノメソッド」の提唱者の本とかも読みました。
そして、『壊れた脳 生存する知』という本も読みました。この本を読まなければ、私は、母は種類はどうであれ、「認知症」になったのかなと思っていたと思います。でも、この本を読んで、母の脳は、脳梗塞と脳出血を経て、いろいろな機能を失ってしまったかもしれないけど、今、それを回復させようとがんばっているのではないか?との思いを抱くようになりました。
でも、「高次脳機能障害」と「認知症」の違いというのも、明確に線引きできるものではないようで。
何かに当てはまればどっちかに該当っていうような簡単な症状でもないらしく。現に、『壊れた脳 生存する知』の中で、認知症と高次脳機能障害との違いについては、「自分が誰であるかをわかっている」あどうか、ということが書いてあるだけで。
母は、自分が何をやってきた人間かをよく覚えているし、家族はもちろん、友人や親戚のことも覚えています。でも、ここ数年の記憶はすっぽり抜け落ちてしまっているようなんです。
これって、「自分が誰であるかをわかっている」状態なんでしょうか。どうなのかな。
って、答えは出ないんですが。
母は、最近は食欲がすごいです。すぐお腹すいた―って言って、たくさん食べます。
退院した頃は、あばら骨が浮き出ててすっごく痩せてしまっていて、心配していたのですが、退院してから本当によく食べます。
これも、高次脳機能障害だとすれば、「脳が機能回復のために栄養を欲しがっている」という説明にあてはまるのですが。ただ、母は精神病の薬も飲んでいるので、その副作用かもしれないんですよね。
なんか難しい。
まぁでも。こういう病気って、直面しなかったら深く知ることはなかったから。
知らないままじゃなくてよかった、よかったんだと、思ったりしています。
母の現在の状態について、大げさにいえば、現在の医学では説明できないんだなということが、いろいろな書物や情報を読むにつけ、わかってまいりました。
母の見当識障害や記憶障害が、「脳梗塞→心臓の手術→脳出血」という経過を経てでていること、さらに、脳梗塞と診断される前の母が、統合失調症を患っていたと考えられることから、診断が難しいようです。
病名として、候補にあげられるとすれば、
・脳血管性認知症
・レビー小体性認知症
・高次脳機能障害
「認知症」であるのか、「高次脳機能障害」であるのか。
どちらにしても、正しく診断できるお医者さんは少ないようで。というより、病気としては新しい分野に入るようで、難しいみたいですね。母の行っている病院でも、病名の診断は避けているようで。
とりあえず、精神科の薬をもらって飲んでいる現在です。
で、在宅で母を看るにあたって、やっぱり知識がないと不安で、ネットでまずはいろいろ調べたら、最初に書いた「認知症ケア管理指導士」ってのが出てきて。資格を取りたいっていうよりも、家族に認知症の人がいる場合、いい勉強になるという評判を見て、テキストを買って読みました。
その他にも、家でできるリハビリ・マッサージの本とか、認知症を調べていくうちによく出てきた「コウノメソッド」の提唱者の本とかも読みました。
そして、『壊れた脳 生存する知』という本も読みました。この本を読まなければ、私は、母は種類はどうであれ、「認知症」になったのかなと思っていたと思います。でも、この本を読んで、母の脳は、脳梗塞と脳出血を経て、いろいろな機能を失ってしまったかもしれないけど、今、それを回復させようとがんばっているのではないか?との思いを抱くようになりました。
でも、「高次脳機能障害」と「認知症」の違いというのも、明確に線引きできるものではないようで。
何かに当てはまればどっちかに該当っていうような簡単な症状でもないらしく。現に、『壊れた脳 生存する知』の中で、認知症と高次脳機能障害との違いについては、「自分が誰であるかをわかっている」あどうか、ということが書いてあるだけで。
母は、自分が何をやってきた人間かをよく覚えているし、家族はもちろん、友人や親戚のことも覚えています。でも、ここ数年の記憶はすっぽり抜け落ちてしまっているようなんです。
これって、「自分が誰であるかをわかっている」状態なんでしょうか。どうなのかな。
って、答えは出ないんですが。
母は、最近は食欲がすごいです。すぐお腹すいた―って言って、たくさん食べます。
退院した頃は、あばら骨が浮き出ててすっごく痩せてしまっていて、心配していたのですが、退院してから本当によく食べます。
これも、高次脳機能障害だとすれば、「脳が機能回復のために栄養を欲しがっている」という説明にあてはまるのですが。ただ、母は精神病の薬も飲んでいるので、その副作用かもしれないんですよね。
なんか難しい。
まぁでも。こういう病気って、直面しなかったら深く知ることはなかったから。
知らないままじゃなくてよかった、よかったんだと、思ったりしています。